阿曽原温泉小屋

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世の中上手く回るはず?

2025-03-29

写真

藪漕ぎしながらの碍子(30K弱)を歩荷! (誰かがやらねばならないなら)

昨日は、ボッカ仕事の打ち合わせで富山市笹津まで。(今回は塗料メイン)

営業出来ないので暇もあるのですが・・・トレイルプログラムで登山道整備資金を集めても、作業に来てくれるメンバーにはチャンと稼いでもらわねば定着してもらえないと考えます。

メンバーは、やる気があっても、若くてお客が付かない山岳ガイド・山小屋従業員・民間山岳救助隊員等を想定していますが、登山道整備の仕事量だけでは・・ブッチャケ大した収入にならないので、黒部に来るからには併せて稼げる仕事を作ってあげられればと考えています。

今迄も「歩荷」は依頼を受けて来ましたが、突発的な災害復旧等が発生した場合に依頼を受けて急遽人間を集めて対応してきましたが、数年前から鉄塔巡視路の整備等も依頼されて来たし「奈良の山の中へ歩荷に来てもらうことは可能でしょうか?」なんて電話を受けた事も・・

送電屋さんに聴けば「今時の若い人たちは、鉄塔に登っての高所作業は嫌がらないのだけれど、山奥でボッカ・巡視路整備等大汗かくキツい汚れ仕事は嫌がる傾向にあって・・・」とのことで依頼が来るのでした。

昨年も60Kgほどのトランス(分解出来ない塊)の歩荷依頼が来ましたが、山岳レスキューをカジッテル人間にすれば怪我人担いで歩くのと変わりない事なのですが・・・一般の人からすれば無理!ってなるわけです。

無理な仕事があって達成出来る人がいないのであれば、山の関係者で達成できる人間を繋いで上げられれば・・・世の中うまく回るのでは???

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