阿曽原温泉小屋

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阿曽原も新記録?

2020-09-22

写真

昨日の夕方5時頃のキャンプ場は・・・。

昨日の、阿曽原キャンプ場利用者は36人!(イイ感じで利用出来たのでは?)

前日とほとんど変わらなかったのですが、私の知る限りでは初めてのことが起きました!

扇沢・欅平からの、当日に交通機関を利用しての入山者が一人もいなかったのです!

来る人来る人、黒部ダム・真砂沢・祖母谷温泉のキャンプ場発の利用者ばかり???

そんなこと無いだろうと、黒部ダムの入山指導員・欅平で広報活動した警備隊員に確認すると「交通機関利用の入山者はいなかった」との返事があり、めでたく前日より早く晩酌を始めることが出来たのでした。

混雑が酷くて、諦めた人がおられたのかもしれませんが??? 

なにはともあれ、事故無く!キャンプ場も密にならず!なによりでした。

※ご利用にあたって。

今シーズンは、「混雑予想日を、なるべく避けて」とお願いしているところです。

ただ、みなさんそれぞれに都合があったりして、なかなか難しいお願いであるのも承知しております。

繰り返しになりますが、「来るな」と言っている訳ではありません。 先日電話での問い合わせで「私は今年で70歳になって、体力的に後の時間が無いの」って言われて、無理はしない様にお願いはしたのですが・・・個人的にガイドさんを頼むなりして想いをかなえられれば良いのですが。

皆さんが、事故なく黒部を楽しまれますように!

惹きつけるもの!

2020-09-21

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工事現場と間違える方が・・・今年の阿曽原スタイルなのです。

昨日のキャンプ場は、34人の利用者がありました。

幸い事故は無かったのですが、扇沢駅の混雑で黒部ダムの出発が午前11時になってしまった人もおられてヘッドランプを点けての到着の方々が何人も!

中には普段テントを担いで山歩きをしていない方が(小屋が営業していないもので頑張ってテントを担いでいらしているのですが)消耗されて届かれる方もおられた印象でした。(届かずにビバークする羽目になったペアも)

このページを見てから来ておられる方がほとんどで、昨年の転落事故が多発したことも承知しておられ、更にはコロナ対応で小屋が営業自粛していて泊まれず、それでも負担の掛かるテント泊をしてでも「黒部を歩きたい!」と強い思いを持って来ておられるのがヒシヒシと!

無事到着した達成感・安堵感に満ちて笑顔で到着される方ばかりですが、若干背伸びしてテントを担いで来ている人もチラホラ「山小屋が利用出来ればもっと楽しめるはずなのに・・・やっぱり山小屋って大切な施設なんだ」と改めて感じてしまったのでした。

そして、小屋に泊まってもらっている訳でもないのに「お世話になります」「ありがとうございます」って言ってくれる方が大勢いらっしゃって!

「大した事してないのに・・・」ありがたいことだと思うし、嬉しくなるし、やっぱり山を楽しみに来られる人と触れ合えるって「いい仕事」だと再認識出来て、こちらこそ「ありがとうございます」なのでした。

それにしても、これだけ強い思いを大勢の人に抱かせる「黒部峡谷」って凄くないですか?

今年も、テレビ局が番組制作に月末から入山するとの事です。

毎年の様に黒部に撮影隊が入るってことは、制作側は伝えたいものが黒部にある!と感じていて、それを期待して映像を見てくれる人が大勢いる証拠なのではないでしょうか?

大勢の人が憧れ、感動を与えてくれる「黒部峡谷」ですが、正しい正解はなかなか出ないかも知れないけど安全に楽しんでもらうため!「山小屋が出来ること」・・・頑張らねば!

※新記録?

昨日の雷鳥沢キャンプ場 900張りオーバー!

   剣沢キャンプ場  400張りオーバー!

信じられない情報が入ってきました。(想像しただけで・・・恐ろしや)

アナリティクス!

2020-09-20

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クワガタのメスが、まだウロウロしています。

今日、最初に来られた方が「ブログ見てます」って言ってくれたので参考までに。(アナリティクスを、よく理解していないので多分なのですが)

今週時点のこのページを調べてみたら・・・。

全体の閲覧件数は、毎日1,000人前後で今年は推移しています。

例年ですと、「下の廊下」の開通間際には件数がグンと増えて来るのですが、今年は小屋の営業自粛が知れ渡っているのか?顕著な伸びが無いので、今シーズンは「黒部」を訪れるのを控えてくれている方々が多いのではと推察しています。

ただし、先日の志合谷での転落事故後は5,000件オーバーを記録したのを見れば気に掛けておられる方がそれだけ多いのではないでしょうか?

ちなみに、

USA・カナダ・ブラジル・チリ・メキシコ・イギリス・フランス・イタリア・オランダ・ドイツ・オーストラリア・ニュージーランド・インド・ミャンマー・ベトナム・タイ・フイリピン・台湾・韓国・香港

数は少ないけれども以上の国と地域から閲覧されているみたいです。(他にもノルウェー・スェーデン・シンガポール・モンゴル・ラオス等から見られていたことも)

爆裂してるみたいです!

2020-09-20

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山ブドウは豊作だけど・・・。

立山・雷鳥沢キャンプ場=400張りオーバー!

剱岳・剣沢キャンプ場=200張りオーバー!

昨日のテント数は、どちらも今シーズン最高だったそうです。

ちなみに、阿曽原キャンプ場は3張り=5人(全員欅平からの入山)でした。

皆さん、ガマンにガマンを重ねて・待ちに待っての入山だったのでしょうか・・・?

阿曽原は、皆さんの期待に応えてあげられなくて申し訳なく思うばかりです。

今日は、黒部ダムに詰めている入山指導員からの情報によれば、今のところ「下の廊下」からの登山者が30人足らず、欅平からも声掛け広報している警備隊員によれば20人ほど向かっているみたいですが混雑することは無さそうです。(ちなみに、扇沢駅は待ち時間が3時間!とのことです)

※熊が!

黒部ダムからの情報では、ダム直下の橋周辺で熊がチョイチョイ目撃されているそうです。

監視員詰所の近くにも出て来て、人間をみても知らん顔しているみたいです。とにかく痩せている熊だそうで、餌を探すのに人間を怖がるどころではないのかもしれません。

確かに小屋の周りのミズナラの実(ドングリ)は小さく、ブナも凶作とのことで腹を空かせているのでしょう。

黒部に限らず、里山でも目撃情報が多数上がっていますので、登山をされる際には熊対策を充分にされて歩かれますように!

写真は、小屋の基礎の単管パイプに実った「山ブドウ」です。こんなに豊作なのは記憶にないのですが、先日私達が従業員部屋にいるのに「サル」がやって来てブドウを食べ始めて声を掛けても逃げないし、挙句に近くのBSアンテナのポールに「小ザル」が昇ってイタズラするし、部屋の中に私達がいるのに網戸ギリギリを堂々と歩いて行くし・・・ナメラレまくっています。

寒くなりました。

2020-09-19

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雨上がり(風呂場から餓鬼の田圃方面)

昨日の夜は雨風でしたが、玄関先のターフの下で警備隊の訓練隊と夕飯を食べていたのですが寒くて寒くて・・・酒を飲んでも温まらず早々に退散しました。

今朝、山を見上げると少し色付いて来た様な???

朝から雨上がりのキャンプ場を追加の草刈りして、昼前からは晴れ上がってくれて天の青さと暖かい陽射しの中で一つ風呂浴びてから風呂掃除!風が心地よくて気持ちよかったです。

気が付くと里に下りたのか?めっきり数が少なくなって濃い赤色に染まった赤トンボがヒラヒラと飛んでいました。

秋は目前です。

今朝までの雨は、そこそこの降水量だったのですが水場の水量は思ったほど増えていませんでした。

だけど湧き水に反映されるにはにタイムラグがあるだろうから、水場の心配が取り合えずなくなったのではと一安心しています。

お待たせしました。

2020-09-19

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従業員部屋の前に、ターフ?を張ってコンパネ敷いて・・・玄関?バーベキュー会場?

しばらくネットに繋がらず・・・ご心配かけました。(写真は画素数を落としてヤット)

○下の廊下情報!

 工事の方は高巻き桟道も完成して、ほぼ終了しております!完成検査前なので、公式開通してはいませんが通行については問題ありません。(自己責任!って、登山行為自体が自己責任・自己判断なのですが)

○阿曽原キャンプ場について!(予約は受け付けていません)

 今年よくある問い合わせ 「キャンプ場の予約は出来ますか?」

 コロナ感染防止の観点から、他の山域のキャンプ場で予約制を取っているところがある関係で、阿曽原キャンプ場利用も予約が必要なのかとの問い合わせが多く寄せられています。(小屋への直通電話が開通しました!)

 阿曽原キャンプ場を予約制にしたくても、

・そもそも各自のテントの大きさがマチマチで、区画を仕切ることが出来ない。

・遠路はるばる予約制を知らずに入山口まで来て、予約してないからと言って帰ってもらうことが出来るだろうか?(このページを見ている人ばかりではありません)

・行けば何とかなる!少し離れた指定地外で張っちゃえ!という事にならないだろうか?

等々を考えて予約制を取らないことにしました。

計画を立てられる際には「今年は、混雑予想日は避けていただく」ことを、前々からこのページに書いてお願いしてきている次第です。

※察してください!

本来趣味の活動である、テント利用の登山者にまで黒部を歩くのを控えてくれ!等とは何人たりとも要請できるものではありません。

しかし黒部を預かる者の責任として、「阿曽原から感染拡大されては申し訳ない」「昨年の事故多発を受けての冷却期間」との思いから小屋が出来る対策としての営業自粛です。

重ねてのお願いになりますが、キャンプ場利用の方々も「コロナ・事故防止対策」として

「混雑予想時日の利用を、なるべく控えていただく!」

「体調管理・事前研究等、万全の態勢での入山!」

よろしくお願いいたします。

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