阿曽原温泉小屋

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偶然が重なって「良い縁」が

2025-07-08

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ダイブツ&トシ!来てもらって本当に良かったです(写真が縦にならなくて・・)

モンベルフレンドフェアには、多くの方々の御来場を頂きました。

常連の方々・六年振りに顔を見せたプチストーカー???・何度か阿曽原に行きました・クラファン参加しました・名古屋の「夏山フェスタ」にも来てくれていた方・「写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」持参して「サインしてください」って言わてダイブツ・トシと名前書いたり・・・「阿曽原」繋がりの方々も大勢来場してくださり「生ダイブツ・生トシ」に会えて喜んでおられたようです。

少しブースを離れて帰ると、ダイブツが「中年の御夫婦が訪ねて来ていました」と聞かされて???

近くのカヌー体験場の通路に行ったところで、雑踏の中で私の顔を見ている様な御夫婦が???

「佐々木さんですよね?二年前の9月22日に、勝手なことをして強く叱られた者で・・あの時は申し訳ありませんでした」

って声を掛けられて・・・確かに時々登山者を強く指導することはあるのですが、ワザワザ会場に来て~私を探して「ゴメンナサイ」を言いに来てもらえるとは、ましてやクラファンにも御支援いただいてると聞かされて・・・

叱られて~クラファン支援して下さり~ワザワザ会場に顔を見に来てくださるなんて!申し訳ないし嬉しいし・・・人知れずドギマギしてしまったのでした。

それもこれも、地震災害で営業が出来ない時に~「フレンドフェア」が開催され~暇だから皆で参加してこよう!って偶然が重なったからこその「縁」かも?

災害も悪いことばかりじゃないわ! なんてことを改めて感じてきた小屋主なのでした。

さすがでした

2025-07-07

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大間マグロの解体ショー(撮影者が多すぎて近寄れず、大型スクリーンを写しました)

横浜の「モンベルフレンドフェア」から、昨夜22時に無事に黒部に帰りました。

フェア前日の「創立50周年記念式典」から参加させていただきましたが、参加者の多彩な顔触れと多さにビックリ!

辰野会長の挨拶に続き、駐日スイス大使~鳥取県知事~青森県知事の祝辞の後に全国のフレンド市町村の首長さん達「来賓紹介」が始まり50人位までは指折り数えていましたが・・・まだまだ続きそうなので計測放棄してしまうほど、全国から多くの行政の長の御歴々が御祝に来ておられました。

ちなみに我が富山からの立山町長は紹介時に到着しておられず「こちらに向かっておられる最中です」と紹介されて・・・後の懇親会に見えられたのですが、ある意味一番目立っていたかも?(翌日は、会場で町長自らモンベルTシャツ着て立山アピールしておられました)

オカリナ奏者「宗次郎」さんの演奏会の後の懇親会では、青森県知事が「大間産」のマグロを用意して下さり「解体ショー」~懇親会で刺身で振舞って頂き(赤身が旨かった)・・・鳥取県知事からは「○○スイカ」の贈呈が有りこれも美味しく頂かせてもらいました。

翌日からの「フェア」自体も大盛況で来場者の多さもさることながら、会場でのカヌー・クライミング体験には子供達の行列ができて、各ブースでは特産品即売会で盛り上がっていました。

50周年ということでモンベルさんも気合が入っていたとは思うのですが、ここまで盛況なイベントに参加したのは初めてで勉強になりましたし楽しませてもらいました。

待ってろ横浜!

2025-07-04

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不思議な縁?廻り合わせ? ラッキーと捉えれば・・・

今日から二泊三日で「モンベル創業五十周年記念祝賀会」「モンベルフレンドフェア」横浜へ向かいますが一昨日まで二日間「黒部ネイチャーポジティブ検討会」と特別な催しが続けて開催されました。

この時期は例年ならば、阿曽原小屋の営業開始準備・登山道の草刈り・パトロール等々、奥山で忙しくして下界での行事には参加できないはずです。

災害で営業出来ないからこそ参加出来る訳で、見方を変えればスペシャルな会に参加出来てラッキーなのかもしれません?

「ネイチャーポジティブ検討会」では、帰宅してみると頂いた名刺が溜まっていたし・話して見ると知り合いの知り合いだったり・剱岳登山口の慰霊碑「試練と憧れ」がプリントされたTシャツ着ている方と話すことができたし・もちろん黒部をテーマに頑張っておられる事務局さんとも仲良くなれたし・・・いろんな「縁」が出来た様な気がします。

今日からの横浜も、偶然・タマタマと捉えずに参加して来られたら?なんてことを考えております。

写真は先日の近所の牧場からの夕焼けですが、黒部川河口~富山湾~能登半島~夕焼けですが、加えて天気が良くて~この時間に晩酌していなかったことが重なっての景色って考えて見れば・・・ 

クラウドファンディングの方向性について

2025-07-03

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取り合えず・・・今現在の私の考えです

多くのご支援を頂き、先日終了いたしました

【令和6年能登半島地震被災支援】欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト【黒部奥山】

集まった支援金につきましては、今月末に黒部観光旅館組合の口座に振り込まれる予定とのことです。

支援して頂いた総額 ¥13,799,004ー よりサイト運営管理+返礼品制作+発送代金+事務手数料等々で、総額400万円程度は掛かるのではないかと?(詳細は詰めてはいません)

差し引いた ¥1,000万円程度を、六軒の山小屋と登山道整備費用等で分配する予定です。

ただし今シーズンも営業出来ないだけでなく、組合員は小屋までも簡単に入れないので整備・片付けもままならず、それぞれアルバイトこなしながらの現状での対応となります。

各小屋の営業実態・経営規模等に加え、寄せられた応援メッセージの内容!(皆様の思い入れ)等を考え合わせつつ、あくまでも私個人の考えなのですが・・・

●被災した、祖母谷温泉・美山荘・鐘釣温泉・猿飛山荘・名剣温泉・阿曽原温泉×80万円=480万円

●登山道整備費用補助として遭難対策協議会へ 150万円

●今冬雪の重みで施設被害を受けた 祖母谷温泉へ見舞金  100万円

●予備費として黒部観光旅館組合の口座に 残金240万円程度(追加支援対策費用)

報告が遅れて申し訳ないのですが・・・クラウドファンディングが終了後も、アルバイトでバタバタしておりましたし~実際に金額も振り込まれるのがまだ先だし~返礼品が出来上がってから発送費用等も決まる訳でして、本当にザックリとした私個人の考えなので今後多少変わるかもしれないのですが・・・(明日から横浜行くし、帰ってから「法事」が控えているしで)

ご支援を頂いたままで、心配なされておられる方・御意見を持っておられる方もおられるはずですが、組合長の立場から考えての方向性です。

いろいろご意見も有るかも知れませんが、査定については私を信じていただくことにして???方向性だけですが、お知らせしておいた方がよいかと考えて報告させていただく次第です。

「ツンツン」しに来れば?

2025-07-03

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沢筋の急斜面は崩壊するし、雑草が密生して・・(どちらがトシ?説明不要!)

祖母谷温泉の「トシ」こと「峰村利数」氏が

富山県警察本部長より 「警察部外功労者」 として7月1日表彰されました。

普段から祖母谷温泉には、登山道整備とパトロール・山腹作業・テレビ番組制作等々、お世話になっています。

シーズン中は「白馬線」「唐松線」の長い難コースを抱えていることから、遭難一歩手前?というか・・・実は夕方になっても小屋に届かない登山者が多く、暗くなってから迎えに向かうことが多いのは知られていないかも?

更に両路線は、豪雪地帯なので遅くまで残雪が残る! 標高が低く気温が高いので雪渓の変化が激しい! 斜面崩壊もチョイチョイ発生する! 雑草の生え方が半端ない!等々、実は管理が大変なエリアなのです。

山小屋経営の傍ら、山奥で大汗かいている人間に目を向けていただいての表彰は大変ありがたく、同業の山小屋関係者・一緒に現場で汗かいてる民間救助隊員の大きな励みになります。

昨年「ダイブツ」が富山県知事より 「県功労表彰」 授与に引き続きの受賞となりましたが、両名とも五日から 「モンベルフレンドフェア」で「横浜みなとみらい」に参りますので「おめでとう」とツンツンしてやれば・・・多分照れまくると思いますが喜ぶかと?

環境DNA???

2025-07-02

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自分達は 「何が出来るのか?」「何をしなければならないのか?」勉強中!

「黒部側ネイチャーポジティブ検討会」

参加してきました。

様々な立場の方々が、様々な提言・取り組みを紹介されて「なるほど!」って感心させられたこともあって参加してよかったです。

下流域で採れた「サクラマス」で「マス寿司」作れば?って夢のある話は大賛成だし、面白かったのが  環境DNA  の話しでした。

対象エリアの水を汲んで調べるだけで、そのエリアに生息している生物が解かるとのこと!

検体の水には生息している生物の「ウロコ」「フン」等が微量ですが残るそうで、解析すると採取エリアにどんな生き物が棲んで居るのか解かるとのことでした。

黒部奥山には、イワナ以外住んで居ないと思うのですが??(黒部ダム湖は、以前放流された他魚種がいるらしい)

我々が子供の頃は学校にプールが無かったので、町役場?建設省?が金出して、黒部川の河原にブルドーザーで「流れるプール」を作ってくれて泳いでいました。

川マス・アユ・カジカ・モクズガニ等々、水中眼鏡付けて捕まえてた楽しい思い出があります。 

現在は「墓の木自然公園」等、水に触れ合える場所も黒部川沿いに整備されて楽しめている様ですが、様々な調査を通して~検討して~施策を実行して・・・

結果として黒部川に親しんでくれる人が増えて、有効利用でされてゆく為に「自分は何が出来るだろう???」

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