登山道を守って行くには・・・
2024-06-22
今朝の情報番組で、富士山の山梨県側登山道が取り上げられていました。
北アルプスとは若干問題点が違うところもありますが、「山を守って安全に楽しんでもらう!」っていう大元のところでは同じです。
富山のローカルテレビ局KNBが、朝日岳に至る登山道維持作業を取り上げて 「人と山をつなぐ・・・」 って問題提起してくれていました。
本年八月から「中部山岳国立公園富山県側*¹における利用者参加制度(参考:北アルプ ストレイルプログラム)の導入」に向けて試験的な取り組みが始まります。
山に入られる方々からの理解が得られて、少しでも良い方向に向かってくれることを願うばかりです。
※写真はダイブツの奮闘姿です。
豪雪地帯で急斜面の黒部エリアでは、雪や台風の影響で巨木が倒れて登山道を塞ぐこともあります。
巨木処理にはノコギリだけでは手に負えず、チェンソーに活躍してもらわねばなりませんが、チェンソー本体・燃料・チェーンオイル等々、嵩張るし重くなるしで稜線から黒部の谷底までの長大なルートを担いで行動するだけでも大変なのです。(他にも草刈り機・テント・食料等々は必須)
黒部は標高が低いということは暑くて藪が濃いだけでなく、藪蚊や地蜂等々の攻撃にも備えねばならず・・・他エリアとは難易度が数段上になります。
※必見!??
昨日、富山県水墨美術館で開催されている「立山・黒部魅力再発見!」 を見て来ました。
昨年出版された「黒部の谷の小さな山小屋」のカメラママン星野秀樹氏の写真も展示されているとのことで見て来たのですが・・・登山道整備中の姿が大写しでダイブツの雄姿が展示されておりました。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/06/n20240622a.html