阿曽原温泉小屋

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計画のある方のみ!

2023-05-31

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登山計画のある方!今後計画するかもしれない方!に配布します。

今週末の「夏山フェスタ」では、いわゆる「パンフレット」的なものは私のブースでは極力配布せずに、コースの相談と写真絵本販売のサポートに徹しようかと考えています。 (黒部峡谷関係のパンフは「黒部宇奈月温泉観光局・黒部市役所」のブースで配布しております)

写真は「富山県 山のグレーディング ピッチマップ」ですが、数年前に富山県自然保護課が県内の山岳会・ガイド・山小屋・警備隊等の山岳関係者の意見を参考に制作したものです。

マップ自体は、1:70,000の縮尺なので細かな地形については期待できませんが、各コース毎に「難易度」がA~Eまでランク付けされた上で、コースタイムの目安と各ポイントでこれまでの事故の発生事例が「転」「落」「迷」等で記入されておりますので、初めて入るコースでは参考になると思います。

ただし北アルプスの人気ルートについては、市販のガイドマップ・YouTube等で多く紹介されているのでそちらを参考にしていただければよいのですが・・・このマップは、富山県内のマイナーな山についても網羅されているので「歩いてみようかと考えておられる方」「次に上る山を決めかねている方」等、わずかな人達には参考になるのではないでしょうか?

ただし持参するのは75セットになりますので、来た人みなさんに配布できませんので、頒布希望の方はブースで申し出て頂ければお渡しいたします。

※今日も会議

今日の午後からは「国有林野保護管理協会」の総会出席の予定が入っております。

明後日は、山岳警備隊の前進基地?的な交番の落成式が宇奈月で執り行われるのでネクタイして出席予定。

明後日からの名古屋に向けての準備やら・・・昨日、高齢の母親が老人福祉センターの「入浴割引券」が届いていないと言い出して、市役所に確認したら4月に郵送されているはずで再発行も出来ないとのことでした。(大量の文書に紛れたかも?仕方なく実費で入浴するように母親に言い聞かせて・・)

先日も書きましたが、いろんな役を兼ねていると自宅に届く配達物の量が半端なくて、整理整頓すれば良いのですが自宅を空けてることも多く帰宅した時の郵便物の束を見ると気持ちがおれてしまいます。更には山仕事に向かえば、朝早く帰りは遅くなってしまい・・元々が現場人の私には、風呂入ってグラスを空ければ事務仕事などは手に付くはずもなく、大した仕事量でも無いのですが事務員さんを雇える余裕もなく・・・。

「そもそもこんなに役を受けなければ、こんな面倒臭い事しなくていいのに。他の部分で無償で頑張っているんだから勘弁してよ!」って愚痴りたくなる更年期症状?が出始めた小屋主なのです。(他にも厚労省・観光庁からの調査票らしきものが届いているのですが、封も切られずに・・・)

うぉ~~っ! 名古屋で呑むぞーっ!!!

見方を変えれば?

2023-05-30

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「吉今日で食べて来た「生牡蠣」

今回の雨は、そこそこ強く降りました。

山の中に残雪が大量に残っているこの時期の富山は、雨が強く降ると河川の増水が心配されます。

立山連峰から海岸線までが近い急流河川ばかりなので、雪解けだけではなく増水で沢に残る雪渓が崩壊して早くなくなってしまう事も考えられます。

今年は降雪量が少なかったので、稜線の山小屋で雪渓の融雪を当てにしているところは随分心配しているのではないかと???

時々こんなシーズンは有るのですが、真水をヘリで空輸して随分高価な水を炊事やキャンプ場利用者へ販売しなければならない小屋も出て来るのでは?

雪渓・残雪が残るコースでは、例年と違ったコース取りになるかもしれません!(雪が無くなっても、基本的に通れなくなることは有りませんから)

入山される際には、天候だけでなく直近のコース情報を仕入れてから登山してください。

そもそも残雪が有ろうが無かろうが、その時々に応じ自力で困難(大袈裟?)を乗り越えてゆくのが登山のはずですから???

※見方を変えれば!

先日「吉今日」さんで頂いた「生牡蠣」です。

「富山湾で採れる牡蠣の方が、潮の流れの速い日本海沿いよりも美味いかも」って、新潟の方に聴いたことがあります。

宮城県だったか? 牡蠣の身が痩せて来たので、山の中に植林して緑を増やして回復させた?的な話もあります。

大雨が降れば「濁流」になってしまう急流河川だし、雪渓の上には「腐葉土・土砂」等が被さって汚く見えてしまう黒部の残雪ですが・・・。

見方を変えて、濁流も腐葉土も「山の栄養」と考えれば?ありがたいものなのかもしれません。

こんなんで良いのだろうか??

2023-05-27

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フグの白子の昆布焼き&サザエの壺焼き

昨日、無事に黒部観光旅館組合総会を終わらせました。

いわゆる「山小屋組合」なのですが、祖母谷温泉・阿曽原の様に登山者を対象とした施設だけでなく、トロッコ列車沿線の観光客相手の施設についても「国立公園内」というククリからすると同じ対象となります。

黒部エリアだけとなると、該当する小屋の数が少ないのですが・・・昔は富山県内全体で山小屋組合的な組織があったと聞いていますが、黒部地区はトロッコ列車と連動する営業になってしまうので、立山・剱・薬師方面にしてみれば関係のない部分も出てくるので分離独立させたとのことですが、小さければ小さいで苦労も有るのです。

思い返してみると、組合長を受けてから既に17年位経ってしまったのでは???

そろそろ「老害」と陰で言われ始めるはずだし、なにより私ばかりが表に出て活動していては他の組合員が全体の動きが分からなくなってゆくだろうし・・・各種会合出席件数だけでもバカにならない数を熟さねばならず、マジで負担になって来ているので代わってもらいたいのですが・・・。

公務員やってれば既に定年年齢オーバーしているし、実際身体も動かなくなって来ているし・・・そろそろ気楽に過ごしても良いかなぁ~なんてことを考えてはいるのですが、懇親会は大好きだしなぁ~???悩める小屋主なのです。

※昆布が決めて!

写真は昨夜の懇親会での「吉今日」での一品「フグの白子の昆布焼き」ですが、富山は北前船や北海道移住者が多い関係で昔から昆布をよく食べます。

昆布に載せて「白子」を焼いてもらって、あまりの美味しさに焼けた昆布も食べ尽くしてしまい・・ついついメガハイボールも進んでしまったのでした。(サザエの壺焼きは別皿でしたが、これも美味かったです)

怖い???

2023-05-26

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ハイシーズンのキャンプ場

今日は、三年振りに「黒部観光旅館組合総会」を開催します。

コロナ禍中は、大した活動もしていなかったので決算報告等協議事項も無いのですが・・・今後の方針・山岳環境を取り巻く情勢みたいなものを、今回は関係する役所からも参加頂き情報共有と顔合わせ的なことが出来ればと・・・。

※怖い?

写真は、数年前の賑わう阿曽原キャンプ場です。

自分でこんなこと書くのも何なんですが・・・。

来月五日に「写真絵本」が発刊される話をしておりますが。

実は加えて、6月15日発売の「山と渓谷」7月号から5ヶ月連載で「阿曽原」を取り上げる予定だそうです。(写真絵本の星野カメラマンが作るらしく、毎回6ページ程度らしい)

黒部峡谷に興味を持って頂けるのはありがたいことなのですが・・・コロナ禍以降は、小屋の宿泊予約については「詰め込みは出来ないだろう」ということで人数制限します。

各メディアに取り上げられることで、登山者が集中してしまい写真のようにキャンプ場が激混みしてしまうのではないかと今から修羅場?を想像すると怖くなってしまいます。

シーズンが近くなればコース状況・混雑予報等をこのページで流しますが、とにかく混乱がない様にと願うばかりの小屋主なのでした。

「下の廊下」の開通予想については!

2023-05-24

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今日の白馬方面は、黄砂もスッキリ無くなって白さが際立ってました。

「下の廊下」の開通予想についての問い合わせが昨日入りました。

今年の残雪量だけから考えれば、早目に整備が終わりそうなのですが・・・このページで御伝えしている通り、積雪量が少なかった割に欅平では「雪しろ」を伴った雪崩が発生していて大岩が転がって斜面を壊している場所もありました。

「水平道は7月中旬」「下の廊下は9月上旬」を目途に、実際に現地調査してからでないとハッキリしたことは答えることは出来ません!

「登山計画」「小屋の予約」等で心配されておられるとは思いますが、随時このページで御伝えいたしますのでチョイチョイ覗いてみてください。

今シーズンは、お伝えしている通り宿泊予定日の40日前より宿泊予約を直接小屋の電話(0765-62-1148)で受付いたしますのでよろしくお願いいたします。

※寒いと思ったら・・。

小屋開け準備に阿曽原に行く予定でいたのですが、夜中の強い雨が尾を引いて朝方もバラバラ時折強く降っていて、晴れ予報なので悩みながらも宇奈月に向かったのですが・・奥山は黒い雲がモクモク湧いているし、明後日の黒部観光旅館組合総会資料の添削もせねばならないしで阿曽原行きを諦めました。

小屋建てまでナンダカンダト行事が詰まっているし、週明けは台風の影響が出てくるかもしれないしで動ける時に動きたいのですが・・。

諦めてしばらくしたら急に空が晴れ渡って来て、昨日まで黄砂でボンヤリしていたのがスッキリ鮮やかな空気に加え新雪を被った山々が眩しい景色を眺めることが出来ました。

80冊!

2023-05-22

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「LOVE&PEACE」立ち止まった時に・・・。

先日「夏山フェスタ」の会場で、阿曽原小屋の1シーズンを題材にした写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」を、カメラマン・編集者・出版社の面々が私のブースに来て先行販売(¥1,760‐)してくれるとお知らせしましたが、当日会場には80冊持参して来る予定とのこと連絡が入りました。

販売時間は、〇6月3日13時半から  〇6月4日10時から の予定です。

先にも書きましたが、どれだけの需要があるのか???全く予想が付きませんので、「せっかくだからカメラマンから直接買いたい!」って方は会場に来て頂き、苦労して来たカメラマン・編集者に「労いの言葉」等を掛けてやって頂けたら喜んでくれるのではないかと?

※無事終了!

昨日の宇奈月の講演会無事終わりましたが・・・知った顔・どこかで見た顔(マタ従兄妹親子まで)が多く参加してくれていました。

黒部の景色の凄さはネット見れば溢れているから、私は険しい黒部に挑んで来た人間の凄さ的なことを中心にお話ししてきました。

黒部はリゾート!って面もあるということで、少し派手でしたがアロハシャツ着て行きました。(どうでもイイことですけど)

黒部を訪れる方々に景色を見て感動して頂くだけでなく、自然解説員(ナチュラリスト)から「黒部」と黒部に挑んで来た「人間」のアレコレを教えてもらって、更に大きな感動と勇気を得てもらえればと思ったりなんかして。

※頑張るばかりでは・・・?

「平井大」のCDアルバム「LOVE&PEACE」を先日買ってみました。

頑張った後に、リラックスした時に聴けば「また前向ける?」的な歌詞が有ったりして、オジサン的には「らしくない?」って少し買うのを迷ったのですが・・・曲もスンナリ耳に入って来て買ってよかったです。(50曲も入っているので聴き込むのは、暇な夏場の阿曽原になりそうです)

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