阿曽原温泉小屋

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余裕こいてました

2025-04-13

写真

藪が生い茂ると姿を見つけにくいかも?

欅平・鐘釣山小屋支援プロジェクト 御支援と応援メッセージありがとうございます

先日「黒薙温泉」に通勤中、柳橋駅 まで来たら何やら上部斜面で気配が???

見上げると二ホンシカが一頭、距離が有るので安心しているのか?ジッと私を見下ろしています。

私が阿曽原に入って少し経った頃から、それまで富山県内では見られなかった「イノシシ」「ニホンシカ」が入り込んで来たと聞くようになりました。

私は「ニホンカモシカ」の調査員を以前していて、冬季間の生息調査で定点観測していましたがニホンシカは見たことがありませんでした。(葉っぱが落ちて見通しが利き、雪面の足跡が見付けやすいので、積雪期に半日余り単眼鏡で山を観察し続けるのです)

ニホンシカ・イノシシ共に、積雪が多い地域には棲み付かない?と教えられてきたのですが・・・個体数が増えて生息域が広がった? ハンターが減って捕獲数が減った???

以前、東京上野松坂屋「山松会」の研修会で秩父の「雲取山」へ登った時ですが、ニホンシカの食害で「藪」「下草」が食べ尽くされ丸裸?網で囲われている場所は藪が生い茂っているのを見れば、シカの旺盛な食欲に・・・

更には、樹木も樹皮を剥がして食べられててしまうのを防ぐために、シカの口の届く高さまで一本一本樹脂製のネットが丁寧に巻かれているのを見て驚かされました。

「水源涵養林」 の看板が立てられていましたが、藪と下草が食べ尽くされた山腹に大雨が降れば崩壊するだろうし・・樹皮が食べられて樹木が枯れて倒れてしまえば・・・食害が広がればエライことになる!って感じたものの「富山には二ホンシカ棲んでないし」少し余裕こいていたのでしたが・・・

「シカ話」続く・・・

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