阿曽原温泉小屋

冷え込みが厳しくなり、今朝小屋の中でも午前五時時点で１０℃でした。（紅葉の進行とナメコの目覚めには良いのですが）

先にも御伝えしましたが、当小屋はプレハブ造りの仮設小屋ですので床下・屋根・壁に隙間がどうしても出来てしまいます。

今シーズンは、収容人数を各客室６人・食堂８人として余裕を持っての利用を予定しておりましたが、この先どんどん冷え込みが厳しく成れば流石に寒過ぎて・・かえって風邪をひいてしまわれるのではないか？と心配になってまいりました。 （例年であれば多い日には20人ほど入って頂き「暑苦しい」ほどになるのですが・・）

そこで、明日の１０月4日（月）より客室の定員を8名として食堂の利用を止めることにいたします。（食堂は、基本的には早出のお客さんの朝食場所として）

客室は各12畳半ありますので、両側4組ずつ布団を引いてもらえば間隔を確保しつつ室内の保温にもつながるのではないかと考えます。

決して気楽に考えている訳ではありませんが、小屋の実情を踏まえての総合的な判断ですので御理解御協力よろしく御願い致します。（それでも、防寒対策は万全にして来て下さい）

今日のランチは、麻婆丼！

そのうち解消されるとは思うのですが１００円硬貨の減り方が激しくて・・・それなりの用意しては有ったのですが、気が付くと５０枚のパックが３本になってしまいました。

毎年こんな事を言っているのですが、シーズンが終わってみると大量の硬貨が溜まってしまうのですが・・一時的に心配になる量まで減ってしまうのです？

こんな事を書くと５０枚パック（5,000円）を持ってこられて、宿泊費全てを硬貨で支払いに使われる方や全てをビール代に使われる方等々・・。

大変有難いのですが・・そこまでしていただなくてもよろしいので「お釣りが出ない程度」の100円硬貨を持参して来て頂けたら助かります。

※もう一つお願い！

みなさん「下の廊下」を歩いて、無事届いておられますが・・・少し遅く届かれる方が目立ちます。

コースが長く時間が掛かることを、今一度肝に銘じて歩きに来てくださいませ。

※二名体制！

今年10月から警備隊員２名体制になりました。

という事で「賄い飯」は大量に！　スタッフ４人を合わせて６人分を40Ｃmチタン製中華鍋でニンニク・長ネギを炒めて香りを出して、大き目の豆腐を５丁・ひき肉・玉ネギのみじん切り・シメジで増量して・・・隊員２名と大仏は大盛ラーメン丼にご飯を盛って・・。

阿曽原の秋は、ご飯の消費が格段に伸びるのです。

花盛りです。

「下の廊下」の整備は、ほぼ終了いたしました！

若干の未整備ヶ所は残っていますが、通常の注意をしていただければ歩けるレベルまで整備が進みました。

心配された台風16号の影響も今のところ無さそうです。

※参考！

ＮＨＫ にて、北アルプス南部地区での登山道維持管理についての活動が紹介されています。

「山を守りながら山を楽しむ」ために何が必要なのか？

※予約可能日（10月1日現在）

宿泊予約可能日は、以下となりました。

・6日　3人　・7日　7人　・11日　1人　・12日　1人　・13日　4人　・20日　4人　・26日　3人　・27日　7人

実は「高熱隧道」の入り口なのです。

キャンプ場利用者の方へ！（夜間の騒音について）

報道で御存知の方もおられると思いますが、阿曽原キャンプ場脇の立ち入り禁止看板のあるアルミ扉の奥に走っている関西電力黒部専用鉄道（関電黒部ルート）にあっては、一般開放を2024年6月の運行開始を目指して安全対策工事を行っています。

日中は鉄道が運行されているため工事をすることが出来ず、夜間に岩盤掘削等を行っています。

阿曽原付近の工事が開始されたので、１０月末頃まで夜間にアルミ扉のトンネル奥から工事の騒音が漏れてきますことを御了承ください。

※ちなみに巷では・・・。

いまだに関電黒部ルートが一般開放されれば、阿曽原や仙人谷ダムで途中下車できて「簡単に阿曽原の風呂に入れるのでは？」との妄想を抱いておられる方がいるみたいですが・・・途中下車など全く無理な話ですから！

山歩きをしている登山者でも急な下り道に難儀しているのに、観光客気分で来られると想像するだけで・・。

こんなこと言っているから、富山県が阿曽原キャンプ場に携帯電話のアンテナを立てようかと、昨年調査に来ていたのですが？？説明が無いので詳しく分からないのですが？業者さんから小耳に挟んだ情報では話が流れちゃった(一旦停止？）みたいで、それを当て込んでいたこちらが悪いのですが、今年の登山情報の更新には苦労させられているのです。

※キャンプ場は予約制ではありません！

先にも説明しましたが、諸般の理由 から阿曽原キャンプ場は予約制を採用しておりません！

来た人順に場所を取ってもらってテントを張っていただきますが、週末は大混雑が予想されますので早目の到着を目指してください。（特に大型テントの方は！）

告知直後から2時間余り電話が鳴りやまず、13時40分現在以下の日は埋まってしまいました。

2日（土）　8日（金）　9日（土）　10日(日)　15日(金)　16日（土）　

21日（木）　22日（金）　23日（土）　24日（日）　31日（日）

以上の日は埋まってしまいました。

他の日についても、残り少ない日も出てまいりました。

阿曽原小屋の食堂

※お願い　

追加予約の受付を始めますが、午後5時～午後６時30分の間は夕食提供で手が離せませんので予約・問い合わせ電話は御遠慮ください!

特に今年はアルバイトを沢山雇う余裕がありません、目の前でお腹を空かせた宿泊客の方に出来立て熱々を提供して差しあげたいのでよろしくお願いいたします。

〇追加予約について

宣言解除の見通しが立ちましたので、１０月１日より食堂を寝室として利用いたします。（客室より若干広めです）

以下を了解・了承していただける方で、７～８人程度のお客さんを新たに受け入れることにいたします。

☆ 食事が二回戦になるはずですので、配膳時間と自分の食事時間以外は「荷物置き場」にて待機して頂きます。

☆ 布団を引くのは、全員の食事が終わってからになります。

☆ 消灯時間（２１時頃）まで、隣の厨房で従業員の食事・翌朝の仕込み等で壁越しに話し声・雑音がします。

☆ 夜中にトイレに行く方がおられますので、戸の開け閉め音と足音がしますし出入りで寒気が入ります。（今シーズンは、寒いのは客室も同じかと！）

以上を了解・了承して頂ける方であれば、この告知後に小屋に電話を入れていただいて希望日に空きが有れば御予約を受けさせていただきます。

なお今現在「御予約」を頂いているお客様にあっては、受け付け時のとおり一部屋６名程度での利用になりますが、グループの人数等でキッチリと割り切れない時には御協力願います。（例えば、５人グループの部屋に別グループから1人だけ入れてもらう等は無理ですし・・パズルが上手くハマらないことが出て来たりするはずですし、御予約いただいている方で「一人追加して」と、定員越えになってしまう場合等・・いろいろ考えられます）

これまでもキャンセルが出たとお知らせすると数時間で埋まってしまいますし、ネットを閲覧できない方からの電話も沢山掛かって来ております。

追加分も少ない人数ですが、少しでも多くの方に黒部を楽しんでもらえたらと思っております。