阿曽原温泉小屋

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昔も今も!

2023-06-16

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昨日発売の「山と渓谷」で紹介されてます。

登山道整備をこれからどうしてゆくか? という問題で、シンポジュウム開いたり・関係者での議論を進めているのはお伝えしてきました。

そもそも管理主体が決まっていない登山道も有ったりするし、費用をどう賄うのか?富士山・大山・屋久島・大雪山等々の様に協力金制度も整備されて来ている現状で、ならば北アルプスはどうしてゆけるのか?

費用を集めても、運用主体はどうするのか? 作業できる人間を確保するには?

「俺が動かなくても誰かやってくれるだろう」みたいなことを、みんなが考えていては何時まで経っても変わらないどころか荒廃が進んでしまうのではないかと心配してしまいます。

幸い御役所の方も危機感を抱いてくれている様で、「霞が関」まで話を聞かせに来てくれないか?みたいなこともあったり、松本市・佐久市でのシンポジュウム開催など「今がチャンス!」なのではないかと。

問題山積ですが、みんなで議論を重ねて協力しながら一つ一つ問題をクリアしてゆかねばと考えております。

私が今現在出来る事って???

大それたことを考えている訳ではないのですが、我々が登山道の維持管理だけでなく、他の山仕事を受けることによって 「仲間を増やし」~経験を積むことで「山を覚えて」~みんなが「食べてゆける」 ような仕組みを作って結果として登山道整備を頑張ってくれる人材を確保してゆければ良いかな~っ・・・なんてことを企んでいるのです。

「武田節」 ってご存知でしょうか?

大昔の警察学校時代に、謝恩会で教官が歌っておられて知ったのですが・・・。

「人は石垣 人は城」って歌詞にあるのですが、戦国武将,武田信玄の名言として残されている言葉です。

「りっぱな城があっても人の 力がないと役に立たない。 国を支える一番の力は人の力であり,信頼できる人の集まりは 強固な城に匹敵する。」 という信玄の考え方や生き方を表しているそうです。

昔も今も「人」が大切なのは同じだと思う、昭和ド真ん中?な小屋主なのです。

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