「鐘釣橋」等の復旧計画説明会
2024-12-23
本日午前中、黒部峡谷鉄道から沿線山小屋に向けての「鐘釣橋等の復旧計画説明会」に行ってまいりました。
細かな現場説明は省きますが「安全・安心」の担保と言われれば・・・。
鐘釣2軒・欅平3軒の宿泊施設は、営業出来ないのはもちろんですが小屋を締め切っていた関係で壁・床等々が湿気とホコリで・・・。(阿曽原は建てて風通しをしましたが、建てるのも費用が掛かりますし週末毎に天気が悪くて・・)
隙間を開けてゆけば、虫・鳥・動物に入られて荒らされる恐れもあるし、お客さんが来ないのに留守番だけしていても食べてゆけないし・・・。
他の山域で山小屋休業中に人間が入り込んでいた例もあり心配だし、今シーズン様子を見に行ってスズメ蜂に刺されて救助ヘリで搬送されたスタッフもいたらしく。
(ちなみに私も蜂に刺されましたが、今シーズンは雨が少なかったので働きバチが活発だったらしく各ハチの巣が巨大化していた様です)
更には「二シーズン休業すれば立ち直れない」との声も聴かれましたし、運行再開しても受け入れ体制をとるにも半月以上の手間と費用が掛かるだろうし、「再来年遅くに運行再開となり営業期間が短い様ならば3シーズン目も営業休止の恐れが出て来る」との切実な意見も出されました。
これは黒部峡谷鉄道さんも同じで、観光客が来てくれても半分しか運行できないので運賃収入が激減しており苦しいのは同じだと・・。
とにかく早期復旧に向けて、工事発注側から現場に頑張っていただく様に強く要請してもらう様に申し入れて来ました。
危ない所なんだから無理を強いる訳ではなく、土木業界も完全週休二日制となっている様ですが、週中で雨が降ると作業休止となるのは仕方ないが~週末に晴天でも週末は週末で休みを取っていては稼働日が少なくなっているのでは???
普通の現場ではなく災害復旧現場なんだし、早期復旧しなければ宇奈月温泉街・山小屋だけでなく富山県の観光自体に大打撃なのだから週末でも晴れた日に動ける体制を取れないものか?と要望してきました。
※ミギス(ニギス) のすり身揚げ
富山の居酒屋定番料理ですが、干物でもお馴染みですが「すり身」で味噌汁・おでんにも。
色は灰色で???なのですが、素揚げは定番オツマミです。(各お店で具材を足してアレンジして出してくれることも)
美味しくてリーズナブルで呑んべーの見方です。(レモンと生姜醤油で)
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