ここも、黒部川?
2020-04-29
先日、河岸段丘の話を書きましたが、ここは扇状地の扇の要「愛本」から右岸の段丘の上に広がった「舟見」地区です。(富山湾に浮かぶ舟が見渡せて! 正しく舟見なのです)
現在の河岸段丘が出来て「黒部川扇状地」が出来上がる以前は、この辺りも黒部川が流れていたそうです。 (写真中央民家の左側里山も昔の河岸段丘??? ちなみに里山の頂上が、逆モヒカンの様に切り込みが入っている場所に舟見城があって、夕焼けの撮影ポイントなのです)
私の自宅のある左岸も、同じようにずーっと高い場所の牧場や宮野山辺りを黒部川が流れていたそうです。
更に言えば、宇奈月温泉街は渓谷沿いの平地に広がっていますが、ここも山の上にあるスキー場の辺りに川が流れていた時期があるそうです。(そもそもスキー場は「大原台」って、河原っぽい地名です)
実際、行方不明者の捜索で宇奈月スキー場縁の崖に行ったときに、斜面の中には丸く摩耗した石が沢山見れました。丸い石があるという事は河原であった証拠です。
黒部川のパワー恐るべし!
違った目線で山を観察すると、いままで見えてなかったものが見えたり想像したり・・・。
こういうのを「ロマン」って言うんじゃ???(私が言っても・・・?)
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