阿曽原温泉小屋

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良いお年を!

2020-12-28

写真

馬場島からの、早月尾根・小窓尾根

今日から、二泊三日の予定で馬場島に行って来ます。

年末寒波が襲来する前には帰る予定ですが、明日の天気予報は気温も高く☀マークが出ているので、真っ白で音のない世界に浸って、いろいろあった今年の「厄災」落としして「身を清めて?」来ようかと・・・。

みなさま、良いお年をお迎えください!

誰かがやらなければ!

2020-12-26

写真

東鐘釣山南壁(右下のコンクリートがトロッコ列車のトンネル入り口)

数日前NHKのローカルニュースで、スポーツクライミングの選手が高所での行動力・歩荷力等を見込まれて送電線の維持管理会社(○○電工)にスカウトされて、更には電工会社がクライミングゲレンデ(人口壁)を買い取って整備して人材確保に充てようとしているのが紹介されていました。

電工会社の部長さんによれば、危険を伴う仕事なので高所作業員がどんどん減って来ており高度経済成長期に全国で作られた鉄塔の更新・点検に支障を来すのではないかとのことでした。

写真は一昨年の 東鐘釣山南壁 の調査状況ですが、頂上から写真の何倍もの高さをザイルで下降しながら調査していますが、高い所が苦手な方には信じられない仕事では?

誰かがやらなければ、「世の中が廻らなくなる」って気概で作業に当たっていますが(もちろん食べてゆく為にもですが)、自分の出来る事で「世の為人の為」に成っているって思って向かえれば、前向きにモノに当たれるんだろうな~なんて・・・。

(そういった意味では、毎朝「ありがとう」ってダイレクトに声を掛けてもらえる山小屋稼業は幸せな仕事というか、毎朝の「ありがとう」が気持ちを新たにさせられるというか・・・魔法をかけられているというか・・・)

警察官時代に「誇りと使命感」って教えられてきましたが、今現在のコロナ渦で「御苦労」しておられる医療関係の方々の現状を耳にする度に・・・自分自身も交通事故で病院に助けられたし救助活動を通じて医療関係者の御苦労を見て来た者として、何も出来ていない自分がいてもどかしい日々を送っている今日この頃なのです。

あんまり気合を入れると続かないから???肩肘張らずに、自分の出来る事!自分のやらなければならない事!を、しっかりやるしかない???(まとまんな~い)

それほど寒くありません。

2020-12-24

写真

今朝の家の前!(左上の山が白馬方面)

凍ってはいますが、それほど寒くはないのですが早朝は流石に田んぼに氷が張っていました。

前回の積雪は融けて縮んでしまいましたが、縮んだ雪は冷えると表面が凍って硬くツルツルになってします。

仙人谷ダムでも積雪が縮んだとのことですが、気温が下がり表面が凍った上に軽いサラサラの新雪・アラレが積もると、滑り台の上に乗る感じで雪崩が発生しやすくなるのです。

その際に積雪量が多いと、大規模な雪崩が発生してしまいます。

見た感じでは・・・。

2020-12-24

写真

今朝(7:15)の白馬方面は、ボンヤリ朝焼けでした。(今夜は、悪天予報!)

先週の関越道で大渋滞を引き起こした寒波の際には、富山も雪は降りましたが「大雪!」というほどではありませんでした。

仙人谷ダムでは、寒波が抜けた後に気温が上がったこともあり現在は50㎝足らずの積雪だそうです。

写真は今朝の白馬方面ですが、前山はの稜線には樹木が黒く見えているし奥山も「真っ白」という感じではありません。(稜線に雪煙が!)

年末に寒波襲来の予報が出ていますが???

愛があるかい?

2020-12-22

写真

脂身が多いように見えますが???

豚バラ肉を買い込んで、「角煮」を大量に作って大仏家をはじめ御裾分けしました。

正月前に剱岳の登山口 「馬場島」 へ、慰問がてら 「角煮」を作りに行ってるので予行演習を兼ねて作りました。

国産の三枚肉も大根も安く売られていたし、臭い消しのネギと生姜も大量に頂き物のストックあったのですが、家で作るにははコンロも鍋も小さくて・・・。

一度作って具を取り出した後に、追加で茹でた大根と茹で卵を追加しました。

三枚肉の脂身が多いように見えますが、追加の具材に煮汁がいい感じに馴染んでくれました。(脂身はホタホタだけど、煮崩れることも無く)

ヤッパリ、料理は「愛」だわ!

東京スカパラダイスオーケストラ ライブに行ったのは一度だけですが、『愛があるかい?』 この曲、元気が出ますよね!

目の前に見えているものが、全てではないのです。

2020-12-22

写真

夏場の写真!

不帰谷出合の夏場の写真ですが、堆積土砂の中に水の流れた跡が分るでしょうか?

不帰谷は、雨が降っておらず晴天なのに赤茶色く濁った水が流れて来ることが良くあります。

崩れた土砂は黒部川まで運ばれて、河原を埋めて川床を高くして行くのですが写真の右下の流れの辺りは以前は巨岩が目立っており川床からは温泉が湧いていたので、冬場に湯気が立ち上っているのが確認できたのですが・・・現在は全く分からなくなりました。

昭和初期には、不帰谷出合の黒部川右岸に「新鐘釣温泉」という温泉宿があったと聞いていますが、不帰谷の崩壊・氾濫で宿がダメージを受けて営業を諦めたとのことです。(今でも、新鐘釣温泉に向かうための廃道を確認することが出来ます)

「目の前のモノだけ見て判断せずに!」って、なんにでも通じる事ではないでしょうか???

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