山に入るとは!(結論は出なかった?出せなかった??)
2025-08-29

チングルマも終わって、秋も目の前です
昨日、立山町役場で立山室堂で出没している「ツキノワグマ」対策会議が開催されたとニュースになっていました。
●富山新聞
各機関がそれぞれ意見や態勢を取るようですが、立山町は来月からハンターと職員を配置することとなるようです。
立山町長の仰る通り「何かあってからでは遅い!」は、もっともな意見で配置することが出来れば周辺施設従業員と利用者にとっては一定の安心感は与えてくれることになるはずなので大賛成ですが・・・
ならば実際に猟銃で駆除することが出来るのだろうか? ウロウロしているだけで危険と判断して駆除する訳にもゆかないだろうし・・・
夏休みが終われば、室堂の人出も少なくなるとは思うのですが、目撃されているエリアは「一の越」「浄土山」「室堂山」「雷鳥沢」各方面へ向けて登山道もある事から通航制限広報等しても、実際に人間に危害が加えられる等緊急避難的な状況になれば、そんなこと言ってられないのですが。(今のところ適度な間隔を開けて棲み分けられてる?)
対策は関係機関に任せるとして一般利用者として出来る事は、とにかく人間が「餌」を持っていると認識させないために、弁当・行動食・生ゴミなどの後始末を徹底する等、自分が出来る事をシッカリ行いながら山に入っていただくのが大切なのかと?
更に不安を感じるのであれば、クマの目撃情報の有る山域への登山を延期するなども必要かと・・・
これまで気軽に室堂に入れていたのは便利でしたが、改めて高山・奥山に入るのだと認識してもらえれば。(元々はクマも生息するエリアで、今年は目撃情報が多いだけ)
山に入るということは、「自分の身は自分で守る!」のが大原則ですが・・救助要請等も簡単に出来る様になって来て自救能力が落ちて来ているというか?「山に入る」って意識が薄れてきつつあるのでは?(困難や苦労を、自力でガンバって乗り越えるのが登山の醍醐味では)
怪我をすれば救助要請は当然していただいても良いのですが、山に入るのならばもう少し気を付けていれば防げるものがあると現場で思っております。
最後に!
クマを駆除する度に、地元行政機関等へ「苦情電話」が殺到しているようですが・・・電話する前に実際に現場に来ていただいて、急斜面の藪をものともせずに行き来するクマの姿を見て「あのクマが自分に向かって来たら」と想像してもらえれば・・・普通の人間ならば強い恐怖を感じるはずです。
ならば「クマのエリアに人間が入らねば良い」と言われるかもしれませんが、そうすれば個体数も増えるに任せてクマの生息エリアはどんどん広がってしまい、近い将来に人間が昔から普通に生活して来たエリアまで進出してくることは目に見えています。(今現在でも山に餌が無ければ住宅地に出て来ています)
山小屋運営して登山道整備して、常にクマを意識しながらシーズンを過ごしている者としては、現場を見て広く高い視点から考えてもらえたらと有難いのですが。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2025/08/n20250829a.html