遅くなりました・・・
2025-03-31

山頂右側(鉄橋からの比高約350m)で発生した落石の、一部が跳ねて鉄橋に悪さしました
災害発生からタイミングを失した今になって、なぜクラウドファンディングなのか?
1.今回の地震発生が元旦で、鐘釣橋が被害を受けていること自体の連絡が遅くなった
2.鉄橋の落石被害は確認できても、発生源から鉄橋に至るまでの岩壁調査は春になって雪崩の危険が無くなってからでないと入れない(ヘリからの目視では、斜面崩壊予兆・残置された浮石は確認できない)
3.雪解けを待って調査してみたら、落石発生源の岩塊がズリ下がっていることが判明したので対策が必要との判断
4.ズリ下がって岩壁にモタレカカッテいる岩塊を砕いて除去して上部の危険を除去してからでないと鉄橋の補修に取り掛かれず昨年中のトロッコ列車の全線開通を断念
5.モタレカカリの岩塊を除去後に現れた岩壁に幾つものクラックが発見されて、クラックを特殊なセメントで接着・極太ワイヤーで岩塊固定 等の追加工事が必要で、追加工事が終了するにはもう一年程度時間が掛かることが判明
6.同時に欅平駅操車場・荷下ろし場所等の地盤沈下の復旧工事も相当な時間が必要と判明
・・・次々と問題が表面化してきたのでした。
我々山小屋組合としては「お隣の能登の被災地は大変なんだから、我々も一年間頑張らねば!」 と考えていたのですが・・・
〇1シーズンでの営業再開の見通しが立たなった
〇昨年は天候・留守の関係? 「蜂」 「カメムシ」が共に大発生してしまい、室内のカビ大発生と併せて営業再開時の施設・備品の清掃や買い替えに相当の時間と費用が発生することが予想される
等の不安要因が発生してしたところで、各方面からのアドバイスを受けてクラウドファンディングで皆様にご支援をお願いすることといたしましたことを申し添えておかせていただきます。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2025/03/n20250331a.html