理解と信頼!(富山へ来られ)
2025-12-03

「香箱カニ」手間をかけて身と卵を外したものを ジュレ添えで
先日から遭対協総会等の安全登山の取り組みを少し紹介してきましたが、富山は県条例で「登山指導員」や県嘱託「入山指導員」等の制度があります。
私は主にGWに室堂で、登山届の受付と日々変わる山の状況等注意事項を伝える「入山指導員」を主にしています。
前にも書きましたが、混雑するターミナルでワザワザ登山届の提出の為に立ち寄っていただくのは正直「面倒だろうな~」とも思うのですが・・・
大方の皆さんが立ち寄ってくださっているのは、富山の制度と取り組みに理解をいただいているのと、何より救助隊の活動を信頼して頼りにしていただいているからだと実感してます。
これは危険な山岳地帯で、遭難救助を熟して来た実績を登山に来られる方々が良く知っておられるからに他ならないからかと。
(特に積雪期には、これまで室堂周辺でも雪崩・疲労凍死等が実際に発生しています)
最近は東南アジア系の登山者も増えてきた立山・剱・黒部ですが、ちゃんと向き合って話をすると真剣に話も聞いてくれるし・・帰りには、こちらが照れるほど挨拶して行ってくれたりします。
安全に山に登って楽しんで行ってもらう為の活動が、登山に来られる方々から理解され信頼されていることを考えると「やりがい」ってものを感じることが出来るのです。
もちろん同じ北アルプスの長野県・岐阜県の登山口でも、各県それぞれ事故防止に向けての取り組みが行われております。
(富士山のオーバーユース見てると、そのうち北アルプスも・・・なんて考えると怖くなるのですが)
※カニ攻め🦀
「吉今日」相変わらずの大盛況でしたが、「県外出身の方がおられる」と大将にお任せでお願いしておいたのですが、昨日は「香箱カニ」(雌)と「茹でガニ」(雄)どちらも用意していただき地酒で・・・昨日も「ノ・ミカタ」のお世話になりました。
(残念ながら付き合ってあげられなかったのですが、一昨日も千葉県から知り合いが「吉今日」に来てくれて「香箱カニ」を堪能して行ってくれました)
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