阿曽原温泉小屋

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とりあえず・・・

2024-06-15

写真

奥に見える阿曽原谷の雪渓!今年は、極めて小さいです

取り合えず小屋を建てて来ました・・・が!

あくまでも、小屋の部材を乾かすための処置です。

今シーズンは、通常の宿泊営業は出来ません!

トロッコ列車が運休しては登山者が阿曽原まで到達するには、一般的な登山者を考えれば「黒部ダム~阿曽原のピストン」 のみとなってしまいます。

この下の廊下コースにしても、整備に着手して登山道の大きなダメージが発見されれば開通が何時頃になるのかはまだ解りません。

仙人池・池の平の裏劔方面から降りて来ても、欅平に向かえないのですから下の廊下の整備が終わっていなければ裏劔へ登り返すことになります。

下の廊下には残雪が毎年遅くまで残り、調査に入りたくても時期が来るまで入れません。(今年は少ないのですが、それでも残る箇所は有ります)

ヘリから見ても手摺り番線の切断・岩盤のアンカー破壊等までは見えませんので、歩ける様になるかは今の時点でお知らせすることが出来ないのです。

更には宿泊営業したくても、燃料・食材などを大量に搬入するにはヘリコプターしか使うことが出来なくなりますが、宿泊者(収入)が見込めない中でのヘリコプター利用は現実的ではありません。

今回小屋建てメンバー9人分の食材を背負いで搬入するのに苦労しましたし、秋は灯油ストーブが無いと寒いし、宿泊客の食事を作るにはプロパンガスが無い事には無理です。

この先どんな形の阿曽原小屋運営になるかは、コース整備状況によって変わってきますが宿泊営業は無理!か確定しておりますのでお間違いなく。

※参考

今日は、宇奈月方面山岳救助隊員12名による「僧ヶ岳」 宇奈月コースのパトロールにダイブツ達が向かってくれております。

ちなみに私は、名古屋イベント前から~小屋建て・・と続いているのでお休みです。

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