阿曽原温泉小屋

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なぜキャンプ場の予約を受けれないか!(弘法大師様?石器人?)

2021-08-30

写真

草の根元に、広く水が溜まっているのが分るでしょうか?

大雨が続いた後のキャンプ場は、雨が止んでも山からの湧き水が流れ込んで来て低い場所に溜まってしまいます。

徐々に引いてくれるのですが、テントを張っている最中に強く降られようものなら水浸しになってしまう場所も出てきます。溝を掘って即席の流水路?を作ったりしても地面自体が低い場所では効果が有りません。

露天風呂に下る道まで溝を掘って逃がすのですが、そこまで至るまでに広い範囲で水が溜まってしまうので、水の溜った地面に鉄製の「大バール」を何度も突き刺して穴を深くして小石・砂利の層まで届くと水が吸い込まれてゆきます。

大体の場所は40Cmほどの深さまで突き立てたら抜けてくれるのですが、この日は範囲が広いので5ヶ所の穴を掘るのに「道具を使う事を覚えた石器人」のごとく、がむしゃらに重い「大バール」を地面に突き立てて水抜きを頑張りました。(悲しいことに、そのうちに埋まってしまうのですが)

弘法大師様が杖を突き立てた場所で、霊水が湧いたとの言い伝えが富山にはあるのですが・・こちらは突き立てて水を抜くことに苦労しているのでした。大仏が以前に始めた方法なのですが山の中で生きてゆくことは、時には「石器人」にならないといけないという事なのです?

こんなキャンプ場なので、雨が降れば不公平になってしまうので、今のところ区画を仕切っての予約制には出来ないと考えているのです。(今年も週末は激混みになるのではないかと予想されます!)

登山道情報(「下の廊下」9月18日からは無理かも)

2021-08-29

18日からの連休は「下の廊下」の通行は無理かも!

例年通り、来週から本格的に・黒部ダム方向・仙人谷ダム方向の両方向から整備に入る予定です。

ヘリコプターからの情報では、核心部の残雪量は少ないのですが、丸太桟道・丸太ハシゴ等は軒並み雪崩で壊されており、ヘリコプターからは確認できないけれど桟道の損壊状況からすれば手摺り番線もかなりダメージを受けていると想像できます。

この先、雨が降らずに整備の休止日が無かったとしても「取り合えず歩ける」程度までの整備までは進まないだろうと予想されます。

18日以降「下の廊下」を歩く計画の方々の予約を頂いておりますが、予約を頂いた時点で伝えていたとは思うのですが「無理」という事になれば計画変更も視野に入れなければなりませんので早目に御知らせ致した次第です。

無理は絶対にしないでください。「黒部に怪我無し!」一昨年は5名の転落死亡事故が発生したことを忘れてはいけません!

なお「下の廊下」の状況は、随時このページでお伝えしますが、これ以上の事は無いと考えてください!「何時から歩けるか?」「何とかならないか?」的な、小屋への電話での問い合わせは厳に御容赦ください!

※数日間、更新が出来ず申し訳ありませんでした。

今日からなんとかネットに繋げることが出来る様になりましたが、画像を載せるまでには至っておりません。

実は大仏から早目にキャンプ場を広く刈り込んで、イタドリとかの太い強い茎を根元から切っておかないと、混雑して縁にテントを張る人が切り株?がテントに突き刺さったりするのでは?って言われて、雨上がりの猛暑の中でキャンプ場の草刈り・水抜きやらでヘロヘロになっていたのですが・・・。

大仏達も、宇奈月の僧ヶ岳~駒ヶ岳で草刈り頑張っているのだから、私だけ楽する訳にもゆかないのですが・・少ないながらも宿泊のお客様のお世話を早朝からしないといけないし、やっぱり「猫の手」バイトでもいいから来てほしいのですが、これだけ利用者が少ないと余裕がなくて。(今まで安易に「猫の手」を使って、かなりガッカリさせられたのを忘れたのか?バイト噺を書き始めると!!!)

7月に霞が関に陳情に行って、お願いした事の想定以上の状態になりつつありますが・・来月下旬からは「ドナドナ」お姉さんが来てくれるはずだし、「下の廊下」の整備が終われば大仏が帰って来るし、もう少し頑張らねば!

登山道情報(仙人谷方面)

2021-08-29

仙人温泉下の仙人谷を渡るポイントの雪渓は、雲切新道側が状態が悪くなって来ています。(8月22日の画像の場所

雪渓から登山道に直接取り付こうとすると危険ですので、しばらくの間は下流側に迂回するなりして「涸れ沢」「藪」に取り付いてから登山道に登り返すことになります。

登山道情報!

2021-08-24

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足を置く場所には、平らな石を並べて。

〇登山道情報(仙人谷上部)

仙人池ヒュッテの御主人が、本日午前に仙人池~仙人温泉間の仙人谷の様子を見て来てくれました。

右岸から左岸に渡るポイントの雪渓が壊れたそうで、沢に降りて渡れるようになったので雪渓の上を恐る恐る歩かなくてもよくなったそうです。

※風呂までの草刈り終了

昨日の残りの区間を草刈り機を振るって終わらせて~熊手で刈った草を道から集めて~スノコの配置を調整して~壊れた階段を作り直して作業終了。

今日は、剣御前小屋のTちゃんが夏休みで欅平から遊びに来て(さすがに足が速くて午後1時半には到着してました)「小屋泊もテント泊も来そうにないからユックリ入ってきたら」 って言ったら心配になるほどノンビリお湯に浸かって帰ってきました。(Tちゃんは剣御前の小屋閉めが終わると、阿曽原へ毎年手伝いに来てくれます。小さな身体ですがチョコマカトとってもよく動いてくれて大助かりしています)

「風呂までの道が、テントが何張りも張れそうなくらい広く刈ってありました」とのお褒めの言葉を頂きました。

階段は木材が朽ちて折れていたのを、新しい?(縁の下に転がっていた端材)木材に取り換えて据え付けるのに斜面を掘って落ち着かせてから金属アンカーを打ち込んで番線で締めて、仕上げに足を置く場所に平らな石を探して来て並べて完成です。(言うほど大した作業ではないんですが・・)

予約状況!(アブの餌食?)

2021-08-23

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風呂の余り湯の流れ出しの段差(草の下部は崖になってますから!)

先日、小屋の空き情報を流しましたが全て埋まりました!

今日は雨が朝八時頃から上がったので、気になって来ていた風呂までの道と浴槽周りの草刈りをしました。

こんなに草刈りしたっけ??ってくらい、今シーズン四度目になりますが草刈り機の燃料消費が早い気がします。

昼前には陽射しが出て来て、雨降りばかりで餌にあり付けていなかった?「オロロ」(小さいアブ)に何匹も集られ刺されながらの作業となり大苦戦でした。

道の除草はもう一区間残ったし、キャンプ場もそろそろ二回目の草刈りしてやらないといけないのですが、大仏は宇奈月の「僧ヶ岳」の草刈りに掛かりっきりで、終われば「下の廊下」の整備に向かわねばならないし・・私が頑張るしかないのです。

写真は浴槽からの余り湯の排水路で、余ったお湯はここを流れて黒部川まで流れてゆくのですが・・たま~に、洗面器が落ちて行ったり・・ごく稀に人間が落ちたりしてしまいます。

幸い大事に至った事は有りませんが、苔でヌルヌルして滑りやすいので洗面器が落ちても絶対に取りに降りないでください!

(でも人が落ちたら、慎重にサポートして助けてあげて、直ぐに小屋に連絡してください)

雪渓の状態は変わります。

2021-08-23

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仙人池~仙人温泉間(仙人谷上部)

右岸から左岸に渡る ポイント 選定は、雪渓の厚さ・渡ってから降りれるか?等慎重に選んでください。

通行される方は、必ず「仙人池ヒュッテ」に立ち寄ってアドバイスを受けてください。

写真の中央奥、雪渓が消えた先が昨日説明した二股になります。

本谷の雪渓が消えると、合流点の両岸は岩壁になり滝が現れます。

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