今、出来る事
2024-04-23
心配された天気でしたが、なんとか鐘釣山の崩壊地の調査を進めることが出来ました。
我々の他の業者さんも復旧に向けた作業に入って来てくれてます。
この時期は、毎日毎日みごとな新緑が奥山に向かって進んで行きます。
多くの方々に観てもらいたいのですが・・・今年は仕方ありません。
来年の春に新緑を観に来てください。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240423a.html
2024-04-23
心配された天気でしたが、なんとか鐘釣山の崩壊地の調査を進めることが出来ました。
我々の他の業者さんも復旧に向けた作業に入って来てくれてます。
この時期は、毎日毎日みごとな新緑が奥山に向かって進んで行きます。
多くの方々に観てもらいたいのですが・・・今年は仕方ありません。
来年の春に新緑を観に来てください。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240423a.html
2024-04-19
黒部峡谷鉄道が、本日より部分開通しました。
鐘釣橋の損傷で全線開通は、まだまだ先になりますが・・・。
取り合えず鐘釣橋付近の新緑がキレイになりました。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240419a.html
2024-04-18
鐘釣橋上流の、不帰谷 からの沢水は濃い濁りが入っているのが解かるかと。
不帰谷は上流部で崩壊が進んでいて雨が降らなくても濁りが入ることがありますが、一昨日の雨に加えこの時期は融雪期なので斜面崩壊も激しいのでしょう。
濁流が流れる両サイドの堆積土砂は全て不帰谷から押し出されたもので、黒部川本流を堰き止めてしまう勢いですが大雨の度に堆積土砂は黒部川の水勢で下流に押し流されています。
押し流された土砂は黒部川の川床の高さを上げてしまい、下流の猫又にある「黒部川第二発電所」の排水口を埋めてしまうので土砂を除去しなければ発電所を動かすことが出来なくなってしまいます。
平成8年に不帰谷の測量で本流出合いから上流に遡行したことがありましたが、出合いから直ぐの場所に「不帰滝」があって立派な滝なので直登出来ずに藪斜面を高巻きしながら迂回したことがありました。
その当時は堆積土砂がほとんど無かったのですが、ここまで土砂が堆積してしまえば「不帰滝」は殆ど埋まってしまっているのではないかと???(見に行ってませんが)
白馬岳~祖母谷温泉に下る登山道の百貫山コル いると、不帰谷の谷底から斜面が崩壊している音が聞こえてくるほどですので常に大崩壊が進んでいると推察されます。
出合いで土砂が堆積し続ければ、上流の河原にある鐘釣の温泉も川の流れの下に沈んでしまいかねませんし、今現在も増水すると温泉に近づくことが出来なくなっています。
砂防堰堤工事に入るにも、ルート確保が困難というか全くアプローチできる谷ではなく別途トンネルでも掘らねばならず・・・困った問題なのです。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240418a.html
2024-04-17
猫又合宿 で、男だけの泊まり込みながらの仕事は夜が長くて・・・。
それぞれ酒とツマミを持ち寄って来ているのですが、メンバーの一人が自宅で作って来てくれたのが写真のコゴミとタケノコの昆布締めです。
魚の刺身の昆布締めは知られていますが、山菜などを昆布締めにすることもあります。県外の方は珍しいかも?
今年はホタルイカも豊漁らしく、15日には立山黒部アルペンルートも開通したことだし富山に遊びに来てください。
我々も次に富山に遊びに来て頂くために、昨夜の荒天も治まった事だし今日もこれから現場に行って来まーす。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240417a.html
2024-04-09
何度も言いますが、黒部は生きています!
写真は、宇奈月温泉上流の宇奈月ダム湖左岸(尾沼谷とノボセ谷の間)の斜面崩壊の様子です。
幸いなことに宇奈月温泉へ向かう「引湯管」に被害が無かったのですが、崩壊斜面はまだ不安定に見えるし・・対策工事に着手したくても手が出せない???
災害現場と呼ばれるものは、大概が人間が黒部の山にちょっかい出した場所が被害を受けると災害と呼びますが、そもそも黒部峡谷は山容が険しく気象条件も厳しく、長い年月を掛けながら形を変えていっているのを現場に入って変化を見ていると、そのスケールの大きさを思い知らされます。
しかし黒部峡谷に人間が立ち向かって来たからこそ、電源開発だけではなく下流域で安全・安心に生活できるようにもなって来たし、米どころになって来たし、素晴らしい渓谷美を気軽に堪能できるようになったのは説明しなくても?(昭和44年8月災害を経験したから言えるのですが)
これから先も「人間は黒部に折り合いを付けさせてもらいながら?」ってことがズ~ッと続いて行くんだろうなーなんてことを考えつつも、「百年前から黒部に相対して来た人間も凄いわ!」なんてことを・・・。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240409b.html
2024-04-09
先週末で黒薙温泉の山腹調査を無事終わらせて今週からは大仏達はトロッコ沿線の法面調査に、私は明後日より大切なゲストを迎えるための準備やら調べものやら手配やら??
14日(土)からは大仏達と合流して、いよいよ 東鐘釣山 の地震災害岩壁の調査に入る予定です。
合間の休みには宇奈月温泉「延楽」へ前回も聴きに行った東京芸大前学長が演奏会へ行って~東鐘釣山に戻って~欅平の浮石点検で4月末日まで~5月1日には恒例の黒部峡谷に関係する役所・事業者等々の合同会議~5月2日から連休終了まで立山室堂で入山指導員勤務・・・。
今年はトロッコ列車が運行できないため、黒部峡谷での仕事は合宿所に泊まり込んでの作業(今年は作業が多く入っているのに通勤できないので合宿所の部屋が足りなくて、四畳半で二人づつ寝る羽目になるらしく・・・)になりますし、立山室堂では当然の事ながら通勤は出来ません。
長い期間の合宿生活で、夜な夜な肝臓を傷めつけることになりはしないかと心配になってしまいます。(ちなみに今日、医者で血液検査の結果どうしたことか肝機能の数値が改善していて・・・心置きなく合宿生活せよとの・・神様のお導き?)
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2024/04/n20240409a.html