阿曽原温泉小屋

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マルの日

2021-02-28

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帆船「海王丸」越しに!

10年前の今日、山岳警備隊の故丸山分隊長が剱岳で訓練中に殉職した日。

昨年も事故に 触れた のですが、何年経っても悔しくて悔しくて・・・。

今日も牛岳スキー場へ助っ人に向かいますが、快晴なので向かう途中には「剱岳」が良く見えるはず、何処かで停まって「劔に眠るマル」に声掛けて来ようかと。

牛岳のサンシャインにはマルの小さな写真が壁にピン留めしてあって、昨日見たら日に焼けてかすれていてしまって10年という時の長さを感じましたが・・・俺達、マルのこと絶対忘れないから!

今日も頑張って、イッテ来まーす!

※写真は昨日の続きで、海王丸パークに係留されている「海王丸」の左奥に黒くギザギザの「劔岳」がカッコイイです。

行って来ます。

2021-02-27

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海王丸パークから、新湊大橋越しの立山連峰

昨日のローカル新聞の一面に、海王丸パーク から眺めた立山連峰の朝焼けが載っていました。

そういえばと、家にも写真があったので。

左端から奥大日~立山~獅子~越中沢と繋がり、中央やや左手前のナダラカな平原が「弥陀ヶ原」となり「薬師岳」は箸の支柱の陰に隠れています。

自分でご褒美!

2021-02-26

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富山は、昆布をよく使うのです。

一昨日、黒部で北アルプス山小屋協会の意見交換会を行って、前々からの引き受けていた宿題から一旦解放された?形になり一安心。

なので、自分への御褒美に「吉今日」へ飲みに行って来ました。

大好物の「マダラの白子」を、事前に連絡してシッカリと仕入れて置いてもらって。

生では「ポン酢」 衣をつけて「天ぷら」 焼き物で「昆布焼き」(真昆布の上に並べて焼くと!)にして白子を食べ尽くし!

マダラは大きなものを一本丸々仕入れるそうなので、身を食べ尽くすのに苦労するそうですが「昆布締め刺身」「昆布蒸し」も注文。

もちろん冬場の富山は魚が美味しいので、ヒラメの縁側・カワハギの肝付き・バイ貝等々、全て地物魚を刺身の盛り合わせにして!(新鮮なカワハギの肝が堪えられません)

早く終息して、みんなで旨いモノ喰って飲んで楽しめる日が来ればいいのに。

今日からは、出来上がった宿題の仕上げに向けてもう一仕事頑張らねば。

神様のお導き!

2021-02-24

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あなたの人生の主題歌は、なんですか?(JUJU YOUR STORY)

「北アルプス山小屋協会」の総会時期なのに出来ない話をしましたが、コロナ対策だけでなく問題が山積していて・・・。

昨年から、各組合の役員を中心に何回か集まって意見交換会を行っています。

昨年末の信濃大町も先月の黒部市開催も、午後1時開始で午後5時終了予定だったのですが話が終わらずに・・・。

今年は当番なので進行役を仰せつかっているのですが、繋がっている「北アルプス」ですが各方面で管理方式・入山者数・山の危険度・これまでの経緯等々が微妙に違うのですが、当番なので意見をまとめる宿題を引き受けてしまい・・・頭を悩ませ文言を捻り出すのに「鉛筆を舐め舐め」(いまどき無いか?)作文している毎日です。

面倒くさいけど誰かがやらないといけないと思うのですが、なぜかこんな時に当番が廻って来るなんて・・・神様の御導き?それとも「トラブル」が付いて回っているのか?自分から「トラブル」に突っ込んで行っているのか???

いつもの年なら。

2021-02-23

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「麒麟」ぽく見えませんか?

毎年今頃は、北アルプス山小屋協会総会が開催されているのですが・・・。

総会~懇親会には、山小屋関係者の他に各方面からの来賓を迎えて100人程で開催されます。

長野・岐阜・富山の五方面の組合が持ち回りで受け持って、今年は黒部の担当だったのですが流石に今年は中止としました。

男女共に、ヘトヘト!

2021-02-22

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今朝の夜明け!(毎日お天道様は昇ります)

昨日の牛岳スキー場は、晴天と謝恩祭的なイベントで大賑わいでした。

「サンシャイン」も外待ちするお客さんが出来るほどの大盛況で・・・。

多目に用意してあった、ご飯・カレールー・豚肉・トンカツ・スープ等が次々に切れてしまい、オーダーを熟しながら補充にテンテコマイしているうちに洗い物が追い付かずカレー用のスプーンが足りなくなったりと、スタッフ一同男女共に!午後二時過ぎまで動きっぱなし!叫びっぱなし!一口の水を飲むのも忘れながら皆で頑張りました。

※ 我が良き友よ♪ 作詞作曲:吉田拓郎

アァ~ッ夢よ よき友よ♪ 時の流れを恨むじゃないぞ♪ 男らしいは優しい事だと言ってくれ~♪

古き時代と人が言う♪ 今も昔と俺は言う♪ 

アァ~ッ友と良き酒を♪ 時を憂いて飲み明かしたい♪ 今も昔も この酒つげば心地よし~♪

なんだか世の中「男」「女」で騒いでいますが、男女関係なしに適材適所で各々が持ち場で精一杯頑張って、誰かが困っていたらフォローしながら目的を達成すればよい事ではないだろうか。

山小屋を仕切っていると、不便(原始的?)な場所ゆえにスタッフは一人で何役も果たさなければなりません。

当然ですが、それぞれに向き不向きが有って一般的には「男性」に向いている力仕事もあれば、さすが「女性」って気配りの接客に感心させられたりします。(当たり前のことだと思うけど、こんなの書くと責められるかな?)

蔑視と取られる様なことはいけないけれど、昔から日本には「男らしさ」「女らしさ」って言葉があって根付いていると思うのだけれども・・・世の中便利になり過ぎたのか?大切な事を置き去りにして、言葉尻を捕らえての言葉狩りみたいな流れはどうなんでしょう???

昨日の帰り道の車で「拓郎」一人で唄いながら、チョッピリ早く山に行きたくなってしまった小屋主なのでした。

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