阿曽原温泉小屋

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前回に比べると、カワイイものでした。

2021-01-30

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パンパンの圧雪路面は・・・。

昨日から、積雪はそれほどではありませんでしたが強風が吹き付けて「暴風雪警報」が出されていました。

解除になったので、舟見の温泉施設「バーデン明日」へ送りに向かって、高台の田んぼ道に登ったら道路がパンパンの圧雪路面で凸凹しておりハンドル操作を誤ったのか???直線道路から弾き飛ばされた感じで田んぼに突っ込んだハイエースが。

前回寒波の雪が片付けられたと思った途端にこの有様ですが、前回に比べると、事故車両を見ることが格段に少ない気がします・・・幸い午後から陽射しが出てくれて路面も緩み始めました。(ちなみに立山町芦峅寺では、40センチ余りの新雪と聞こえてきました)

中間報告。

2021-01-29

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今シーズンの積雪情報です。

昨日の総会資料にアルペンルート沿いの積雪情報がありました。一昨年からの比較が出来るので参考になるかと。

積雪量だけを見れば、大観峰以外は特別多くないので「里雪型」の大雪だったことが分かります。

ただし!一気に降った雪なので不安定な積もり方をしていたとすれば、大規模な雪崩が発生しているかもしれません。

ちなみに欅平の奥鐘橋には、昨日現在で手摺りの高さほどとのことなので、やはり多くはないみたいです。

現在「暴風雪警報」が発令されていて、北陸高速道は通行止めとなっていますが、風が強いばかりで積雪は殆どないのですが・・・。

当て役!

2021-01-28

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大雪の後の黒部川河川敷には足跡だらけ、見えていないけど棲んでいるんです!

今日は午後から、富山市内へ「立山黒部観光旅館組合」の総会へ向かいます。

立山黒部エリアの、山小屋以外の施設も会員になっている組織ですが、毎年総会後には御楽しみの「懇親会」が催されますが流石に今年はお流れです。

会合だけならば、わざわざ行かなくてもいいのですが・・・当て役で「監査役」させられているので仕方なく。

一昨日も、今年「北アルプス山小屋協会」の感じが廻って来た関係で、各支部長等世話役等に黒部市に集まってもらい今シーズンの対応等々の会合を開きました。

本来であれば、美味しい魚で一杯飲んでいってもらいたいのですが・・・。

みなさん、会議前のランチには回転ずしを食べに行っておられた方がたくさんおられたみたいだし、長野・飛騨に帰る前に「魚を買って帰りたい!」ってことで美味しい魚屋を教えてくれとのリクエストが!(お世話になっている入善町の「イズミ鮮魚店」を教えたら、山小屋の御主人さんたちが集結してたらしいです)

何時になったら、みんなで美味しいお酒飲めるんでしょうね?

気が重いけど、行って来まーす!

プラス「胆力」!(前に出ないと)

2021-01-27

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白馬岳~旭岳の稜線は岩が剥き出し!清水岳は白くみえますが・・・。

続き。

車庫に燃え移った炎は「バチバチ」と見る見る広がっていて、皮膚が露出している顔面は炙られて「火照る」って表現がピッタリ! 一瞬・・・引き返そうとも思ったのですが、特攻服のポケットに入っていた軍手を着けて力を込めて引き上げると、動きの悪いシャッターは上がってくれました。

運転席の熱々なドアに手を掛けると、「やっぱり?」未施錠でキーが差されたままです。 運転席に乗り込んで、エンジンを掛けようとキーに手を掛けますが・・・以前書きましたがパトカー(愛車「スカイライン」)の始業点検でのキーを回した途端にバッテリーを破裂させたトラウマで、熱々ボディの「スプリンター」はエンジンを掛けた途端に「ボン!」ってならないか?一瞬躊躇しましたがモタモタしていられません。(参照) 

同僚たちは、路地の少し先で私の様子を不安そうに伺っているのが見えます。心の中で「エーィ!」と気合を入れてキーを回すとエンジンが掛かって、そのまま路地に滞っていた人たちに向けてクラクションを鳴らしながら県道向かい側の空き地に車を移動させたところで、消防車が次々と現着して来てくれて本格的な消火活動が始まったのでした。(帰署してから、課長からねぎらいの言葉を掛けていただきました)

前ページ表題で「反復訓練と応用力」って書きましたが、基本的な事は反復訓練して身に沁み込ませて、イザ本番となれば毎回違う現場なのだから応用力を使って「現場を仕切る?治める?」てゆかなければなりません。

って解ってはいるのですが・・・体験したことの無い現場に行き当たれば「舞い上がって」しまい、冷静な判断など出来ないこともあるはずです。 どんな現場に遭遇しても、冷静さを保てる「胆力」も大切になってきます。(生まれ持って身に着けている人・危機意識に鈍感な人も、時々いるような?)

後先考えずに、どんな現場にでも突撃するのも(バランス感覚)いかがなものかと思いますが?率先して前に出ようとしない人間には身に着かないのも事実かと!

反復訓練と応用力!(イザって時に)

2021-01-26

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奥の白い稜線は、黒部川から駒ヶ岳に登る尾根

続き。

増々火勢は強まり、炎が巻き起こす熱風・塗料缶の破裂音・飛び交う怒声、家人は確保されておらず取り残されているのか?留守だったのか?近所の人を探して聞き込み等々火事場は大混乱です。

「あらッ」気が付くと、自宅前の空き地と庭で隔てられている路地の奥に建っている古い木造納屋兼車庫の外壁・柱に火が燃え移ってしまいました。

車庫のシャッターは閉じ切っておらず、庫内には白色の「スプリンター」(昔カローラの兄弟車で有ったんです)が停まったままです。

スプリンターにはガソリンが入っているはず、このまま車ごと燃えてしまえば・・・結果は容易に想像がつきます!

早く安全な場所まで移動させねば!って思うけど、キーは付いているのか?一瞬考えたのですがモタモタしている暇はありません。

私は一人で燃えだした車庫に駆け寄り、シャッターを引き上げようと素手で恐る恐る触れた途端「熱ーっ!!!」

火傷は負いませんでしたが、シャッターは鉄で出来ていて鉄は炙られれば高温になるってことは、簡単に分かる事なのですが舞い上がって冷静さを欠いていたってことなのです。

もう一回続く。

訓練は必要なんだわ!

2021-01-25

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雪煙が上がらないのは、雪が縮んだから。

先日、現着してパニックを起こす奴・・・みたいな話を書きましたが、私も現場で焦ったことが何度もあるので。

以前は一般警察署の若い警官は「第二機動隊」という編成で、主にデモ隊の誘導・制圧訓練なんかを毎月二回訓練を行っていました。(紺色の出動服着て防具を装着して防御盾を持って走ったり・・・)

訓練を終えて帰署、警察署の玄関前で署長に報告するために整列していたら、庁舎横の田んぼの先に真っ黒い煙が昇っているのが見えます???

「火事?」みたいだけど消防のサイレンが聴こえないけど??「行こう!」みんなに声を掛けて、我々を迎えに出て来られた署長なんぞそっちのけ・・・マイクロバスの運転席に乗り込んで10人余りの隊員を載せて現場に向かいました。

県道から少し路地を入った家屋・倉庫が、猛烈な勢いで燃え盛り近づくことが出来ません。それもそのはず、塗装業者さんの倉庫と自宅だったのです。「火に油を注ぐ」って言葉そのもの、広い庭でしたが隣家への類焼も時間の問題に見えますが・・・特攻服着ているだけの私達には手の施しようがありません。

その頃には消防のサイレンが聞こえて来たのですが、同時に野次馬が集まり出し県道も車の流れが滞り出して来ました。このままでは消防車が近づけないので、若いお巡りさんに県道の交通整理と消防車の誘導を指示して、私達は近付こうとする人達を後から何本もの消火ホースで埋まるであろう路地から押し戻し始めたのでした。

あの後思ったのですが、平和な富山では一般の方々は滅多に見ることの無い特攻服(出動服)に誘導された運転手さん野次馬さんもさぞかし驚かされたのでは?

続く。

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