阿曽原温泉小屋

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誰かがやらなければ!

2020-12-26

写真

東鐘釣山南壁(右下のコンクリートがトロッコ列車のトンネル入り口)

数日前NHKのローカルニュースで、スポーツクライミングの選手が高所での行動力・歩荷力等を見込まれて送電線の維持管理会社(○○電工)にスカウトされて、更には電工会社がクライミングゲレンデ(人口壁)を買い取って整備して人材確保に充てようとしているのが紹介されていました。

電工会社の部長さんによれば、危険を伴う仕事なので高所作業員がどんどん減って来ており高度経済成長期に全国で作られた鉄塔の更新・点検に支障を来すのではないかとのことでした。

写真は一昨年の 東鐘釣山南壁 の調査状況ですが、頂上から写真の何倍もの高さをザイルで下降しながら調査していますが、高い所が苦手な方には信じられない仕事では?

誰かがやらなければ、「世の中が廻らなくなる」って気概で作業に当たっていますが(もちろん食べてゆく為にもですが)、自分の出来る事で「世の為人の為」に成っているって思って向かえれば、前向きにモノに当たれるんだろうな~なんて・・・。

(そういった意味では、毎朝「ありがとう」ってダイレクトに声を掛けてもらえる山小屋稼業は幸せな仕事というか、毎朝の「ありがとう」が気持ちを新たにさせられるというか・・・魔法をかけられているというか・・・)

警察官時代に「誇りと使命感」って教えられてきましたが、今現在のコロナ渦で「御苦労」しておられる医療関係の方々の現状を耳にする度に・・・自分自身も交通事故で病院に助けられたし救助活動を通じて医療関係者の御苦労を見て来た者として、何も出来ていない自分がいてもどかしい日々を送っている今日この頃なのです。

あんまり気合を入れると続かないから???肩肘張らずに、自分の出来る事!自分のやらなければならない事!を、しっかりやるしかない???(まとまんな~い)

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