阿曽原温泉小屋

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雪崩デブリが・・・。

2020-04-20

写真

鐘釣駅対岸のデブリ。(通称:万年雪なんだけど・・・)

鐘釣の万年雪として秋まで残る残雪なのですが、今年はデブリの広がり・厚さが全然少ないです。

雪の降り方・斜面に残る残雪・デブリの出方等々、その年その年で違うのです。

今年の雪は。

2020-04-20

写真

中央左側に、水平歩道の白いライン。(欅平駅より)

春先は道に残った残雪があるし、山腹の樹木の葉っぱが開いていないので水平歩道がよく見えます。

写真はカスミが掛かっていてスッキリしませんが、志合谷と折尾谷の間の尾根の山腹です。(小太鼓の先の涸れ沢が、写真右側の白い雪の縦ライン)

今年は暖冬だったので標高の低い辺りは極端に雪が少ないのですが、黒部峡谷は標高1,000m辺りから上部にはそれなりに残雪が残っています。(春先になって、次々と寒気が入って来ていたのも一因?)

ただし峡谷鉄道沿線を見る限りは、大規模な雪崩は発生しておらずデブリの量はかなり少ないです。

慌てず騒がず!

2020-04-19

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「タラの芽」は、まだ固く。

慌てず 騒がず じっくりと!

阿曽原で仕事を始めるようになってから、災害等で営業出来ないシーズンを何度か経験してきました。

その度に収入的には痛い目に遭っては来ているのですが、災害復旧の危険な現場に仲間を募って出てきました。 その仲間達とは濃い繋がりが出来たし、我々が危険な現場に出ていたことは黒部峡谷に係わる組織・関係者が知って信頼される様になってきたかなって? 

こんなこと自分で言う様なものではありませんが、濃い繋がりも信頼も金で買えるものではありません。

「俺は、そんなモノ要らないから危険な事はしたくない」って言われればそれまでですが・・・次々と目の前に障害が降って来て、好むと好まざるに係わらず否応なしに対応する羽目になって来たからだよな~って。

でも、金で買えないものが手に入ったって考えれば! 要は頭を切り替えて、事に当たってゆければって思うのですが?

もちろん収入が減って、いろんな苦労もありますが・・・いつかは、笑って思い出せるようになれればいいですね。 

目先の不安に負けないで慌てず騒がず、この先また、旨い酒飲むために頑張りましょうね!

写真の「タラの芽」も、慌てて採ったらモッタイナイです。

今シーズンの営業について。

2020-04-19

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春は近づいているのですが・・・。

今シーズンの阿曽原温泉小屋の営業について、皆様には御心配をお掛けしております。(トロッコ列車沿線の作業に追われて、小屋の方はシーズン開始まで間が有るので・・・)

先にも御伝えいたしましたが、取り合えず例年通り小屋に入る予定にしております。(小屋建てするかどうかは別として)

登山道の管理を一年放置してしまうと、標高の低い黒部峡谷では藪が生い茂ってしまい、翌年大変なことになるのは目に見えているから・・・。(水平歩道の整備も予定されております)

ただし、通常通り小屋の営業が出来るかは別問題となります。

当山小屋は、客室・布団・洗面所・トイレ等々共用してゆかないと継続しての営業が成り立ちません。

少なくとも感染収束の目途が付くまでは、小屋の宿泊営業については難しいと考えております。

飛び込み宿泊の様に「行けば泊まれるだろう」的に来られても対応に困りますので、条件と小屋の体制が整うまでは売店・テント場利用も含めて阿曽原小屋を当てにされることの無い様にお願いいたします。

今後の推移を見守り、様々な可能性を考えながら随時予定を立ててゆくしかないものと考えておりますのでチョクチョクこのHPをのぞいてみてください。

明けない夜は有りません!

2020-04-18

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昨日の夜明け。(自宅から初雪山方面)

トロッコ列車はもちろん、立山黒部アルペンルートも運航休止になってしまい。

四十年来毎年行っている春の室堂に行けなくなって、凹みそうになっていますが・・・そんなこと言っている場合じゃありませんよね。

大変なのは皆さん同じですもの、いま自分の出来ることシッカリやってゆきましょう!

必ず笑い合える日がやって来ます!

最前線でウイルスと戦っておられる医療従事者の皆様、国難の中で世の中を支えるために頑張っておられる全ての皆様、本当にお疲れ様です。

点検終了!

2020-04-18

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ほとんど芽吹き前です。

昨日で、トロッコ列車沿線の山腹の浮石点検を終わらせました。(欅平駅の防護柵を作る仕事が少し残っていますが、今日は天気が悪ので仕事は休みです)

欅平駅の上部は、高度差400mの水平歩道から降下して調査をします。

斜面が急なのでザイルを使わないと降りれないのですが、藪が濃くて絡んでしまうのでクライミングの岩場でのザイル操作の様にはゆきません。

右側に白いザイルが張られていますが、作業を終えてザイルを引いて回収中なのですが藪に引っかかって滑りが悪くて苦労しています。

この場所から上部は扇型の斜面で、降りたところで人間が集まって見えます。

残雪が有るのは傾斜の緩みだけでなく、上部が扇型斜面で雪崩が集まって来るからです。(当然、落石も集まって来るポイントになります。登山道を歩いていて、残雪・雪渓の上に転石が有れば危険な場所と疑ってみてください)

これ以上調査を遅らせると、若葉が芽吹いて藪斜面の見通しが極端に悪くなって・・・点検どころか自分がどこを下れば良いのか?隣の作業員が見えないと、浮石を落とした時に当たってしまわないか?等々危険で効率が悪くなるのです。

我々は特に急峻な斜面の点検作業に行っていますが、大仏リーダーの元「山岳ガイド」「民間救助隊員」等が寄って来て?毎年チームが作られています。

険しい黒部峡谷で電車を安全に走らせるということは、目につかないところで「シッカリ遣ることやって」いる連中がいるからこそです。

ウイルス騒ぎが治まったら、こんな仕事を思い浮べながら遊びに来てやって頂けたら。

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