阿曽原温泉小屋

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仕事の様な・・・?

2024-02-29

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高山市の〆は・・玉ニンニク&生卵入りで

仕事といえば仕事?みたいな用事で東京へ向かいます。

順調に進めば、またお知らせいたします。

写真は先日の高山市での会合の後、涸沢ヒュッテの御主人達とホテルの近くの飲み屋街へ出て〆で食べてきたラーメンです。

酔っ払っていてビールと一緒に適当に頼んだ「味噌ラーメン」だったような???火を通してある「玉ニンニク」がゴロゴロ・・・お好みでって「生卵」を勧められて・・呑むだけ呑んだ後に食べるには流石にヘビーな〆になってしまいました。(翌日帰りの車に乗ったら「ニンニク臭~ッ」って即座に言われました)

ちなみに、この日はランチでも正統派?「高山ラーメン」食べて~翌日富山に帰ってからランチで「ラーメン」食べて・・・若くも無いのにラーメン三昧してしまいました。

素人ですが「本物」に触れるって大切かも?

2024-02-25

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らしくないのですが・・・。

23日は、県警山岳警備隊員として定年を迎えたK分隊長の送別会・能登震災チャリティーを兼ねた警備隊のOB会に参加してきました。

K分隊長とは、私が退職間際の年だったか?夏山最盛期の 剱岳北壁(長次郎谷最上部) で落石の直撃を受けた女性を救助に行きました。

現着時点で真っ暗、遭難者が同行者に抱きかかえられていた現場は、岩屑だらけの急斜面で「巨大な蟻地獄」的なところでした。 

こんな現場に留まっていれば、真っ暗な中で落石が来ても避けることも出来ない危険な場所なのですが・・・頭部に重傷を負った瀕死の怪我人ですから安静にしておかねばならないのですが、こんな場所で留まっていたら次の落石で怪我人どころか我々救助者も同行者も明るくなるまで無事に留まっていることは出来ないと判断した私達は、百数十m先にあるはずの傾斜が緩み落石を避けることが出来る「上部熊の岩」まで遭難者を背負って非難することにしました。

K隊員のサポートを受けながら遭難者を背負って、歩けば足元から屑石が崩れ出す急斜面を慎重に降り出したのですが、背負った時には弱いながらも自立呼吸していた遭難者でしたが、途中で「呼吸していないのでは?」と気付いて、慌てて背中から降ろして「人工呼吸・心臓マッサージ」を二人で施しましたが蘇生することはなく・・・辛い思いをしたことがあります。

K君は警察を退職した後は、入山指導員として山岳遭難防止のために登山口で受付などに当たるとのことで、永い間遭難救助に携わって来た経験を生かして事故防止に活かしていってくれるものと期待しております。

※やっぱり本物って!

昨日、宇奈月温泉「延楽」で開かれた演奏会に行って来ました。

敷居が高くて・・今まで馴染みのなかった分野だったのですが、延楽の社長から何度も誘いの連絡を頂いて「試しに」行って見ることにしました。

演奏は、東京芸大第十代学長 澤和樹 さんと奥様の 蓼沼恵美子さんのお二人でした。

なんだか聞き覚えのある曲が演奏されて・・・なによりも、音色の美しさ抑揚・流れるようなメロディー??やっぱり本物!

なんだか聴き入ってしまい、アッと言う間に聴き終えることが出来ました。

会場では、東京芸大名誉教授の田渕俊夫先生 が阿曽原の送電線鉄塔を描いた際に「電気新聞」で取り上げてくれて電話取材を受けた記者さんが夫婦で来ていたり思わぬ出会いがあったりして・・・行って来てよかったです。

効いた様な気が・・・?

2024-02-23

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「アミノバ〇タル」の姉妹品的な

総会には、山小屋に関係する業者さんも大勢来てくれています。

山岳雑誌・ヘリ会社・お土産屋卸・通信システム・予約システム会社・山道具メーカー等々参加しておられましたが、その中で「アミノバ〇タル」は行動中のサポート食品として利用されておられる方もおられると思うのですが、その姉妹品的なものをメーカーさんが試供品として配布してくれました。

アルコールの分解をサポートしてくれるモノだと配ってくれたので、懇親会前に一服仕込んでから参加しました。

宴会中にはグラスを何度か空に飲み干して返杯しながら~二次会~三次会~外へ出てラーメン屋と飲み続け23時頃に撃沈したのですが・・・朝五時に起き出して温泉に入りに行ったのですが、なんだかそんなに辛くなくて???

もしかしたら効いたのかも??

実は11月にも「遭難対策協議会総会」が松本市で開催された時にもメーカーさんが来ていて、その時にも配布があって一服仕込んでから宴会に参加した翌日が楽だったような・・・。

午後から富山市内で山岳警備隊のOB会的な集まりがあるので、少しだけ街に出ようかと企んでいるのですが、今夜も出かける前に一服飲んで再試験してみようかと・・・。

「そんなことしてまで飲みに出なくても」って思われるでしょうが・・・・・。

まず動かねば!

2024-02-23

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会場ホテルは、インバウンド客で大盛況でした。

昨日、高山市で開催された「令和5年度 北アルプス山小屋協会総会」から帰ってまいりました。

外国人登山者の増加・従業員確保・登山道整備の進め方等々・・・頭を抱えておられる実情と課題を共有してまいりました。

そんな中でも、環境省が音頭取りしてくれて運用開始する自然公園利用料の協力金制度についての意見交換に時間が多く割かれて有意義な総会になったと個人的には考えております。(富山県内は試験運用)

意見はイロイロあるだろうし、運用を開始すれば問題も出てくるでしょうが・・・このままでは立ち行かなくなるのが目に見えているのですから。(誰もやったことの無い面倒なことなのだから、問題が出て来るのは当たり前ですが、誰かがやらねばならないのです)

このままでは立ち行かなくなるのが目に見えているのですから、環境省・森林管理所・各地の行政等々関係機関と協力しながら

「まず動かねば!」

集めた金の管理はどうする?使い方はどうする?等々・・大切な問題ですが、今大切なのは「まず動き出すこと」動きながら北アルプスなりの実情に合わせて協力者に理解してもらえる仕組みを探して微調整しながら運用してゆければいいのではないかと考えております。

総会を取り仕切った飛騨地区の山小屋協会さんは、初めての事業推進に向けて大変な御苦労をされたことに敬意を表すするとともに、三年後には黒部に当番が回って来ると思うと・・・なのですが、その頃には制度運用の目途が立っていることを信じて? 前に進んで行かねば!

明日から高山

2024-02-20

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先日の欅平上部から「白馬鑓」は眩しかったです。

明日から「北アルプス山小屋協会」総会に出席するために高山市まで行って来ます。

今回は、今シーズンから開始予定の富山県で行う予定の「入山協力金制度」の試験運用についての話も出て運用に向けての弾みが付けばいいかなーなんてことを思ったりしてます。

って言いながら、黒部地区は地震の影響でトロッコ列車の運行再開の目途がたたず、それどころではないのですが・・・。

でも見方を変えれば、小屋の営業出来ないから他の事を頑張りなさいと神様が作ってくれた時間なのかもしれない?って考えれば「入山協力金制度」が軌道に乗る様に自分が出来る事シッカリやってゆこうかと。

そもそもが「行き当たりバッタリ」でここまで来ているのだから、いまさら嘆くこともありません。

だって深く険しい黒部で活動しているんだから、困難・災難が降り掛かって当たり前だし乗り越えてきたし、反対に普通の人は見ることが出来ないスペシャルな黒部を見て体験出来ていることを楽しまねば?

収入は激減しますが、命取られるわけではないんですから。

今日は幾つかの報告物を作るのに一日時間が取られて、明日一泊して帰って23日は富山市内で山岳警備隊のOB会的な集まりが入っていたり(少しだけ能登の地震への支援予定)、週明けには確定申告のチェックを商工会でお願いしてあったりとドタバタが続きますが元気です。

欅平駅ホームが歩けるなんて

2024-02-17

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全体に少ないし、雪崩も発生が少ない??

先日の欅平駅ホームですが、冬季間は左側のコンクリート壁内の「冬季歩道」通路を歩いて行き来しています。

例年ならば冬季歩道からホームに出るための扉が積雪で埋まっているので、ホームに出ることが出来ないのですが・・・。(除雪する気にならないくらい積もってます)

今冬は標高の低いエリアは積雪量も少なく、気温・雪質・風向きなどの影響??雪崩も非常に少ないので川床に堆積している雪崩デブリ堆積量の少なさを見るとよく解かります。

駅のホームにしても数か所の雪崩が走る箇所があるのは、そのポイントの落石防護柵の設置・撤去を行っている我々なので知っているのですが・・・。

積雪量は全体に少ないのですが、それでも陽当たりが悪い吹き溜まりにはそれなりの積雪がありました。

一年中で積雪量が一番多いこの時期に、斜面の立木の根元が融けて幹周りに穴が出来てしまっているのが目立ってことは・・・。

降った雪の多くは雪崩れずに斜面に張り付いたまま残り、気温が高い日が続くためにその場で落ち着きながら融けてしまっていることが多いのかも??

標高の高い室堂辺りは極端に積雪が少なくないとのことでしたが、標高の低い黒部峡谷は気温が高いため「積もり方」「雪崩の出方」等が少なくなっているのではないかと視て来ました。

雪崩が出ていないということは、谷筋に残る雪渓が小さく早く融けて無くなるということで「鐘釣の万年雪」等は夏まで持つのか??等と心配になるのですが・・・。

そもそも鐘釣橋が復旧しない事には、観に行くことも出来ないのですが・・。

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