阿曽原温泉小屋

k

登山道情報!(仙人池~仙人谷~雲切新道~阿曽原)

2021-08-22

写真

夏道が雪渓の先に見えても、近づく時は疑って!

宇奈月方面山岳遭難対策協議会のメンバーが、コースのパトロールに行って来てくれました。

仙人池~仙人温泉間 (リンク先地図の中心が二股)

雪渓が沢山残っており徐々に状態が変化してゆきますので、その都度状態の良い場所を選んで通過してください。

仙人谷を下って仙人温泉の湯元が見える「二股」の雪渓は、左から合流する支沢の雪渓が本流との合流点の直上で消えていますので、もうすぐ支沢を横断する際には雪渓から降りて渡ることになるはずです。

その頃には本流の雪渓も薄くなって来ていると想像出来ますので、状態が悪い時期に通過することになった場合にはルート選定には細心の注意が必要です。(悪い状態が、それほど長くは続かないとは思うのですが・・・)

仙人温泉~雲切新道 (リンク先地図の中心が横断ポイント)

小屋裏の仙人谷の残雪量が非常に多く「横断ポイント」でそのまま対岸に渡ることが出来ますが、右岸の源泉側の夏道に取り付くポイントの雪渓が薄くなって来るはずです。

「見えている夏道に向かえば良い!」と直接夏道に近づくと雪渓を踏み抜いたり崩壊に巻き込まれる危険が出てきますので、迂回して藪・涸れ沢に取り付いてから夏道に戻る場合も出て来る等「臨機応変」のコース取りをしてください。(夏道は雨が降ると川になって雪渓の下に潜り込んで流れて、そのポイントの雪渓は薄くなっていることがあります)

雪渓が無くなった時に架ける「丸太橋」は、まだまだ先にならないと架けられそうにありません。

以上2点に注意して通行してください。

アーカイブ

最近の記事