「クラファンの支援」と「トレイルプログラム」に感謝です
2025-08-09

仙人谷へ空輸された架橋用丸太(水流は上部の倒木で左側に流れているのですが)
草刈りメンバーが、先月31日から猛暑続きと6日の豪雨に見舞われながら 、唐松~祖母谷線・白馬線~祖母谷線の整備を終わらせて来てくれました。
今シーズンもトロッコ列車が運行せず、黒部エリアの山小屋も営業出来ず管理も出来ませんので一般登山者の方々には利用を控えて頂くようお願いしておりますが、黒部エリアは標高の低さ・降水量の多さ・急こう配等の条件が重なり、草刈り等の管理を継続的に行っておかねば「藪が生い茂る」「斜面崩壊が進む」等、通行再開時の整備に多大な労力が必要になって来るのが目に見えているので例年通り整備に入っておかねばなりません。
特に唐松線については、事前パトロールで「南越沢」沿いの登山道上部斜面が立木ごと崩落して来て通行困難となっていました。(メンバーが一様に危険と判断してました)
この部分は比較的大規模な崩壊で、通常の整備費用ではとても対応できない状態になっていたのですが、皆様からご支援いただいたクラファン資金・昨年から試験運用しているトレイルプログラム分配金の一部を利用させていただくことにしました。
予算確保が成されていなければ人出をかけて整備に入ることも出来ませんし、特にトロッコが止まっている状態では別途整備に入るのは非効率になりますので今回の資金・分配金の一部を使わせて頂けたことはタイムリーというか大変助かりました。(一応整備しただけで、一般の方が普通に歩ける様になるまでは気合を入れ直して追加整備が必要です)
写真は、並行して行っていた雲切新道仙人谷の丸太橋の更新材料を現場まで五日午前中に空輸しました。
架橋部手前の登山道に置いて来たのですが、翌6日に強い雨が降ってしまい一段高い場所だし川の流れからも離れている場所なのですが・・・流されていないか少し心配な小屋主なのでした。
12日から阿曽原に入って架橋部でアンカーの打ち直し等の丸太橋新設準備に入る予定なのですが・・・無事残っていてくれることを願うばかりです。
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