危険予知!(山を見て想像することは大切)
2025-08-20

見えなくても想像することは・・・
先日まで阿曽原で、雲切新道とキャンプ場の草刈・丸太橋架け等々で入っていました。
先にも書きましたが、営業出来なくても「やる事やっておかねば!」なのです。
写真は阿曽原谷の雪渓ですが、下部右側にヒョウタンを寝かせた様な穴が確認できるかと?
普段ならば見られないのですが・・・今シーズンは猛暑続きで、岩盤が暖められて輻射熱で雪渓が大きく融かされたのでは?
ヒョウタン穴上部の岩壁側が、抉れて融けて見えるのは証左だし反対側の岩壁側も抉れているのが解りますが、冬場に雪崩で埋まった谷は抉れていたはずではありません。
輻射熱だけでなく、強い雨が降った際にだけ水が流れる場所も雪渓が融かされて竪穴が空くことがあります。
雪渓に一度穴が開いてしまうと、温度差で空気が流れてドンドン穴が融かされて大きくなり雪渓が薄くなってしまいます。
雪渓は危険な場所が次々と変わってしまうことがあるので、知らない雪渓を歩く場合は事前に最新の情報を仕入れてから歩いてもらわねばなりません。
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