阿曽原温泉小屋

k

あと一か月!

2023-10-03

写真

新米になりました。(上白精米です)

営業終了まで、あと一か月!

昨日から、

1.お米が新米になりました。

 自宅近くで収穫されたコシヒカリなのですが、猛暑で品質を心配していましたが幸いなことに黒部地区はそれほど影響はなかったとのことです。

2.布団セットに毛布を一枚追加します。

 朝晩の寒さが厳しくなって来たので、薄い毛布ですが各自一枚づつ使ってもらえる様にしました。

シーズンオフは布団袋に仕舞われていたものなので、一枚一枚表裏を掃除機かけて・・これが結構手間が掛かるのですが、オンボロ小屋なので少しでも寒さを凌げるようになればと。

3.500mlビールにアサヒを追加しました。

ロング缶ビールはサッポロ・キリンの二種類でしたが、キリンラガーをアサヒスーパードライに変更します。(キリンラガーは、売り切れ次第販売終了といたします)

定休日が無く次々と事件?事故?が起きてしまう山小屋稼業ですが、あと一か月間、頑張りますので、運営につきましては皆様方の御協力のほどヨロシクお願いいたします。

彼を知り己を知れば百戦殆うからず!

2023-10-03

写真

昨夜はガイドが持参して来てくれた蕎麦粉で「蕎麦掻き」作って一杯。

昨日午後、十字峡付近で男性が膝の捻挫で歩けないとの電話通報が現場の本人から入りました。

阿曽原に詰めている警備隊員二名が現場に走り、ヘリコプターで釣り上げられるポイントまで搬送して消防防災ヘリコプター「とやま」で救助され一件落着。

並行して、裏劔方向から阿曽原に向かっている3人組の男性から「阿曽原に着くのが遅くなる」との入電がありました。

現場の警備隊員へ、十字峡からの帰りに仙人谷ダムから雲切新道方面を確認しながら帰って来てもらうよう連絡しておいたら、17時前に下山して来る疲労困憊?高齢の3人組と仙人谷ダムで合流して阿曽原まで付き添って来てもらいました。

無事小屋に着かれたのですが、先に玄関先で到着してくつろいでいた登山者からねぎらいの言葉などを掛けられていたのですが・・・どうも裏劔が見えるまで粘っていて仙人池からの出発が9時半頃だったらしく・・おまけに一人が「バッチリでした」みたいなことを話しておられるのが受付に居た私に聞こえてきました。

私は、遅く届いたからと言って注意することはありませんが・・・。

私の親世代に対して、こんなこと言いたくありませんが・・「バッチリ」は無いでしょ!自分達が歩くのが遅いのは分かっているだろうから早めに出発すれば警備隊の世話にもならなくてもならずに済むし、今日はたまたま他の現場が有って対応してくれてラッキーだっただけです。

するとグループの1人が、逆切れ気味に??「こちらも遅くなると電話したでしょう」って。

電話すれば暗くなってもいいわけじゃないでしょう?

「イラっ」としつつも食事を早く済ませてもらわねばならないので、元気なリーダー的な方に小屋に上がってもらい受付すると年齢は82歳で同行者は一つ違いだそうでした。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず!」

歩くコースの長さや難易度と自分達の体力・疲れ具合等が理解できていれば、冷たい様ですが?景色が見えるまで待っている余裕など無かったのでは・・・。

玄関先で事の次第を見ていた20年以上阿曽原に通って来ているガイドが、後から呆れて「ありゃ無いわ~」って一言、そういえば昨日もこのページでこんなこと書いてた様な・・・昨夜もワヤワヤな夜が過ぎていった阿曽原なのでした。

ちなみに反省されていた様で、今朝は挨拶をスタッフにして出発されたみたいです。

ネックレス!

2023-10-02

※昨日、阿曽原でお風呂に入った方!

露天風呂のスノコの下にネックレスの落し物です。

色型など詳細は省きますが、個人的に大切なモノかもしれませんので??心当たりの方は小屋まで連絡下さい。

暗くなって歩く道ではありませんから!

2023-10-02

写真

仙人谷ダム人見寮から先には「キツイ登り階段」が待ち構えています。

ここ数日は遅く届かれる登山者はおられませんが、十月に入ってへ日没が早くなって来ました。

「下の廊下」「水平歩道」共に、黒部川の左岸に付けられた道ですので午後遅くからは山の陰になることになります。 

加えて標高が低いので、樹林帯に入ると上空がまだ明るくてもヘッドライトが必要になって来ることもあります。

「下の廊下」は距離が長く、「水平歩道」からは距離は短いものの始発列車が遅いので出発が遅くなってしまいます。

これから先は、どんどん日照時間が短くなって来ます。 ノンビリ歩いていたり写真を撮り過ぎていると時間が掛かってしまい、些細なアクシデントで阿曽原への到着が暗くなってしまう方が毎年おられます。

写真は、先日遅くなった方を迎えに行った時に写した 人見寮先(地図の等高線の狭さで解るかと)の水平歩道への登り返しの階段です。

長い距離を黒部ダムから歩いて仙人谷ダムに着いて、構造物を見てホット気が抜けた後でのキツイ登り返しなのでマイってしまわれる方が多いのですが、バテて暗くなってから届かれる方にとってはトドメ!を刺される登りになってしまいますし、水平歩道から阿曽原に降る道も急なので余力を残しておいてくださいますようにお願いいたします。(慣れていない人が、暗くなってから歩く道ではありませんから)

※なんで仙人谷ダムと阿曽原はキツイ登り降りが?

元々は水平歩道~旧日電歩道ともにほぼ水平?に作られていた調査道ですが、ダムを建設する場所として現仙人谷ダムへ、トンネル工事の基地(飯場)として阿曽原へと道を無理やり降ろしたからなのです。

冬枯れすると、阿曽原谷右岸に旧道の痕跡が見えてきますし、雲切新道下部のトラバース道は旧道を再利用しております。

(阿曽原から欅平側にハシゴ場が二ヶ所ありますが、どちらも水平歩道が崩落した際に高巻き道を作ったからです)

残念ですが・・・。

2023-10-01

写真

「ヒジキ」を大量に作りました!(山小屋は、力仕事も調理場もなのです)

トラベリンバス🎵 :作詞 西岡恭蔵 :作曲:歌 矢沢永吉 

ルイジアナ♪ テネシー♪ シカゴ♪

はるかロスアンゼルスまで♪

キツイ旅だぜ♪ お前に分かるかい♪

あのトラベリン・バスに♪ 揺られて暮らすのは♪

若いおまえは♪ ロックンロール(山仕事)に憧れ♪

生まれた町を♪ 出ると言うけど♪

その日暮らしが(山の仕事が)♪ どんなものなのか♪ 

分かっているのかい♪

先日、アルバイト募集に応募して来てくれた男子君でしたが・・・残念ながら試用期間で帰っていただきました。

男子バイトには、ボッカ・外回りの作業などを期待しているのですが・・当然初めての場所だし当初は分からない事ばかりだろうから教えて覚えてもらうのですが・・・そもそもの基礎知識が無いと「何を言われているのか?」分らないこともあるようで・・・。

難しい仕事ではないのですが、気長に仕事を覚えてもらう余裕もなく・・・テキパキ仕事を進める他のスタッフから見れば、若すぎてジェネレーションギャップ?というか会話も噛み合わず・・長いこといてもらったら「可哀想かも?」って考えての対応でした。

黒部で働くことを楽しみししていた様なのですが、一つ屋根の下で一緒に働くってことはなにかと大変なのです。

新人女子の方は、山小屋アルバイト歴があって助かってますが、結局のところ男性スタッフの負担は減らず・・・「シャーないな~」って歌詞を一部差し替えて口ずさむ小屋主なのでした。

アーカイブ

最近の記事