阿曽原温泉小屋

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こんなんで良いのだろうか??

2023-05-27

写真

フグの白子の昆布焼き&サザエの壺焼き

昨日、無事に黒部観光旅館組合総会を終わらせました。

いわゆる「山小屋組合」なのですが、祖母谷温泉・阿曽原の様に登山者を対象とした施設だけでなく、トロッコ列車沿線の観光客相手の施設についても「国立公園内」というククリからすると同じ対象となります。

黒部エリアだけとなると、該当する小屋の数が少ないのですが・・・昔は富山県内全体で山小屋組合的な組織があったと聞いていますが、黒部地区はトロッコ列車と連動する営業になってしまうので、立山・剱・薬師方面にしてみれば関係のない部分も出てくるので分離独立させたとのことですが、小さければ小さいで苦労も有るのです。

思い返してみると、組合長を受けてから既に17年位経ってしまったのでは???

そろそろ「老害」と陰で言われ始めるはずだし、なにより私ばかりが表に出て活動していては他の組合員が全体の動きが分からなくなってゆくだろうし・・・各種会合出席件数だけでもバカにならない数を熟さねばならず、マジで負担になって来ているので代わってもらいたいのですが・・・。

公務員やってれば既に定年年齢オーバーしているし、実際身体も動かなくなって来ているし・・・そろそろ気楽に過ごしても良いかなぁ~なんてことを考えてはいるのですが、懇親会は大好きだしなぁ~???悩める小屋主なのです。

※昆布が決めて!

写真は昨夜の懇親会での「吉今日」での一品「フグの白子の昆布焼き」ですが、富山は北前船や北海道移住者が多い関係で昔から昆布をよく食べます。

昆布に載せて「白子」を焼いてもらって、あまりの美味しさに焼けた昆布も食べ尽くしてしまい・・ついついメガハイボールも進んでしまったのでした。(サザエの壺焼きは別皿でしたが、これも美味かったです)

怖い???

2023-05-26

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ハイシーズンのキャンプ場

今日は、三年振りに「黒部観光旅館組合総会」を開催します。

コロナ禍中は、大した活動もしていなかったので決算報告等協議事項も無いのですが・・・今後の方針・山岳環境を取り巻く情勢みたいなものを、今回は関係する役所からも参加頂き情報共有と顔合わせ的なことが出来ればと・・・。

※怖い?

写真は、数年前の賑わう阿曽原キャンプ場です。

自分でこんなこと書くのも何なんですが・・・。

来月五日に「写真絵本」が発刊される話をしておりますが。

実は加えて、6月15日発売の「山と渓谷」7月号から5ヶ月連載で「阿曽原」を取り上げる予定だそうです。(写真絵本の星野カメラマンが作るらしく、毎回6ページ程度らしい)

黒部峡谷に興味を持って頂けるのはありがたいことなのですが・・・コロナ禍以降は、小屋の宿泊予約については「詰め込みは出来ないだろう」ということで人数制限します。

各メディアに取り上げられることで、登山者が集中してしまい写真のようにキャンプ場が激混みしてしまうのではないかと今から修羅場?を想像すると怖くなってしまいます。

シーズンが近くなればコース状況・混雑予報等をこのページで流しますが、とにかく混乱がない様にと願うばかりの小屋主なのでした。

「下の廊下」の開通予想については!

2023-05-24

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今日の白馬方面は、黄砂もスッキリ無くなって白さが際立ってました。

「下の廊下」の開通予想についての問い合わせが昨日入りました。

今年の残雪量だけから考えれば、早目に整備が終わりそうなのですが・・・このページで御伝えしている通り、積雪量が少なかった割に欅平では「雪しろ」を伴った雪崩が発生していて大岩が転がって斜面を壊している場所もありました。

「水平道は7月中旬」「下の廊下は9月上旬」を目途に、実際に現地調査してからでないとハッキリしたことは答えることは出来ません!

「登山計画」「小屋の予約」等で心配されておられるとは思いますが、随時このページで御伝えいたしますのでチョイチョイ覗いてみてください。

今シーズンは、お伝えしている通り宿泊予定日の40日前より宿泊予約を直接小屋の電話(0765-62-1148)で受付いたしますのでよろしくお願いいたします。

※寒いと思ったら・・。

小屋開け準備に阿曽原に行く予定でいたのですが、夜中の強い雨が尾を引いて朝方もバラバラ時折強く降っていて、晴れ予報なので悩みながらも宇奈月に向かったのですが・・奥山は黒い雲がモクモク湧いているし、明後日の黒部観光旅館組合総会資料の添削もせねばならないしで阿曽原行きを諦めました。

小屋建てまでナンダカンダト行事が詰まっているし、週明けは台風の影響が出てくるかもしれないしで動ける時に動きたいのですが・・。

諦めてしばらくしたら急に空が晴れ渡って来て、昨日まで黄砂でボンヤリしていたのがスッキリ鮮やかな空気に加え新雪を被った山々が眩しい景色を眺めることが出来ました。

80冊!

2023-05-22

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「LOVE&PEACE」立ち止まった時に・・・。

先日「夏山フェスタ」の会場で、阿曽原小屋の1シーズンを題材にした写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」を、カメラマン・編集者・出版社の面々が私のブースに来て先行販売(¥1,760‐)してくれるとお知らせしましたが、当日会場には80冊持参して来る予定とのこと連絡が入りました。

販売時間は、〇6月3日13時半から  〇6月4日10時から の予定です。

先にも書きましたが、どれだけの需要があるのか???全く予想が付きませんので、「せっかくだからカメラマンから直接買いたい!」って方は会場に来て頂き、苦労して来たカメラマン・編集者に「労いの言葉」等を掛けてやって頂けたら喜んでくれるのではないかと?

※無事終了!

昨日の宇奈月の講演会無事終わりましたが・・・知った顔・どこかで見た顔(マタ従兄妹親子まで)が多く参加してくれていました。

黒部の景色の凄さはネット見れば溢れているから、私は険しい黒部に挑んで来た人間の凄さ的なことを中心にお話ししてきました。

黒部はリゾート!って面もあるということで、少し派手でしたがアロハシャツ着て行きました。(どうでもイイことですけど)

黒部を訪れる方々に景色を見て感動して頂くだけでなく、自然解説員(ナチュラリスト)から「黒部」と黒部に挑んで来た「人間」のアレコレを教えてもらって、更に大きな感動と勇気を得てもらえればと思ったりなんかして。

※頑張るばかりでは・・・?

「平井大」のCDアルバム「LOVE&PEACE」を先日買ってみました。

頑張った後に、リラックスした時に聴けば「また前向ける?」的な歌詞が有ったりして、オジサン的には「らしくない?」って少し買うのを迷ったのですが・・・曲もスンナリ耳に入って来て買ってよかったです。(50曲も入っているので聴き込むのは、暇な夏場の阿曽原になりそうです)

怖くありませんから!(夏山フェスタ関連)

2023-05-20

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昨日の夕方の白馬方面(やたらと黒く見えます)

6月3日~4日名古屋で開催される 「第9回夏山フェスタ」 ですが、4日午後2時からの トークセッション に富山県警山岳警備隊 飛騨晶夫隊長と 山岳ライター 小林千穂さんが登壇予定です。

飛騨隊長は、彼が新人当時からの付き合いで若い頃は黒部警察署勤務だったのでシーズン中は阿曽原小屋で遭難に備えて常駐していたこともあります。

あの頃は私も大仏も若かったし、アクシデントやドタバタが付きものの阿曽原ですから?ここでは書けない?書き切れない様な濃い時間?を公私共々過ごして来ました。

富山でも新潟県境の朝日町出身の彼ですが、職責の重さで人前では真面目に振舞おうとしている?元々が恥ずかしがり屋だからなのか?硬い喋りになってしまうのではないかと心配しているのですが・・・。

彼は以前「山梨県警」に山岳遭難救助指導のために派遣されていた時期が有ったのですが、その時の武勇伝は隣の埼玉県警まで鳴り響いていたそうです。

んなことより私的には、お勧めなのは喋りよりも柔道に打ち込んで来た証拠の立派な「餃子耳」を見てやってもらえれば「真面目で良い奴」だと分かるはずです。(御願いすれば「餃子耳」をつまませてくれるかも?) 

小林千穂さんとは以前NHKの番組制作の際に、一緒に祖母谷温泉から阿曽原まで歩いたことがあるのですが「素直で笑顔が良い」って印象でした。

昨年末に「馬場島」 に角煮をつくりに行った際にも取材で来ていて晩酌に付き合ってくれたし、ゴールデンウイークにも立山室堂で顔を合わせて仲良くお話ししてきました。

(私の事を「怖い人」って遠巻きにする人もいるのですが、小さな子供と犬はチャンと寄って来てくれるのは「純真な気持ちの持ち主には真実が判る」ということだと私は信じております・・ってどうでもイイことなんですが)

時間の都合のつく方は、トークセッションへ餃子耳を観に行ってやっていただけたら。(4日午前9時より8階会場にて整理券配布 先着300名)

チョッとづつでも進まねば!

2023-05-20

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北日本新聞で、大きく取り上げてくれました。

富山県のローカル新聞「北日本新聞」で、登山道の維持管理について大きく取り上げてくれました。(詳しいウエブ記事は会員しか閲覧できません)

チョイチョイここで書いていますが、大きな問題なので何処から手を付けて良いのか・・・みたいなところもあるのですが、「現状」と「他山域での取り組み」等々問題意識を持って解りやすくまとめてくれていて、どういったシステムにするかは議論を進めてゆかねばなりませんが、一般の皆さんにも問題を知ってもらい理解を得るためには有難い記事でした。

人を感動させてくれる「山」を、この先ずーっと守りながら楽しませてもらうには?

出来る事をチョットづつでも進めてゆかねば!

ということで・・・今日は講師依頼を受けている明日行われる地元の自然解説員(ナチュラリスト)への説明用の写真選びと解説を考えねばなりません。

ナマクラ者の私にしては、珍しく早めに作っておいたのですが・・・毎年の様に自然解説員の方々の前で話しをさせられているので、気を利かせて毎度のメンバーが来るだろうからと最近の山の変化みたいなものを用意していたのですが、なんと!新人研修会的な集まりと知って急遽差し替えしてやろうかと。

これも「山を守って楽しんでゆく」為には、役立つだろうちゅーことで頑張らねば。

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