阿曽原温泉小屋

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明日から荒天予報!

2021-01-06

写真

自宅周りは、吹きっ曝しなのです。

心配されていた年末から黒部横断計画で入山していたパーティーは、安全地帯まで下山して来たと確認が取れたとのことです。

明日からの暴風雪予報の前に、目出度く山は空っぽになりそうでなによりです。

予想天気図を見ると・・・流石に心配になってきます。(特に山は大変なのでは?)

写真は前回寒波時の自宅前ですが、強風で家が揺らさる暴風雪で夜明け前に除雪ブルドーザーが通った音がしたので、さぞかし積もっているだろうと外に出てみたら拍子抜けでしたが、テレビで関越道の大惨事を知りました。

強い冬型!と言っても、積雪予想が外れることがあるのも仕方ない事です。数年前には、山沿いの自宅よりも、海沿いの朝日町の方が格段に積雪量が多い降り方の時がありました。

いろんな要素が影響しての雪の降り方なのでしょうが、自宅と独身寮(旧自宅でバイトの宿泊所)を、ほぼ一人で除雪しなければならないので・・・なるべくヤサシイ降り方でお願いしたいものです。

まだ1パーティが、頑張っているはず。

2021-01-05

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先月29日の早朝!(馬場島より)

昨日現在で、黒部川を横断して劒岳目指しているパーティがまだいるはずなんだけど・・・。

明後日から、荒天予報が・・・。

未だ、な~んにも決まっていません!

2021-01-04

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角煮の鍋が冷めたら脂が、これでも炒飯作るのに掬って使った後なのですが・・。

例年であれば、正月明けから小屋の宿泊予約がポツポツと入って来るのですが・・・。

今シーズンの「営業形態」「収容人員」「宿泊料金」等々が未だ決まっておりません。

昨シーズンは、各々の小屋が出来る対応をして来ましたが利用される登山者の方々にも戸惑いと御迷惑をかけたとおもいます。

特に縦走を計画されている方については、行く小屋行く小屋でバラバラの対応で混乱された方もおられたかもしれません。

山小屋にしても、経営スタイルが今までと大きく違ってきてしまい、加えてヘリコプターでの物輸問題も絡んで経営そのものが成り立たなくなる山小屋も出て来てしまいそうで・・・。

そこで取り合えず今後の方針等を、登山道が繋がっている北アルプスの山小屋で作る「北アルプス山小屋協会」で1月・2月に何度か集まって問題点や対応を協議する予定でしたが、ここに来ての感染拡大で先行きが見通せなくなってしまい・・・。(こんなややこしい時に限って、黒部に持ち回りの幹事が廻って来てます)

それなりの対応が出来る?大きな規模の山小屋は、予約を受けておられるとは思いますが、「阿曽原温泉小屋」については今シーズンの事については未だ決めかねております。

ツアー・個人とも予約を入れたいと言われましも、ある程度方針が決まってからでないと受けられません!

特にツアーについては、小屋の収容可能人員が決まらず宿泊料金も決めかねている現時点では受け様がありませんことを御理解願います。(受け入れられたとしても、平日で10名余りまでとなるかと)

勘違いしないで!

2021-01-04

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断崖を見下ろすと。

昨夜の「イッテQ」の放送は、やはり反響が大きかったみたいで「アナリティクス」によれば、このホームページへのアクセス数が一昨日までの約7倍に跳ね上がっていました。

何回も言いますが「下の廊下」「水平歩道」は、コースが長く「相応の体力」を持った人でないと普通のコースタイムで歩き通すことは出来ません。

なにより、「体力」が無い人は疲れて来ると「集中力」を保つことが出来なくなり危険度が増すことになります。

疲れたからと言って休んでばかりいると、

「コースが長いため暗くなってしまう」~「元々怖い道なので、尚更慎重になって遅くなってしまう」~「体力を更に消耗する」という悪循環に陥ってしまいます。

更に言えば、天気が良い時ばかりではありませんし、枝沢が増水していたり倒木があったり・・・そういう事態に対応できる「経験」も必要になってきます。

そして「体力」「集中力」「経験」が無い人は、信頼できる相棒!信頼できるガイド!に同行してもらう事を強くお勧めいたします。(実際に、昨シーズン雨の中をやって来た男性が、流行りの「焚き火台」だけ持って来てキャンプしようとしていましたが・・・火が起こせないのがなぜ分からないの?)

今回の番組は、サラッと10分余りでまとめられていましたが、長く危険なコースであることをお忘れなく!

※混浴時間は!(真っ暗になってからです)

阿曽原の露天風呂は20時以降は混浴にしておりますが、基本的に毎日男女1時間毎の交代制となっておりますので勘違いなさらぬ様にお願いいたします。

(夜遅くなると管理が出来ないし、実際にその日になってみないと夜に入る人がいるのかどうかも???)

実際あった話ですが、祖母谷温泉に日帰り入浴で来られたカップルが「雑誌で混浴と紹介してあった」と言い張って譲らず・・・かなりの「強面」男性だったらしく対応に苦労したことがあるとのこと、阿曽原でも「時間を守らない!」みたいなトラブルは時々起きています。

おしらせ!

2021-01-03

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12月の黒薙川の流れは!

去年からお伝えしてきましたが、本日1月3日18時30分より日本テレビ系列で放映される

 「イッテQ!新春SP内村かくし芸に平手友梨奈参戦&イモト3年ぶり登山部始動」

の番組内で「黒部峡谷 下の廊下」(黒部ダム~欅平)が紹介されるそうです。

阿曽原温泉小屋は今シーズン営業しておりませんので写されませんが、今シーズン歩くのを諦めた方には参考になるかも!(私が知る限り、一日で黒部ダム~阿曽原間の撮影をしながら歩いて来た撮影隊は初めてかと???クルーは、頑張られました!)

ただし一昨年シーズンに、11日間で5件の死亡事故が発生した事実を忘れてはなりません!

そもそも今シーズンの営業や管理・救助体制も、現在のコロナの感染拡大ペースをみれば悩ましいところなのです。(今年は、そこそこ山に雪が降っているはずなので・・・昨年の様に早く開通するのか???)

影響力のある番組に「黒部峡谷」を紹介してもらえるのは、富山の観光に携わる者とすれば大変ありがたい事なのですが・・・現場を預かる者としては、放送見て勘違い?して歩いて来る方がおられません様にと願うばかりです。

あけまして、おめでとうございます!

2021-01-02

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二日目は、更にホタホタ・ギラギラ・テカテカ・・・。(「何喰ってんの!」って言わないで)

届いた年賀状を読んでいると、「去年は大変な年・・・」みたいな文字が目立ちました。

いろんな意味で大変は大変でしたが、塗装作業や鉄塔巡視路整備等の新しい仕事をすることが出来たし、キャンプ場管理だけの阿曽原生活してみると「前年に事故が多発したけど、テントを担いででも歩きたい」って「下の廊下」への思い入れのある方々が大勢おられるのが改めて解ったことが大きな収穫でした。(YouTubeへの投稿も目立ったような?)

この先どうなってゆくのか?先の見えないコロナ渦ですが、今までも洪水・岩盤崩落・困難な救助現場等々・・・その都度、仲間と乗り越えて来ました、腐らず凹まず「今、出来る事」を冷静に見極めて前向きにです!

そしてこんな時こそ、何時もよりチョットだけ周りに気を配りながら苦労を分け合いながらゆけたら・・・後からきっと笑顔で懐かしむことが出来るかな~などと考えています。

※男祭り???

年末の「馬場島」へ、慰問がてら材料を持っていって作ってきました。(バラ肉5キロ弱・大根3本・ゆで卵20個)

去年は、浮いてくる大量の「脂」を掬って除けたのですが・・・今年は「モッタイナイ!」って声が有ったので、一旦掬って豚肉と大根を煮詰めてから「脂」を鍋に戻して仕上げました。

勿論ホタホタ角煮は美味かったのですが、大鍋に2センチ以上は浮いている透き通った「脂」掬ってホットプレートに入れて大量のネギ・ニンジン・ウインナー・卵等々を炒めて、硬めに炊いた炊き立て御飯3合×2回(6合)で「パエリア?キムチ炒飯?」風にスパイスを変えて!

ギラギラディナーを酒で流し込みながら、口の周りをテカテカにしながら!男達だけの夜は更けていったのでした。

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