阿曽原温泉小屋

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実は、てんてこ舞い???

2020-10-27

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一昨日は「餓鬼ノ田圃」にも新雪が。

昨日、私と交代で阿曽原に入ってくれた大仏ですが・・・今日は「餓鬼ノ田圃」 に設置してある国交省の雨量計の改修に向わねばなりません。

塗装作業が終わった後も、宇奈月の「僧ヶ岳」登山道の改修作業の資材の歩荷して、日曜日には救助隊のメンバーと新雪が積もった中を作業に向かったらしいのですが、登山道が雪に埋まっていて「階段設置なんて無理!」ってことで撤退してきて・・・黒部を飛び回っています。

「餓鬼ノ田圃」も昨日の時点では樹木に着いた雪は融けてくれていたみたいですが、気温が低いままなので標高1,600mの登山道には多分???冷たい思いをしなければならないだろうと想像しています。

明日は、「雲切新道」の仙人谷下部の丸太橋の撤去予定で大仏と私とY民間救助隊員の3人で片付けてくるつもりです。

登山者もまだまだ大勢歩いているのでキャンプ場の管理も手を抜けないし、僧ヶ岳のリベンジ作業、塗装作業の資器材の荷下げ・キャンプ場の片付け等も控えていて結構「てんてこ舞い」の阿曽原なのです。

なのに!11月3日の天気が荒れそうな予報で、雪に積もられたら片付けが遅れるのではないかと・・・。

これから下界に!

2020-10-26

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朝日町「寺田鮮魚店」の、キトキト(生きが良いの意)刺身の盛り合わせ!

今日下山して、明日の午前中に宇奈月駅前で一仕事(無給だから仕事では?)こなして明日戻ります。

※写真は、土曜日に勤務で来てくれた入善署のK隊員の差し入れです。

「寺田鮮魚店」の盛り合わせは、昆布〆刺身を一手間掛けて刻んだ昆布で巻いてから周囲に飾って盛り付けてあるのがオシャレ?です。(にしても彼は、どんだけ魚屋さんと仲良しなのか?)

警備隊の「歩くブラックホール?」I隊員は、早速カレー皿にご飯を大盛りにして刺身を載せて海鮮プレートを作ってパクついて、当然の様にお替りして・・・みんなで美味しく平らげたのでした。

先日「イズミ鮮魚店」の盛り合わせを紹介しましたが、このページを見て店に買い物に行かれた方がおられたそうで「イズミ鮮魚店」から「よろしく伝えてください」と言われて来たそうです。

「えび寿し」さんの件もありましたが、ネットの影響力の大きさに驚いている次第です!

めでたく!

2020-10-26

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25日17時15分時点!(この後もう少し増えました)

昨日の利用者は64人、そこそこ詰めてテントは張られましたが「密」までとはゆかず、暗くなってから届かれる方もおられましたが事故なくめでたく一日が終了いたしました。(人が多く動く日に出没する「勘違い系?」も現れませんでした)

毎年恒例・先日も来ていた方等々のリピーターさんから、鳥取・長崎など遠方からをはじめ初見参の方も全国から来られ、紅葉もキレイになって来た黒部を楽しまれたのではないかと。

「20年想い焦がれてやっと」って方や、地酒とマグカップを受付まで持って来て進めてくださる方等々、お疲れ様でありがとうございました。(あの~・・・お酒は好きですけど、これを読んで沢山の方が勧めに来られると仕事にならなくなりますのでお気遣いなさらぬ様に!

例年ならば5割増し~10割増し程度の混雑であろうと想像できる週末でしたが、今シーズンは我慢・自粛していただいている方々も多いだろうし・・・「イッテQ]効果で来シーズンは大混雑しないか???実は、今から心配している小屋主なのです。

11月2日まで!

2020-10-25

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空ビンが続々と!シーズンも終わりが近づいています?

取り急ぎ!

今シーズンの、キャンプ場管理最終日を11月2日までといたします。

雪の降り方・週間天気予報・日没時間・紅葉具合等々を考えての決定です。

それ以降は、撤収準備に入りますので水場・トイレ・露天風呂の利用が出来ないと考えてください。

※登山道情報!

十字峡から500m上流の短い丸太桟道が破損しているとの連絡が入りましたが、手すりがシッカリしているそうなので慎重に通行して来れば問題ないとのことです。(教えてくれてから、風呂に入ってから祖母谷まで通り抜けた男性、御遣いまで引き受けてくれて、ありがとうございました)

※降雪・凍結について!

今朝の降雪は、標高1500m以上でありましたが「下の廊下」の登山道に降雪は無く通行支障はありません!

もちろんアイゼン不要ですが、急激に冷え込むと黒部ダム直下の橋が凍結することがありますので、直近の天気予報で予想気温を確認してください。(朝晩の冷え込みが厳しくなって来ました。防寒対策をしっかりと!

いまどき?(焚き火台)

2020-10-25

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雪が、かなり下がってきました!

昨日の午後、冷たい雨が降り続く中をシュッとした若い男性が到着。

丈の短いポンチョの様な?雨具の上着でスニーカーから素足(スニーカーソックス履いていたかも)を覗かせて??? 短い雨具の下には20ℓ余りの小さなザックがはみ出して、そのザックの外側にどう見ても濡れてしまっているシュラフを縛り付けて???

先着していた男性が「黒部ダムで一緒だったけど、そんな恰好で行くのは無理。黒部を舐めるな!って言ってやった男だけど本当に来ちゃったんだ」って話してくれて。

さすがに警備隊員も心配になって、いろいろ話を聞いたらテントはあるけどコンロは持ってないみたいで替りに「焚き火台」を持っているらしいけど・・・国立公園内で焚き火は禁止だし、そもそも強い雨降りなのに焚き火なんて絶対無理!

ってことで、警備隊員が私物のガスコンロとボンベを貸してあげることに・・・。

あとから受付に「噂でカレーを食べれるって聞いたんですけど?」ってやって来て、小屋をやってないから出せないけど・・・食料無いの?って聞いたら持っているとは言っていたのですが・・・。(準備を怠って入山してしまい、寒くヒモジイ思いが身に染みたことでしょう)

やれやれと思ったら、今度もコンロを持たず木炭カスを固めた様な燃料と飯盒みたいな鍋を持ってやって来た三人組が現れて・・・三人共テント泊は初めてらしく、防水対策も???ズブ濡れで・・・。

三人組にしろ焚き火台の男性にしろ、いまどき流行りの「ヒ〇シ」を見習った里山キャンプの積もりでやって来たのでは???

まさしく「黒部を舐めんな!」って言いたくもなりますよね。

寝不足です!

2020-10-25

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飛龍峡も色付き出しました。

昨日は、冷たい雨の中を50人ほどの方々がキャンプに来られました。(お馴染みさんも次々顔を出してくれました)

夜半まで続いた雨は、テント場に溜まり通路はぬかるんで・・・午前三時過ぎには星も見えたのですが、また降り出してきました。午前中に回復予報なのですが、昨晩泊まられた方は難儀されたのではないかと思います。

それでも、深夜三時でも中から笑い声が聞こえるテントも幾つもあって!

経験装備心構えが、シッカリしたパーティーなんだろうと感じたのですが・・・人が大勢動くという事は!

午前四時過ぎ、ブルーシートのターフでヘッドランプの明かりが揺れてガサガサと人の気配がしたと思ったら、いきなり従業員棟の引き戸を開けて私が寝ている食堂の中を見回す男性の姿が!「なんか様ですか?」って聞いたら何も言わずに引き戸を閉めて遠ざかって行く足音が・・・。

午前5時23分、電話の呼び出し音が鳴り響いて・・・警備隊とスタッフ全員が飛び起きて三台ある受話器をそれぞれが寝ぼけて探り、ドナドナ姉さんが応答したら「S県のTという男性が届いているでしょうか?」みたいな問い合わせが? 

受付表も沢山あるし調べるのに時間が掛かるから、後から電話してもらうことにして全員で調べると、それらしい受付票が見付かりました。

午前6時頃再度電話が掛かって来て、どんな用件で電話して来たのか聞いてみたら「見届け機能が・・・」って、緊急の要件じゃないのかいっ!!!

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