阿曽原温泉小屋

k

ボーッと生きてるんじゃ!??

2023-05-19

写真

二次会は、男ばっかりのGAKUです。

昨日開催された「宇奈月方面山岳遭難対策協議会」総会は無事終了いたしました。

山岳警備隊・富山地方鉄道さん等からも意見が出ていましたが、コロナが治まって外国人観光客・登山者の動きが劇的に増えて来ているとの現状報告がありました。

一口に外国人と言っても西洋系・アジア系等様々であるけれども、山で遊ぶ!観光する!為のルール的なものを周知してゆく努力が喫緊の課題との意見が出されていました。

お楽しみの懇親会では、まともにお話しするのは初めての市長さんでしたが、前日「宇奈月温泉開湯100周年」の関係で 東京藝術大学名誉教授 田渕俊夫 先生に面会して来た際に、阿曽原話しが出たそうで・・二十年以上前に田渕先生は「十字峡」のスケッチに行く際に、阿曽原小屋に泊まっていただいた晩、大したことではないのですが・・近くで採れたキノコを調理して地酒を飲んでいただき、翌日に私と大仏でガイドして差し上げたことを覚えていてくださったみたいです。

警察署長も元々が同業でしたし、私が警察を辞めた後の行動もイロイロ知っておられた様で?(決してお世話になる様な事ではありませんから御安心を!)

驚いたのが、地域消防本部 消防長殿!

いろいろ話していたら、2000年3月に発生した大日岳での雪崩事故の際に私が捜索の応援で発生現場まで消防防災ヘリコプター「とやま」で搬送してもらったのですが、その時に黒部市消防から県防災センターに派遣隊員として勤務していたそうで「実はお世話になっていた」ってことが判明したのでした。

そんなこんなで、昨夜の「吉今日」は旨い酒でした。

先日も「ヒョンナこと」って書きましたが、知らない間にどんな繋がりが出来ているのか?

いつもピリピリしながらッてことでありませんが、普段から「少しの気配り」と「少しの勇気」をもって・・。

要は「ボーッと生きてる」と、良い縁もチャンスも逃してしまうかもしれないのではないかと思うのですが??

今日は「遭難対策協議会総会」

2023-05-18

写真

昨日の現場は、暑かったけれど日陰だったので助かりましたが・・朝一でマムシが!

今日は午後から「宇奈月方面遭難対策協議会総会」が入っているので、私は作業をお休みさせてもらって夜に備えています。

コロナのせいで開催を見合わせていた、総会後のお楽しみ?「懇親会」も三年振りに開催することに、しかも会場は恒例になっていた 宇奈月麦酒館 から、たまには?ってことで「吉今日」に変更になったとのことです。

前回選挙で初当選された黒部市長も今春赴任された黒部警察署長とも懇親会で同席するのは初めてになりますが、全国(外国からも)から険しい黒部に訪れる登山者の方々に、安心して楽しんで行ってもらうためには「遭難救助体制の充実」「登山道の維持管理」等々協力してゆくには「懇親」せねば???

※参考

「黒部の谷の小さな山小屋」の発売開始は6月5日とのことです。

版元ドットコム

Amazon

なんだかんだと

2023-05-16

写真

黒薙温泉上流の流れ

昨日は、黒薙支線へ朝から作業に行って来ました。

支線から見下ろした黒薙川は、水量が多い割には透明感があってキレイでした。

大仏達は今日も作業に向かいましたが、私は富山市内の設備やさんへ打合せ的な用事で言ってくる事になりますが、午前中はその設備が果たして阿曽原まで搬入出来る者なのか宇奈月の専門業者さんへ直接聞きに行かねばなりません。

ということで、今日のランチは富山まで出て何にしようか???等と呑気なことを考えているのですが・・・。

実は月末まで、作業・三つの総会・講演会講師・業務依頼(本業ではないのですが)・阿曽原の小屋建て準備・来月頭からの名古屋「夏山フェスタ」への準備こなして、名古屋を終わらせたら一日置いてメインイベント?阿曽原の小屋建てが・・・なんだかんだと続きます。

こんなに違います。

2023-05-14

写真

昨年6月22日の阿曽原谷支谷

前ページと同じ場所の、昨年6月22日の写真です。

今年よりも一月半ほど遅いのですが、橋の場所は写真中央の雪穴手前になりますが、先ページの程度まで融けるにはもうしばらくかかりそうです。その割には、キャンプ場にはたくさん残っているし??

どんだけ違いがあるのやら?黒部のこと長い間見て来たつもりですが・・・奥が深いです。

織り込み済みというか、守るためには!

2023-05-13

写真

キャンプ場横の壊れた丸太橋

キャンプ場横の沢ですが、例年ならば6月まで雪で埋まっていることもあるのに既に流れが見えています。

丸太橋・丸太桟道が壊されているのが見えますが、豪雪地帯の黒部では雪の重み・雪のズリ下がり等々で、しっかりしたものを作っても壊されてしまいますし・・逆に壊されない頑丈なものを設置すれば固定する支点・アンカーが破壊されて岩盤や斜面の地山自体を壊してしまいかねません。(丸太だと補修が効くことも)

丸太で橋・桟道を作るのは、雪の重さで設備が壊されることがあっても山自体を壊さないようにとの配慮でもあるのです。

黒部峡谷沿いの「旧日電歩道」「水平歩道」は、他の山域とは整備方式が全然違う手間の掛かる場所なのです。

写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」の中でも、丸太桟道・ハシゴを作っている写真が載せられる予定なのですが、阿曽原の小屋建て・解体シーンもあるし・・・突っ込みどころ満載の建設会社の現場シーン的な「俺たちって何屋さん?」改めて考えさせられてしまうのです。

名古屋に行く予定です。

2023-05-11

写真

どちらがいい?写真絵本の表紙の案

6月3日~4日 名古屋駅前「ウインクあいち」で開催される「夏山フェスタ」に参加予定です。

実は開催時期が1週間早まり、阿曽原の小屋建てとバッティングしてしまい参加を迷っていたのですが・・・小屋建てのコアなメンバーのY君も別ブースで毎年夏山フェスタに参加していて、既に名古屋行きを返事していたとのことだったので、Y君抜きで小屋建てしても楽しくないし?と考えて小屋建てを先送りして今年も参加することにいたしました。

詳細はまだ発表されていませんが、そのうちこのページでお知らせいたします。

※お知らせ!

今月末頃から写真絵本「黒部の谷の小さな山小屋」ってものが本屋さんに並ぶはずです。(ネットでは既に予約受付しているらしいのです)

小学校三・四年生向けの写真集?的な・・・平仮名とフリガナ付きの文章で説明された40頁余りのA4版ですが、実は阿曽原小屋の1シーズンを題材に作られたものです。

名古屋の夏山フェスタ会場に、製作者で山岳カメラマンの星野秀樹さん・編集者の池田さん・発行元のアリス館担当者さんが「6月3日13時半から」 「6月4日10時から」私のブースに来てくれて写真絵本の販売会?的なことを計画しております。

「恥ずかしいし、そんなモノそもそも誰が買うんよ!」って私は何度も言ったのですが、製作にあたり星野・池田両氏の粘りと頑張りを見て来たものですから少しでも応援になればと考えて今回企画してみました。(定価1,760円らしいですが、たくさん売れても私の懐には全く関係ないのですが)

ご希望の方には星野カメラマンのサイン?私の手形??みたいなサービス的なことが出来れば等と考えております。(他で買って持参された方にも)

ただ実際何冊用意すればよいのか???全く予想が付きません、数年前に無料でDVDを頒布予告した際には30分程度で20枚が無くなってしまったこともあり悩んでおります。(そもそも当日までに印刷・製本が間に合うのか??多分大丈夫とのことですが・・)

詳細は後日再度お知らせいたしますが、取り合えず予報ということで。

アーカイブ

最近の記事