阿曽原温泉小屋

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実は黒部の海って!

2020-04-09

写真

ヒラメの薄造り!「えび寿し」の大将の仕事は、丁寧で繊細で冷え冷えの大皿で。

何年前だったか記憶が曖昧なのですが、市役所の観光課に山小屋組合の用事で昼前に出向いたときに、「今日の昼食は決まってますか?」って、馴染みの職員が聞くもので?決めてないと答えると「ちょっと付き合って下さい」って連れて行かれたのが、先のページで紹介した「魚の駅 生地」の できたて館 番屋 でした。

消費を増やそうと漁協・市役所・観光局等で食べ方を研究して、その試食会の員数合わせ?に引っ張り出されたのでした。 会場に着くと、御歴々が居並ぶ中で飛び入りみたいな私が、なぜか主賓の市長の隣に座らされて。(参加者は男性はスーツを旅館やホテルの女将連は着物を着ている中で、場違いなシングルライダースの革ジャン羽織って・・・)

メイン料理が「ヒラメのしゃぶしゃぶ」で、美味いは旨いのですが・・・かなり優しくしゃぶしゃぶしないと身が崩れてしまい・・・。

ローカルテレビ局が取材に来ていて、市長は卒なくインタビューに答えていたのですが次にマイクを向けられた私は、正直に答えて良いものか???オズオズしながら答えた覚えがあります。(その後、しゃぶしゃぶが生地の名物になったとは聞いたことが・・・)

実は、生地漁港ではヒラメが沢山水揚げされていているのです。 

高級魚で鮮魚として出荷しても地元で需要はそれほど無く・・・仕方ないので「干物」にしたりしていたそうです。(生地はカレイの干物が有名ですが・・・ヒラメの干物って聞かないでしょ?魚の駅に売っていることあるから興味のある方は)

立山連峰から富山湾に流れ込む黒部川が、栄養分を運んでくれて~プランクトン~小魚~ヒラメ、みたいな流れも一因らしいです。(黒部川河口から新潟側は事情が違っていますけど)

ウイルス騒ぎが治まったら、富山にヒラメ食べに来てください!

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