阿曽原温泉小屋

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私がオバさんになっても♪♪♪

2025-06-23

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久婦須ダムから上流 暑くなりそうな雲です

歩荷作業から帰った昨日から、下半身の傷みと全身の倦怠感と猛暑でグダグダになっている小屋主です。

阿曽原で小屋仕事してれば、米袋30Kg2袋(昔は3袋)・ビール500㎖缶12Kg×4ケース等々キャンプ場から担ぎ上げてますが、辛くなったら小屋に逃げ込み涼んで水分補給することも出来るのですが・・・(救助現場では、そんな甘いことありませんが)

冬場は身体動かしてこなかったし、年金受給者になってしまったし・・・今回は正真正銘の?歩荷作業に猛暑が加わり、私的には毎日ヘロヘロになりながらの「苦行」となってしまいました。

昔から辛い登りが続くとペースを守るために頭の中で「歌」繰り返しながら登るのですが・・・

今回は 森高千里さんの 私がオバさんになっても♪ の「若い子には負けるわ♪」の部分だけが頭の中をグルグル回りながらの日々でした。

特にファンと言う訳ではなかったので、帰ってから歌詞を調べて見たら

 私がオバさんになったら♪ あなたはオジさんよ♪

 かっこいいことばかり言っても♪ お腹が出てくるのよ♪

ってのを知り「若い子には負けるわ♪」で良いのだと自分に言い聞かせ・・・

しかしながら、よ~く考えて見ると? 今回のメンバーの半分は、リアルな「森高千里」も「私がオバさんになっても♪」って曲すら知らないんだろうな~~なんて考えると複雑な気持ちになった小屋主なのでしたが・・・

今の自分は収入が無いのだから「働くのが当たり前」だし~誰かがやらねばならない「仕事が有って」~それを「出来る人間」を知っているのだから~「両者を繋げて」上げることによって・・・

「世の中が上手く回る」お手伝いになるのだから! 「あなたはオジさんよ♪」と言われようが・・大汗かいてグダグダになろうが・・・頑張らねばならんのです!

ダイヤモンド♪♪♪

2025-06-22

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「天湖森」のログハウス 快適でした!

昨日で、送電線鉄塔の塗料等歩荷作業を無事終えることが出来ました。

来週からは悪天候予報なので足場が悪くなると心配していたのですが、酷暑続きの中でしたが終わらせることが出来ました。

メンバーの頑張りに他ならないのですが・・・

これだけ便利な世の中になったのに、どおしても人間の力に頼らねばならない作業が「山奥には残ってゆく!」ってことで・・・

先週までの「東鐘釣山」の点検・調査しかり、黒部で電源開発が始まって百年余り経ちますが、そういう意味では基本的に変わらない「人が頼り」の作業が残る?

ならば「山奥で動ける人間」を大切にして確保してゆかねばならないのでは?

そのためには、彼等が(彼女も?)食べて行ってもらえる「システム・仕組み」が必要・・・

環境省の作ってくれた「トレイルプログラム」 や行政が行う「登山道整備」にしても、現場で動ける人間の確保無くして成り立たないはずです。

前にも少し書きましたが、今回のメンバーは民間山岳救助隊員が多く夏山では常駐隊員として山に入っている若い山岳ガイドや山仕事を掛け持ちしている人間達です。 

定職に就いていなくて「真面目な大人?」からは、「変わり者」って見られるかもしれませんが・・・

プリンセス・プリンセスの ダイヤモンド♪ の歌詞の中に「好き服を着てるだけ 悪いことしてないよ♪」とありますが、「好きな山に入っているだけ」なわけで(たまに個性が強いのもいますが?)至って真面目な男達ばかりです。(まとめて調整するが私の仕事)

「山好きな人間」「山仕事を発注する会社」「登山道整備等管理者」等が、信頼関係を築いて連携して行けたら「山」はもっと上手く回るのではないかと・・・

言っときますが、ホルモンと焼き鳥をイッパイ食べたいから言っているのではありませんので!

※お勧めです!

今回の作業の宿泊所は、富山市割山森林公園 「天湖森」 のログハウスを利用させていただき合宿してきました。

今回の宿泊所選定では、天気回りで休むかもしれないし~作業へのアプローチが毎日離れているし~朝の出発が早いし~結果として朝・昼ごはんは、コンビニ頼り等々制約がある上に数少ない候補も19日に定休日・満室ばかりだし飛騨市の奥山エリアではコンビニ無いし・・・悩まされました。

天湖森さんは、草刈り等の整備が行き届いているし施設もキレイでしたが、なにより嬉しかったのが冷蔵庫を冷え冷えにして待っていてくれて、買い込んで帰ったビールを二本目以降も美味しく呑むことが出来たことでした。(ダイブツが冷蔵庫を開けた途端に「ウヒャー」って歓声を上げて喜んでました)

気の良さそうな地元のオジサンたち?? 受付・説明等々も丁寧で!・・・ツイツイ適当になりがちな私の阿曽原対応なのですが?逆の立場から接してみて身を律しさせられた小屋主なのでした。

少し恥ずかしかったです・・・

2025-06-21

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焼き鳥各種130本✙別皿に串カツ30本

昨日も猛暑の中での「歩荷」みんな頑張りました!(私なんぞは、みんなの半分も担いでいないのに大汗ダラダラ&ヘトヘト・・)

帰り道の国道41号線の気温表示が32℃となってるのを見て「ヤッパ!」と納得・・・

頑張った御褒美は冷えたビール!

ダイブツなんかは、昨日最終回の歩荷は「水断ち」して御褒美を最大限楽しめる身体にしてログハウスに帰って来たそうです。

私はシャワーを浴びて、数日前から予約注文しておいたビールのオツマミがメインの夕餉を仕入れに車を走らせます。

県外からのメンバーが多いので「富山なればこそ?」の食事計画で、前日は「いその」の味付けホルモンでしたが、昨日のメインは「秋吉 大沢野店」の焼き鳥にして、他に街中華のオードブルとスーパーで炭水化物として太巻き・いなり寿し+申し訳程度の生野菜を調達してきました。

秋吉に焼き鳥を取りに行ったのですが・・・持ち帰り袋の大きさにこいつらドンダケ?って周りのお客さんからの視線にアタフタしながら会計を済ませて・・・同行してくれたK君が持ち帰り袋を持って店を出た途端に「重っ!焼き鳥でこの重さは」

レシートをK君が確認すると「160本ありますよ!」そりゃあ~ 周りのお客さんから視線を集める訳だわ・・・

注文時に、「レバーと串カツを30本ずつと、他は適当でいいから1万5千円程度で!」って適当に注文した私が悪かったのですが・・・帰ってオードブルの大皿の蓋を裏返して並べ切らない本数でした。

少し恥ずかしかったけれど、美味しく頂けてメデタシメデタシな宴となりましたとさ?

ダイエット週間???

2025-06-20

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「いその」の味付けレバーは、癖も無くアッサリと???

昨日から本格的に始まった「歩荷」作業です。

猛暑の中を水分補給しながら、幸いなのは黒部の山域よりも「山が優しい?」というか、道も広く怖さは感じない巡視路を、みんな頑張って担いでくれてます。

私も自分だけ担がずにいると夜の宴で「年寄扱い」されそうなので、シャーないから・・・遠い所は一缶・近い所は二缶(一缶16Kg前後)背負い搬送で汗ダクになりました。

貸ログハウスでの夕餉のメインは、富山のスキ者は?みんな大好き「いその」の味付けホルモンを大量に注文しておいたものを(大人気で予約しておかないと売り切れてしまうのです)サガリ・レバー・ホルモンと別々に申し訳程度の野菜と共に次々と炒めて水分補給しながら夜は更けてゆくのでした。

次の使命は!

2025-06-17

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私達はボッカでサポートします(写真は今回とは別の作業現場です)

東鐘釣山の作業は、ダイブツ達がもう一日頑張る予定ですが・・・私は、明日からの送電鉄塔の維持管理作業に向けての準備に向かいます。

写真はガイシ交換作業ですが、鉄塔の維持管理には再塗装も大切な仕事です。(左側切れ目の白い川底辺りが欅平駅)

梅雨時期に重なってしまい、日程・ヘリコプター・人員等々の調整やら変更やら・・・

午前中はヘリコプターの「乗降」「搬送フック操作」等の説明・講習のためヘリポートまで(レスキューヘリと基本同じなのですが、安全対策やり過ぎるってことはありません!)

作業場所が山奥の上に始点と終点が大きく離れていて、良い具合の宿泊施設が見付からず・・・

アウトドア施設のログハウス借りることにしたのですが、そもそもレジャー施設なんだし現場を見てからでないと 自炊(面倒!) 仕出し(遠くて配達してくれそうにない) 買い出し(食堂・スパー・コンビニまでが遠い)等々の問題もあるし、でも頑張って仕事した後は旨いモノ喰って!呑んで!は重要です!!!

そもそも梅雨なので中断とか行程変更時の対応は??(県外から来てくれている若い山屋さんが多くて)とにかく現場まで車を走らせて見て来ようかと考えております。

御礼!

2025-06-17

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大正末期に発見された「十字峡」 (まだまだ人間の知らない黒部が・・・)

今回「欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト」として、皆様にご支援をお願い致しましたところ、驚くほど多くのご支援を賜ることができ感謝申し上げます。

一緒に届けられた「応援メッセージ」の、人の温かさと優しさに触れて胸が熱くなる日々を過ごしながらプロジェクト終了をむかえることが出来ました。

これは、それだけ多くの方々に「黒部峡谷」への想いを持っていただいている証であり、更には黒部峡谷でお客様を迎える我々山小屋の「責任の重さ」「期待の大きさ」を改めて痛感したところであります。

寄せられたご支援は、組合員合意の上で有効な使い道を決めてまいりたいと考えております。

トロッコ列車が復旧した暁には、黒部峡谷を訪れるお客様を明るく元気に迎えられるように組合員一同頑張ってゆきたいと考えております。

今回は、ありがとうございました。

※直接送っていただいた方にも!

御支援を「黒部市役所」「黒部観光旅館組合」まで直接送っていただいた方々もおられました。

本当にありがとうございました!

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