阿曽原温泉小屋

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ステイ ホーム!

2020-04-30

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ステイホームは、暇なので自分で作ってます。

無闇に出歩く訳にも行かず・・・家で暇に任せて晩酌のツマミを作ってます。(最近、食べ物の話が多くて)

昨日はスーパーに「バイ貝」が出ていたので、ザザッと水洗いして生姜と調味料入れて煮付けを作って二日に分けて食べることに。

富山では「小さなバイ貝」は煮付けにして昔からよく食卓に上がるのですが、楊枝を使ってクルクル身を出すのが面倒で若い頃はあんまり食べなかったのだけど・・・見栄えは悪いけどなかなか美味しく出来ました。(そういえば富山のチベット?で生まれ育ったN隊員は魚介が大好きで、殻の奥にあるバイ肝が大好物なのです)

ちなみに「大きなバイ貝」は、刺身や握り寿司にすればコリコリ食感と潮の香りがして最高! 身と肝を串焼きにして荒塩振って食べるのも大賛成!

今日のメニューは、近所から御裾分けの「コゴミゼンマイ」と蕪・キュウリ・ニンジンでアッサリ醤油漬け・「コゴミ」のツナマヨ和え、こちらも今年は豊作らしくチョイチョイ近所から頂く「タケノコ」をアク抜きしたので昆布と厚揚げで煮ようかと。

そういえば去年の夏に、小屋が暇過ぎて醤油漬けを作って「キュウリを使い過ぎた!」みたいなことをこのページに載せたら、翌々日から二日続けて「家の畑で獲れたから」ってキュウリを担いできてくれるお客さんが来られて・・・あったか~い気持ちになったことがありました。

最近このページを見てくれている方から、応援のお手紙を何通か頂いておりまして・・・ありがたいな~って言うか、またまた暖かい気持ちに浸れて「私は幸せ者」だよな~って思ってしまうのです。

この場を借りまして、応援メッセージありがとうございました。

「カニ」って、雰囲気ではないのですが・・・。

2020-04-30

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3,000円モノは食べ応え十分。

暖かくなってきて「カニ」って雰囲気ではないのですが・・・。以前、「魚の駅生地」に並んでいたやつです。(極上品! 安物の水ガニとは、身の詰まり方が全然違います) 

この「ベニズワイガニ」は、「松葉ガニ」「越前ガニ」等いわゆる「ズワイガニ」よりも昔はもっとリーズナブルだったと思っていたのですが、近年はそこそこ値上がりして来た印象ですが・・・それでもなんとか手が出せます。

前にも紹介しましたが、深いところに棲むカニが「紅ズワイ」という事で、色が赤い・若干身が細い以外は違いが無いのです。(最近は中間色のカニの大きな奴に「黄金カニ」ってタグ付ブランド品として売られていることも)

昨今、高級食材と言われるものの需要が無くなったと伝えられていますが、昨日の富山のローカルニュースで、一時的に「白エビ漁」を休漁にするらしいって。

今年はホタルイカ同様に白エビもそこそこ獲れているみたいでしたが、値崩れするくらいなら来年以降の漁の為にも漁獲量調整みたいなことを・・・。(昨日もスーパーに沢山並んでいました)

いろんな所に影響が出てきてますが、ウイルス騒ぎが治まったら富山に美味しいものを食べに来てくださいませ。

ここも、黒部川?

2020-04-29

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舟見は、河岸段丘の上の平地だけど。(中央奥の白い山、白馬~旭~清水)

先日、河岸段丘の話を書きましたが、ここは扇状地の扇の要「愛本」から右岸の段丘の上に広がった「舟見」地区です。(富山湾に浮かぶ舟が見渡せて! 正しく舟見なのです)

現在の河岸段丘が出来て「黒部川扇状地」が出来上がる以前は、この辺りも黒部川が流れていたそうです。 (写真中央民家の左側里山も昔の河岸段丘??? ちなみに里山の頂上が、逆モヒカンの様に切り込みが入っている場所に舟見城があって、夕焼けの撮影ポイントなのです)

私の自宅のある左岸も、同じようにずーっと高い場所の牧場や宮野山辺りを黒部川が流れていたそうです。

更に言えば、宇奈月温泉街は渓谷沿いの平地に広がっていますが、ここも山の上にあるスキー場の辺りに川が流れていた時期があるそうです。(そもそもスキー場は「大原台」って、河原っぽい地名です)

実際、行方不明者の捜索で宇奈月スキー場縁の崖に行ったときに、斜面の中には丸く摩耗した石が沢山見れました。丸い石があるという事は河原であった証拠です。

黒部川のパワー恐るべし!

違った目線で山を観察すると、いままで見えてなかったものが見えたり想像したり・・・。

こういうのを「ロマン」って言うんじゃ???(私が言っても・・・?)

季節は確実に。

2020-04-29

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今朝の夜明け。(日の出の山が初雪山、写真左中断の白いのが朝日岳)

日が昇る場所が、徐々に北へ移動してるのがよく分かります。今朝は台形の 初雪山 の左から昇っていますが、11日前には初雪山の右側の小ピーク辺りから昇っていました。(自宅前の田んぼは、代掻きが終わり均されて水が張られました)

もう少し頑張って、自粛効果が出てくることを願うばかりです。

心配していた事が・・・。

2020-04-28

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みんなのためにもガマンです!(宮野山の八重桜)

八ヶ岳で登山中に遭難した男性に、コロナウイルス感染の疑いがあったことから救助隊員らが一時自宅待機を余儀なくされた。

との報道が!

先日、山岳関係四団体や各山域の行政機関・山小屋等からの「登山自粛要請」が出されていた矢先の事故には驚くやらガッカリするやら・・・。

こんなことが続発すれば「そもそも自分が好きで危険な山に入った者を、なんで税金使って助けなければならないの?」って言われかねません。

しばらく天気がよさそうですが今は非常時です! 周りのみんなのことを考えて、慎重な行動をお願いいたします!

米どころの春です。

2020-04-28

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家の前の田んぼにも水が張られて。

耕される前は、雉等の野鳥がチョイチョイ顔を出していたのですが、耕された直後はカモメ?ウミネコ?やアオサギ?みたいな鳥が土の中から掘り出されたオケラ等の虫をツイバミにやって来ます。

雉達は水が張られた後は畑や黒部川河川敷に移動しているみたいですが、路肩の草叢から道路に飛び出してくることがあって急ハンドル切らされることも・・・。  (先に紹介したNHKジオジャパンのスタッフに、家の周りを雉がうろついているのを見て妙に感心されて・・・。)

当小屋で食べてもらっているコメは、以前は実家の田んぼで収穫されたコシヒカリを提供していましたが、十数年前からは近所の農家さんが作ってくれているコシヒカリです。

特に最近は買い取る時期を調整して、秋のハイシーズンに収穫直後の新米を食べてもらえるようにして喜んでもらっています。(喜んでもらっているはず? 大概のバイト達が、大きくなって帰ってゆくのが証拠かと!)

写真は昨日の夕方、南東の方角の雲が田んぼに張られた水に映っていました。(苗が植えられてしまうと映りが・・・)

「池に映る裏劔」を想ってしまいますが、今年は見ていただけるのか???

黒部を楽しんだ後に小屋でお腹一杯食べてもらって、「おいしい」って笑顔を見させてもらうのが山小屋稼業の楽しみなのですが・・・。

ウイルス感染が収束するまでは、みんなでガマンです!

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