阿曽原温泉小屋

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せっかく富山に出るなら???

2026-03-13

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「カワハギの薄造り」添えられた肝が新鮮で絶品

午後からの会議で夕方まで掛りそうな感じだったので、そのまま帰るのはモッタイナイし欅平の除雪アルバイトの日当も入ったし・・・

急遽飲み会の段取りを、幸いなことに 「えび寿し」 さんに空きがあったので滑り込んで飲んで来ました。

25年ほど前に「森林管理署」のパトロールのアルバイトをしていた当時大学生だった男子が居るのですが・・・現在とある企業の営業マンとして富山に時々来ています。

「富山で美味しいものが食べられるところを教えて」というので、「えび寿し」を紹介したのですが、彼は富山に来る度ほとんど顔を出している様です。

時間が合えば飲むこともあるのですが、彼が先週一人で「えび寿し」に飲みに来て「ホタルイカが美味しい」「富山は良い!」等々メールを送って来るカワイイ奴なのです。

近々「海老寿し」行かねばと考えていたところでタイミングが良いということで?飲んで来ました。

「握り寿司」はもとより「カンパチの焼き物」「ばい貝の焼き物」「甘エビ頭の煮物」堪能してきたのですが、帰りがけにカウンター席の男女ペアから「阿曽原の?」って声を掛けられて・・・ここに飲みに行くのは大将が山好きなのもありますが、お客さんも山の話をしておられる方が多いと感じていました。

更には寿司屋の大将の息子さんは、なんと薬師岳トレイルクラブのボランティアで登山道補修用の丸太を歩荷しに行って整備を手伝ってくれていたとのことです。

山好きで富山に来られる方は、余裕があれば「えび寿し」さんに寄っていただければ山の話で盛り上がれるかも?

「令和7年度北アルプス富山県側登山道等維持連絡協議会」

2026-03-13

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倒木と不安定な転石で埋め尽くされて、どこに道があったのやら?

何とも長い名前の会合ですが・・・昨日富山県防災危機管理センターで開催され参加してきました。

参考:KNBニュース

自然公園の登山道整備については、公共事業として整備がされるのが基本なのですが・・・

洪水・大雨等の天災が発生した場合の緊急対応するにしても、役所の予算が付くのを待っていては翌年になってしまいますが天災は何時発生するのか分かる訳もなく・・・

更には登山道の「洗堀」「崩壊」等は、小規模なうちに手当をしてゆけば補修も簡単だし予算も少なくて済むのですが・・・公共事業として工事するには、ある程度の事業規模・予算が付く工事でないと発注されませんし、そもそも登山道整備の予算確保に役所の担当課も苦労しているのが伺えます。

それでも対応しなければ登山者に苦労を強いることになるので、地元の「遭難対策協議会員」「山小屋」等が登山道の草刈りの際等で対応して来たのですが・・・それも限界になって来ております。

なので「長い名前の会合」なのだと御理解いただき、富山の山に登りに来られる方々に御協力をお願いするものです。

これも、生きている証拠?

2026-03-12

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水田掘削現場の法面見ると玉石だらけ

写真は、自宅近くで水田を掘り下げている現場です。

黒部川扇状地の中心を黒部川が流れる形になっていますが、愛本橋 が「扇の要」の形となって日本海に向けて扇状地となっているのですが、現在その多くの部分は水田として利用されています。

しかし、農地として利用できるようになったのは「流水客土」等改良工事を行ったからで、それまでは暴れる黒部川が奥山から運んできた砂礫・玉石等ばかりで保水能力がないため農地としては利用できない土地が殆どでした。(富山県の昔は、相当貧乏だったのです)

現在の農地の表土を除けて掘削してみると、川の流れで丸く削られた玉石・大石・川砂などが地表から相当深いところまで堆積しているのが判るかと。

扇状地全体の地下が、こんな状態になっていると考えると「黒部川のパワー」の大きさが判るのでは?

3月11日(目の前に見えているものが全てでは?)

2026-03-11

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右上頂上の岩が落ちてきたのですが、素直に落下すれば鉄橋に向かわないのに・・

東北の震災から、もう15年?たったの15年?まだ15年??被災者の方々の絶望感・苦悩・悲しみ等々、当事者ではない私には想像もつかない苦しみが続いているはずですが前を向いておられる姿を見ると頭が下がります。

復興に際しては被災時の教訓を生かして出来うる限りの対策を講じていただき、少しでも早く「安心して暮らせる日」がやって来ることを願うばかりです。

東北の被害に比べれば、幸いなことに一昨年正月の黒部は人的被害が全くありませんでしたが、大自然の胎動というか落石で線路が被害を受けてしまい「峡谷」は生きている事を思い知らされてしまいました。

写真の東鐘釣山は、石灰岩で出来た山ですが・・・そもそも石灰岩が海のサンゴから出来ているとすれば、どこで出来て~どうしてここで山になったの???

この山も黒部川流域全体は、長い時間を掛けて浸食と崩壊を繰り返しながら形を変えてゆくのだと、その際には「予想外」「想定外」が起こりうるのだと(私が生きている間は、これ以上大きな変化は無いかと思うのですが・・・)

自然相手の仕事の傍ら「登山道整備」「環境保全」等も受け持ってゆかねばならない我々ですが、特に「険しい地形」「激しい気象条件」の黒部峡谷は生きている!って肝に銘じて準備・対応してゆかねばと!

春です!

2026-03-09

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昨夜は、氷見で大漁だったみたい?

トロッコ列車の運行再開に向けての「山腹調査」の段取りで、各方面との調整・連絡に取り掛かり始めました。

今年から態勢が少し変更になるので「余裕を持って?」って思っているのですが、ズボラな性格というか「成る様に成るだろう」って慌ててもいないのですが・・・。

一昨日は新雪で久し振りに田んぼが白くなりましたが、今日までに新雪は消えてしまったし、奥山を見ても積雪は多くなかった様なので順調に作業に着手出来るかと。

今日スーパーに寄ったら「ホタルイカ」がお買い得とアナウンスが流れていました。

先日の解禁初日の水揚げは、たったの1キロ余りしかなかったとニュースになっていて心配していましたが・・・漁師さんが「イワシの群れが富山湾内に回遊して来ているからホタルイカが上がらない」ってインタビューで答えていた様な・・・翌日は千倍の水揚げだったとか!

(そういえば、最近イワシの御裾分けを頂き焼いて食べてるし、新潟県の海岸にイワシが打ち上げられてるとニュースに)

山も雪融けが進み黒くなり~気温が上がって~ホタルイカが獲れ出して! 

富山にも春がやって来ています。

今から心配してます

2026-03-07

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新雪のガンドウ尾根と雲切の滝(仙人谷ダムから上流を望む)

大町温泉郷の懇親会後の三次会で、山岳雑誌の関係者の方々と一升瓶を傾けながら話したのですが

「昔、阿曽原小屋に電話して取材したい旨を伝えたら『危ないから来るんじゃない』って言われたことがあるけど、そんなこと言う小屋は有り得んです!」

みたいなこと言われました。

そういえば先日も、キー局の制作会社から黒部市役所経由で?申し入れがあったのですが

「お笑い系とアイドル系の人を連れて来る企画で、面白おかしく紹介されると勘違いして入山して来る人がいるのでお断りしています」と答えたら連絡来なくなりました。

どうしても来るという取材には「勝手に来て勝手に取材して行ってもいいけど、インタビュー等小屋の協力は当てにしないでください」って(小屋が集客の為に協力しているみたいで✖)

残念なことに、昨年の北アルプスは遭難事故が多発してしまい問題になっていましたが・・・誰かが「これで下ノ廊下が開通していたら・・・」って声がコソコソ聞こえてました。

今シーズンは、トロッコ列車・水平歩道・下ノ廊下等の整備が順調に進めば 10月初旬 には歩ける様になるはずです。

多くの方々に、黒部峡谷を訪れて頂き「感動」して行ってもらいたいのですが・・・体力も集中力も必要な危険なコースに加え、阿曽原小屋はコロナ禍以降は宿泊者数も制限させてもらっておりますし、キャンプ場の広さについても限りがありますので集中する日については毎年大混雑するのに・・・

今年は待ちに待って計画を立てられる方も多いと考えますが、事故・混乱等が発生しないことを願うばかりです。

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