阿曽原温泉小屋

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ある意味、本来の姿なのですが・・・。

2020-04-24

写真

前のページ写真のすぐ左の下流側になります。

ヨヒラの河原は巨岩だらけですが、昭和二年に撮影された「冠松次郎」の黒部川探検映画を観ると、宇奈月温泉付近と今は黒部ダムに水没してしまった雄山谷出合付近以外は、黒部川沿いは大岩が連なる風景でした。

なぜ黒部川の中流域の多くが小石と砂の河原に変わったかといえば、発電用ダム・砂防堰堤等が整備されて土砂が溜まる様になり河川勾配が緩くなり、更に黒部川を流れ下っていた大量の水が発電所に回されて通常時は水量が減って土砂を押し流す力が無くなったり、流域の山は崩壊を繰り返して黒部川にどんどん供給してしまったり等の影響ではなかろうかと素人なりに考えているのですが。

ならば「ダムや堰堤は自然破壊・環境破壊している悪者!」って短絡的に考えてはいけないのです。

そのおかげで、下流域では安心して住むことや耕作地が増えたのも事実だし、電気は大阪まで運ばれて産業発展に寄与したのですから簡単には決めつけられないのです。

雪は少ないのですが。

2020-04-23

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狭く・深く・急峻な谷は、鉈で叩き付けた如く!

昨日は冷え込んで家の周りでもアラレが降りましたが、今日も山沿いで雪の予報が出ています。

数日前も、立山の浄土山から表層雪崩は発生したとの情報がありましたが、幸いアルペンルートが止まっていて山を歩いている方はおらず被害もありませんでしたが、数年前にも同じ斜面で雪崩に巻き込まれた遭難事故が発生しております。

写真は10日前の鐘釣駅と小屋平駅間の ヨヒラ(四平) と呼ばれる場所で、黒部川を挟んで対岸の百貫山から一直線に下る谷が!

奥に見える山が新雪を被って白くなっていますが、黒部川からの奥行きがそれほどないのに標高は一気に高くなっていて、それだけ急峻な谷という事が分かってもらえるかと。(地図で調べてみても良く分かるはず)

今冬は雪は少なかったけど春になっても寒い日が多くて、高山では新雪が積もって黄砂(今年は少ない?)が隠されてキレイに雪化粧しているんだろうな~なんてことを想いつつも・・・。

行きたくても行けないし、って言うか今はみんなでガマンしなければなりませんから!

慌てず騒がず!

2020-04-22

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知らんぷり。

先日、小屋平ダム近くで群れていました。

私を見て騒いで逃げ出す奴もいますが、この子は私が近づくと最初は首を傾げて逃げる素振りをしましたが、こちらも同じように首を傾げてゆっくり近づくと、ヤワヤワ擁壁の上まで登って知らんぷりしてました。

前にも書いたことが有りますが、サルに遭遇した時には最初に怯んだり驚く素振りを見せると奴らは脅しに掛って来ることが多い様な気がします。(って、私だけかな???)

何があっても、山に行けなくても、サルが現れても、仕事が無くなっても・・・? 慌てず騒がず前向きに!

ガマンです!

2020-04-22

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フラッシュで少し薄い色になってしまいました。

 新型コロナウイルスの感染が広がる中、日本山岳ガイド協会等の山岳関係の4団体は 「事態の収束まで山岳スポーツ行為を厳に自粛してほしい」 と呼び掛ける声明が21日までに公表されました。

以下のリンク参照してください。

<山岳四団体声明>

<公益社団法人日本山岳ガイド協会当面の事業について >

<山梨県知事協力要請>

各山小屋それぞれに対応を告知しているところですが、当面の間はガマンよろしくお願いいたします。

※ちなみにガイド協会文書にある常務理事 佐伯岩雄ちゃんは山岳ガイドで、いつもお世話になっている富山の山道具屋の主人でもあり、宇奈月民間山岳救助隊のメンバーでもあるのです。

山小屋も営業出来ませんが、実は山岳ガイドさん達も仕事になっていないのです。

桃原!

2020-04-21

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マダラもキレイでしょ。

この桃ノ木は、一本の幹からでも「赤」「白」「赤・白混合」と花の色に変化が出る珍しい樹種と聞きました。

この広場横の宇奈月ダムに続く道路は、桜並木になっていて桜の花が終わった後に桃が咲き始めます。

ウイルス騒ぎが治まったら、見に来てくださいな。

黒部にトラブルは付きものなんだけど・・・。

2020-04-21

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桃は花盛り!

宇奈月温泉は、トロッコ列車もホテル・旅館も運休してしまい寂しいものです。

航空便は台湾・中国から富山空港への便は運行休止期間が延長され東京便も一日一便となり、北陸新幹線も指定席予約が4%とか人の移動の自粛が呼びかけられて、全国の観光地はどこも同じでは?元々人の少ないエリアなので本来の姿なのかもしれませんが・・・。

昨秋の台風被害での交通機関の混乱・今回の疫病等、数十年に一度災害?が発生するとすれば・・・山小屋の経営スタイルは、このままで良いのだろうか?等と考えてしまうのですが・・・。

今までは、その度に行き当たりばったりですが何となく乗り越えてきたのですが・・・トラブルって、こんなに度々有るものなの??

特に黒部は洪水・大雪・崩落等、天災も漏れなくついて来るので世話の掛かるエリアなのですが、でもそれがあるから訪れる人を感動させてくれる「黒部峡谷」なのであって、そのサポートするのが我々の仕事の遣り甲斐になって、行き当たりばったりだけど結果として次も頑張ろうという事になって来た様な・・・。

※ミニ知識

宇奈月は、昔「桃原」と呼ばれていた名残で桃にちなんだ地名やホテルの名前も残っているのです。(去年「ももいろクローバーZ」が来てくれました)

写真は宇奈月温泉駅の黒部川を挟んだ対岸の広場ですが、数年前に関西電力から提供を受けた桃の苗木を地元関係者で植樹したのですが樹高も花数も順調に育っています。(右手前の赤い花の枝と、隣の白い花の枝は同じ幹から伸びているのです)

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