黒部は生きてます!
2023-04-22
写真は、鐘釣駅から上流の黒部川本流ですが右側から合流する沢には雪崩で運ばれてきたデブリが残っています。(泥をかぶって雪には見え辛いですが)
今年は積雪は少なく雪融けも早いのですが、場所によっては雪崩のデブリが多い沢も見られるし・・押し倒されて運ばれてきた巨木も散見されています。
黒薙温泉の倒木と同じで「カシナガキクイムシ」被害に遭って立ち枯れしていた樹木が朽ちて倒れ始めている影響か???
巨木が倒れれば、立っていた根元や押し流されたルートの斜面が壊されてしまい、形が変わり雪崩道が出来たりすれば新たな樹木も生えづらくなったりなどの影響が出て来るはずです。
降雨や融雪で斜面が洗われ、土砂・岩が流されてしまうと更に崩壊が進も可能性も・・・。
黒部の険しく圧倒される景色は、変化し続けているからこそなのだとみています。
「黒部は生きている」ってことだと。
今日から欅平駅構内上部の山腹調査作業に頑張ってきます。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2023/04/n20230422a.html