阿曽原温泉小屋

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いつから通行出来るかは、まだ??(「下の廊下」整備工程)

2023-08-10

「下の廊下」の工程予定をザックリと!

●仙人谷ダム~S字峡~十字峡~白竜峡~黒部別山谷までの下半区間について。

この区間は、仙人谷ダムから上流に向かって作業が進められます。

先にお伝えした通り、仙人谷ダム~十字峡間については、転石除去などは盆休み明けになりますが一般登山道を歩ける方であれば通行できるレベルとのことです。

十字峡上流15分の崩壊地ですが、丸太桟道の補修材のヘリコプター輸送予定が8月30日に予定されているそうです。(あくまでも予定ですから!)

資材が届けば、丸太桟道の補修については数日も有れば完成するとのことです。

そこの補修が終われば、黒部別山谷まで上流に向かって整備が進められますが、その区間のダメージがどの程度なのかは「行って見ないと分からない?」ので、情報が入り次第このページで報告いたします。

●黒部ダム~内蔵助谷出合~新越~大ヘツリ~黒部別山谷までの上半区間について。

この区間は、黒部ダムから下流に向かって作業が進められます。

こちらも先にお伝えした通り21日を目途に大仏達が作業に入りますが、後立の民間救助隊のメンバーが揃うのが月末になるので本格的な作業は9月に入ってからになる予定です。

「黒部峡谷」全体に言えることですが、今年は残雪量が非常に少なく登山道のダメージが少ない印象です。

スンナリ行くとは思うのですが・・・どちらから向かっても遠い「大ヘツリ」「白竜峡」等の核心部は険しい断崖が続いており、実際に確認してからでないと整備にどの程度かかるのか?現時点ではお答えできません!

解り辛いのかな~・・。

2023-08-09

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仙人谷ダムサイトからの資材搬送ヘリコプター(水平歩道は整備済みです)

予約・問い合わせ電話が入って来ておりますが、「FAXで送ってあるけれど確認取れてますか?」(去年の話し) 「41日縛りが解からない?」(8月4日に詳しく書きましたが)「いつ頃から歩けるのですか?」(毎年違うってば)「一部歩けると書いてありますが・・・」(十字峡が何処なのか分かっておられる?)等の電話が先程から次々と掛かって来ております。

みなさんこのページを読んでいると言われるのですが???解ってもらえてないのかなー・・・凹んでしまいます。

何度も書きましたが、「下の廊下」は残雪量・登山道のダメージの違いに加え、危険な道を歩いて通っての整備なので大変手間が掛かるので、毎年開通時期は早くから見通しが立ちません。(数年前からの写真が、Webアルバム に残されているはずです)

加えて「コロナ禍」以降は、小屋の収容可能人数も昔の様な「詰め込み」は出来ない御時世で予約人数・予約受付日等も、なるべく公平になる様に制限を付けさせていただいております。

以前は予定の前年年末から予約が入り始めたり、去年は小屋に入山前にFAX受付にしたりと早くから受け付けたために、直前に人数を増やしてくれないか? FAXは入って来るものの折り返しの確認電話が繋がらず・・等々混乱したため、今シーズンの予約方式の変更です。

このページを、良ーく読み込んでいただいてからの電話連絡ならばキッチリ対応させていただきますから。

※もう一つお願い! 

夏シーズンは、小屋の宿泊客も少なく(二日前0名・昨日本日各1名)スタッフも最小限で運営しておりますので、電話を掛けられても出れない時もあります。 特に18時前の夕食提供直前は「冷たいソーメン」「揚げたて天ぷら」を提供するために直ぐに電話対応出来ません。

40日後の顔の見えない予約電話より、目の前で腹を空かせている人を優先させてもらいますので御理解のほどをよろしくお願いいたします。

混乱させて申し訳ありません。

2023-08-09

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「あんずボー」って知ってますか?(凍らせたステックパック一本をお渡しします)

予約40日縛りについて、8月4日にお知らせいたしました予約開始日が41日前となっておりました。

今から変更しては混乱を招く恐れもありますので、8月4日告知した通りで受付をさせていただくことといたします。

こちらの不手際で、混乱させる形になって申し訳ありませんでした。

※猛暑につき先着200名!

「あんずボー」 って駄菓子知ってますか?(凍らせたものを焼酎に入れると美味いとか?)

関東と長野県で販売されているらしいのですが、草刈り&鉄塔巡視路点検に来てくれているKAI君が箱買いしてしまい、とてもスタッフだけでは食べ切れる量ではなく・・・。

猛暑の今シーズン頑張って阿曽原まで歩いて来られる方々へ、本日より先着200名(多分9月中旬頃まで?) 小屋泊・テント泊問わず1人一本無料でお分けすることとしました。

冷凍庫で凍らせておきますので、喜んでいただけるかと思うのですが???

登山情報!(仙人谷上部二又雪渓)

2023-08-07

写真

前ページ写真の10分後には、色が変わりました。

仙人谷上部二又雪渓は、まだ残っております!

通過して下山して来られる方々からは「怖かった」とは聞かれませんが、状態が毎日変わってゆくはずですので「いつかは状態が悪くなる時」があるはずですので、その時その時に御自身の眼で確かめて状態が悪いと考えれば、歩き辛いでしょうが高巻き迂回路で通過して来てください。

※水平歩道付近の鉄塔巡視路点検(人材確保の一つのスタイルになれば)

今日からS会長とKAIのコンビで、阿曽原をベースに巡視路点検作業に向かいます。

先日まで白馬線・唐松線の草刈りに向かっていてくれましたが、猛暑の中ですが引き続きの作業になります。

何度も書いて来ましたが、

「登山道整備してくれる人材確保には、食べてゆけるシステムを作ってゆかなければ!」

と考えます。

汗かいた分の「正当な対価」「継続した仕事量」が無ければ「登山道整備のプロ」が育つはずがありません。

先日テント場利用で、前に来た時に「三軒茶屋話し」した覚えのある単独女子から、「登山道整備に協力できる場所が無いから」って財布からお金を取り出そうとしてくれましたが「ありがたいけれど、システムが出来上がった時に協力してやってください」と丁寧にお断りしました。

登山道整備の「重要性と大変さ」が解かってくださっている方が増えて、なんとか良い方向に向かってゆければよいのですが・・・。

イイ感じでした

2023-08-06

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昨日、雨上がりの夕焼雲(阿曽原の空気が赤紫に)

一昨日、台湾からの16人グループがいらっしゃいました。(日本語出来るのは一人のガイドだけ、他の方は英語が堪能?でした)

最高齢73歳の男性を交えて、立山縦走~剱岳登頂~仙人池と山小屋5泊?だかの行程の最後に阿曽原へ。

着いた早々から ○30年で初めてのカップ麺16個一斉注文 ○ジュース・ビール・Tシャツ注文ラッシュ から始まり。

風呂上がりには「阿曽原Tシャツ」に着替えた湯上り美人連がニコニコで。

夕食では食事が美味しいと(少し中華風的?に手を加えて差し上げたのが喜ばれたのか?)「サケ!酒!」と日本酒が大人気で盛り上がって。

夕食後のDVD上映後には拍手 「黒部の谷の小さな山小屋」写真絵本や阿曽原が載っている雑誌見て盛り上がって。

朝食では、いつものメニューなら「納豆」を出すところを苦手だろうと「高野豆腐と里芋の煮物」を作って出したら、醤油をかけて食べようとする方がいらしたりして!(夕食に出した冷奴と同じ器だったから?)

最初っから最後まで賑やかな御一行様でしたが、好感が持てたのは何しても「ありがとうございます」を私の目を見て笑顔で言ってくれますし(こちらが照ちゃいます)、食事の際にも寄せ集めのツアーなんだろうけれど若い方が年上の方に味噌汁・お茶等を給仕している姿が敬ってる感漂いイイ感じで見ていて気持ちよかったです。

一つ言うとすれば! 朝も出発間際に、ガイドが「今夜富山駅前のホテルで泊まるけど、良い居酒屋無いですか?」って、土曜日の夕方に16人の団体を急に紹介せよと言われても無理!

予約時に言ってくれれば、「絹ちゃん」 の従兄弟がやっている店を紹介することも出来たのに・・って悔やまれました。

ちなみに九月初頭にも台湾からのグループ予約が入っています。

登山道情報!(唐松線草刈り完了)

2023-08-05

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こんな大変な仕事、他の業者さんでは引き受けてくれるところなど無いかと!

昨日、大仏達が唐松岳~祖母谷温泉間の草刈りを終え祖母谷温泉まで帰って来ました。

祖母谷温泉からも別動隊のK彦君が、登山道下部を事前にK彦君が草刈りに入ってくれていたのと併せ「唐松岳~祖母谷温泉」間の草刈りは終了致しました。

大仏達は避難小屋を使わずにテント三泊での作業だったとのことでしたが、猛暑とゲリラ雷雨で打ちのめされて・・・仕事終えても冷たいビールも風呂もないのに・・・頑張ってくました。

大仏達が奥山で頑張っている間に、僧ヶ岳へはK彦君がコツコツと通って草刈り機を振り回していると連絡も入っております。

黒部山域での登山道管理は、他の山域とは違って大変なのです。

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