阿曽原温泉小屋

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連日・・・。(自分の力量に合った行動計画を願います)

2021-10-07

写真

大仏の好物!「黒部名水ポーク」の脂身は上品なのです。(密かな争奪戦が勃発しています)

昨日も、

・午後7時に黒部ダムから到着した3人グループ!

・黒部ダムから下の廊下を歩く予定が「ハシゴ段」経由で真砂沢に届いた単独!

・池の平から北方稜線を諦めて欅平に向かって降りて来たものの、到底明るいうちに届くとは思えない4人グループ!(飛び込み宿泊を頼まれても余分な布団が無いので、真砂に届いた単独の分と偶然下山したスタッフの分を融通しました)

連日、心配と遣り繰りの絶えない阿曽原小屋です。

※埋まっています。(予約の空き状況)

・8日 5人 ・9日 1人 ・13日 4人 ・14日 11人 ・27日 1人 ・28日 1人

小屋の空き状況!

2021-10-06

・10月6日 2名 ・10月8日 4名 ・10月11日 1名 ・10月13日 5名

・10月14日 11名 .10月21日 1名 ・10月22日 5名 ・10月28日 1名

となっております。

こらから勉強します!って・・・。

2021-10-06

写真

昨日の午後の、怪しい傘雲!

割と若そうな男性から小屋の空き具合の確認の電話が入り、たまたま空きが出た日に都合がつくとのことで氏名・電話番号・入山コースを尋ねると・・。

「シモノカイロウを歩きたくて」???ハイハイ、たまーにそんな方がおられますが

「下の廊下のことやね、入山コースはどこから?」と尋ねると

のある方から」???

って言われても・・「どちらにも崖があるし、もう少し勉強してから計画すればどう?一昨年このコースで五人もの方が転落死されているのを知ってる?黒部に怪我無しって言われてるんだよ!」

すると、電話の向こうで「なんで、あなたにそんなこと言われなければならないのですか!勉強は、これからするし!私だってそれなりに歩いて来たし・・・・・・・・・・・」ってまくしたてられるのですが??

オイオイ少なくとも黒部の事は、君よりもいろんな場所に入って学校の勉強とは違う黒部の事を学んできたし、悲惨な現場では黒部の怖さも身に染みているつもりなんだけどな~・・。

と思いつつも、話して分かってもらえる感じではなかったので、取り合えず数日後に迫った仮予約は入れておいたのでしたが・・。

何度も言いますが「計画段階から登山は始まっています!」まずは、基本的なコース・地名ぐらいは覚えましょうよ。

どんな人が、どんだけ勉強して来られるのやら・・・毎日心配の絶えない小屋主なのです。

事故情報!

2021-10-06

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先日「とやま」が、小屋の目の前に来てくれました。

1. 五日 仙人谷上部二股付近(仙人温泉上部10分)のトラバース道から登山者が転落して消防防災ヘリ「とやま」にて救助されましたが右足首骨折!

2. 四日 仙人池から下山中に転倒して手を斜面に強打して右手親指骨折!

3. 三日 水平歩道を歩行中に転倒して額をぶつけて出血がしばらく止まらず!

4. 九月末 水平歩道欅谷付近で転倒、足首を樹木にぶつけて骨折!

他にも、九月末に小屋まで届かずに東谷の隧道でビバークの挙句、欅平に向かって直ぐに膝を捻じって歩行不能!

いずれも重大事故には至っていませんが、一つ間違えれば・・・黒部に怪我なし!です。気を抜かずに歩いて来て下さいませ。

※ 1.の仙人谷上部二股付近については、なぜかこの辺りで何件も事故が発生しています。(一日で二件発生したことも!)

以前からルート変更等の対策要望は出されているし、山岳関係の会合でも山岳ガイド等から危険性を指摘されているし、調査にも三年前に入っているのですが・・・?

今までは自分の小屋に向かうコースなので「利益誘導」と取られかねないので、私からはそれほど声を上げて来ませんでしたが、今年の仙人温泉直下の雪渓の管理に仙人池ヒュッテの主人の苦労にしろ「山小屋が負担するには大きすぎる登山道の管理」なのではないかと考えます。

登山道情報!

2021-10-05

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東谷の吊り橋から見下ろすと、淵にはイワナの泳ぐ姿が。

下の廊下

問題なく通行して来ておられますが、昨日も下半で業者さんが手直し作業に入っておられたそうです。

作業中の脇を通過する際には、自分の存在を分かってもらえるアクションを忘れずに!

仙人谷

問題なく通行して来ておられます。

※到着の遅い方が目立ちます。

どちらのルートもですが、毎日暗くなってからの到着の方がおられます。

危険ですし心配にもなりますので、早目の到着を心がけてください。

キャンプ場快適化計画

2021-10-04

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地面に埋まっていたのは!

昨日は、キャンプ場の今シーズン3度目の草刈りをしました。

この先の各週末は、大量のキャンパーで敷地ギリギリまでテントを張る人が出て来るだろうと考えて、縁の辺りを丁寧に刈ってみると???

地面の中から、錆びて毛羽立ったワイヤーが少しだけ顔を出しているのを見つけました。このままテントを張れば破けてしまう事間違いなし!

小屋に帰って「ツルハシ」を取って来て掘り出したら、写真で分かる様に地面の奥のアンカーに固定されているらしくビクともしません。

仕方ないので、周りの土砂を深く掘り下げて錆び錆びのワイヤーを埋めておきました。

阿曽原は元々工事現場兼飯場だったので、当時のものが未だに出てきます。(工事資機材の他にも、見たことの無いガラス瓶・ご飯茶碗等々)

ついでに小さな土盛りもツルハシで崩してやって、側溝の泥をかき出して水の流れを良くしてやって・・。

今年は小屋に止まってもらえる人を絞っているので、キャンプ場利用者の方が例年にも増して来られるのではないかと?そのために、今出来る事!

※ありがとうございます。

早速に「100円硬貨」の対応をしていただいたお客さんが来てくれました。

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