山小屋は、何でも屋?
2023-06-15
一昨日は、登山道整備の今後をどうしてゆけば良いのか?少し話ししに来てくれと山の大先輩から言われて現状と私なりの展望的なものをレクチャーしに・・。
昨日は山奥の送電線巡視路点検業務を受けてくれないかとの話が来て、業者で作業内容の確認やら打合せやら・・。
どちらも本業とは少し外れているし、正直大きな収入になるモノではないのですが・・・。
登山道整備するには、どれだけ資金を集めても実際に現場で頑張れる人材が必要になってきます。
このページで、我々が登山道整備・災害復旧・山腹点検等の「山仕事」に携わって来た事を紹介してきました。
過酷な山仕事を頑張ってくれる仲間には、頑張った分の正当な対価! 黒部に行けば食べてゆける!って思ってもらわないと、人は集まらない・山も覚えられないのは当たり前ですが、重要なのはその都度知らない者同士で作業してもそれぞれの実力が解からなくては過酷で危険な作業は出来ない等々の問題が出て来ます。
継続的に山で頑張ってくれる信頼できる仲間に来てもらうための、本業ではない仕事を受けて来ました。
災害が発生して否応なしに作業に参加してきたのもあるのですが、危険な黒部で一人の事故者を出さずに作業を終わらせてきたのは、ある意味驚異的で発注者からみれば「チーム阿曽原」を信頼してくれる元になっているはずです。
(そういった意味では、少し胸を張ってもいいかも!って・・調子こいてスキが出来ると事故の元なのですが)
山中の現場まではもちろん歩きで向かわねばならず、重機が入る訳もなく簡易な道具で作業を進めても最終的には全身の筋肉頼り?みたいなこともあります。
個人の体力・技術・経験も大切なのですが、1人で仕事を終わらされる現場など有るはずもなく・・そこで「チーム」が必要になってくる訳なのですが、いくら自由人?の集まりとは言え、ちゃんと食べて生活して行ってもらわねば長続きする訳もありません。
続く
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