阿曽原温泉小屋

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ムハムハ キリギリス!

2023-06-30

写真

先に薄切りをジックリ焼いたオイルで肉塊を!

一昨日の富山県内を襲った豪雨被害ですが、立山町千垣・芦峅寺地区では短時間に猛烈な雨が降って鉄道が土砂崩れで不通になったそうですが、上流の称名滝付近ではそれほどでもなかったそうで極めて局所的なものだったようです。

黒部峡谷付近では、一時的に強く降ったものの長続きせず被害の報告も入っておりません。

そんな中で小屋の内装工事を大仏と二人で頑張って来ましたが、連日ニンニク三昧??他に人がいないから良い様なものの・・ステーキ・ホルモン焼き・チャーハン・焼きそば等々大概のものには生ニンニクをロースト・みじん切り・千切りにして。

「冷凍カツオのたたき」の薬味にはもちろん(入れ過ぎて舌が痺れて) 更には「ニンニク醤油漬け」を一玉二玉とポリポリかじりながら、加えてニンニクのみじん切りの瓶詰めをサラダにまぶしながらの宴は延々と続くのでした。

(ステーキ肉!カツオのたたき!等等、旨いモノから無計画に食べてしまう者を「キリギリス」と呼びます)

入山してから天気が悪くて三日ほど風呂に入れていなかったのですが、流石に自分で自分の臭いが気になりだして・・・このままでは臭くてトロッコ列車に乗せてもらえなくなるかもしれないって昨日風呂にお湯を張りに。

小屋開けに向けて「目一杯?」な二人なのでした。

※ガッカリ!

頑張って帰ってきたら、ガッカリさせられる連絡が事務的かつ不誠実に入るし!!!(頭に来てしまい「エキサイトシリーズ」開幕直前状態です?)

繋がっているのです?

2023-06-26

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キャンプ場から露天風呂に向かう下りは、雑草ボーボー・・

この先始まる、送電線巡視路点検作業に向けての段取り~本番・テレビ取材のロケハン・別番組の取材・松本市までの往復・僧ヶ岳の草刈り等々・・・本業の阿曽原の内装工事と荷上げの段取りも控えているので、今週は水曜日・木曜日と会議・総会が予定されていたのですがキャンセルすることに。

写真は24日に、阿曽原キャンプ場から露天風呂への草刈り前の写真です。

今年は雑草には適度な雨と気温で伸び放題で、通い慣れた私でも足元が見えなくて転びそうになりました。

放っておけばクマザサのタケノコが伸びて硬くなるので、取り合えず一旦大雑把に草刈りしておきましたが、お客さんを迎えるにはまだ二回ほどは刈り込んでやらないと・・・。

毎度毎度のドタバタですが、今シーズンは巡視路点検作業箇所が増えたので尚更なのです。

いろんな仕事を受けるのは私の収入を増やす為ではなく、登山道の維持管理に頑張ってくれている仲間にこの先も頑張ってもらう為には「山仕事」を増やしてある程度食べてゆける様にすれば、この先も登山道整備に定着してくれるのではないかと考えるからなのですが・・・調整がなかなか大変なのです。

登山道がシッカリしていれば、訪れる登山者が安全に楽しめるはずです。

すべては「山を楽しんでもらう為!」に繋がっていると考えるからなのです。

その場に応じた対応が

2023-06-24

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欅平駅対岸の土砂崩れ

昨日午後は黒部峡谷関連の集中総会日で、阿曽原から帰って来ました。

環境保全協会総会など出席者が被るので、毎年同じ日に続けて会合を開いています。

その他関連事項の中で、欅平駅前から奥鐘橋方面まで車椅子でも行ける様に迂回路工事と対応の車椅子を用意するみたいな話が出ていました。

現場は勾配が急な部分があるのですが、狭い場所なので対策も出来ず介助者の方が苦労するのではないかと・・・シッカリした車椅子を用意するらしいですが、事故のない様に峡谷を楽しんでいただけたらと思います。

最近目立つのが、欅平に来られた欧米系の外国人の方が散策せずにベンチで何時間も本を読んで過ごしている方がポツポツおられるそうです。

いろんな方々が来られる黒部峡谷ですが、そういった利用の仕方も考えてゆく時代になって来たのかも?

写真は、今月初めの大雨で発生したガケ崩れです。(6月5日記事参照

黒部峡谷は他の自然公園みたいな、高原・樹林帯などとは違ったエリアであることを念頭に利用してゆかねばならないと教えてくれているような・・・。

ただし迫力ある景観が売りの黒部峡谷なのですから、楽しんで帰ってもらう為には???地元が考えて工夫して、利用者に理解してもらう努力も必要かと。

現実逃避???

2023-06-22

写真

仙人峠からの裏劔

今日から阿曽原へ大仏と向かいます。 内装・外装・配線・配管・草刈り等々することは山ほどあります。

昨日までは、送電線巡視路点検の打合せ・登山道整備の今後についてのレクチャー・お土産物の仕入れの調整・雑誌のインタビューと質問への返信・近所の葬式・地区の自治会班長なので集金等々こなしながら、金曜午後と来週26日28日にも総会が控えているし・・・毎年の事ですが、小屋の準備が最優先の時期に会議が集中してしまいます。

電話・メールが次々に入って来て泣きそうになりますが、阿曽原に行ってしまえば、電話は通じずメールも決められた場所でないと入らなくなるから?私を捕まえたくても無理ですから!

下界のドタバタ忘れて、夜な夜な大仏とイッパイ呑んでやるぜぃ!

※売れてるみたい?

写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」が、昨日時点Amazonで数日間売り切れていました。(今朝見たら残り4点)

「こんなの誰が買うのよ?作るの止めれば!」って話していたのですが・・・もしかしたら案外売れているのかもしれません。

出版社もなかなか決まらず、私は「そりゃそうだわ!売れないもの」って言っていたのですが・・・。

売れても私の懐が温かくなるわけではありませんが、「山と渓谷」の連載記事も重なるし・・宿泊希望者が集中してしまうのではないかと心配しています。

小屋は規模が大きい訳ではなく、コロナ禍後は詰め込み宿泊はしていませんので元々「日本一!予約が取れない山小屋」なんてことを昨年お客さんから言われたことがあります。

やっぱり少ない。

2023-06-21

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仙人谷の残雪はとにかく少ない

19日に大仏達が仙人峠まで、国交省の雨量計を設置しに行って来てくれました。

27年前から?毎年この時期に通っている作業なのですが、ここまで少ない残雪って???記憶に無いかも・・・。

積雪が少くそれに伴い雪崩の発生も少なかったのでしょうが、写真中央の谷の合流点の大岩!この時期にここまで現れていることは有りません。

積雪が多い年には、10月半ばになっても両岸に 雪渓ブロック が残る谷なのですが、今年は夏山シーズンまで雪渓が残るのか???

どのみち無くなる残雪ですから雪渓が早く融けると危険という訳ではないのですが、ガイドブックを頼りに入山される方は現場に行って記述と違う???ってなるかもしれません。

※参考

写真右端中央下に灰色っぽい部分があるのは「仙人温泉小屋」です。

数年前に雪の重みで破壊・倒壊してしまい、現在は営業出来ておりません。 

宿泊・飲料補給は出来ませんので計画を立てる際には御注意ください。

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