阿曽原温泉小屋

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未整備です。

2021-07-20

写真

丸太桟道が破壊され手すり番線が切れています。

前ページの続きですが、昨日現在で阿曽原~折尾谷下流までは未整備箇所が多く残されています。

施工業者さんも6人程度で作業に当たっていましたが、連日の酷暑の中で効率よく作業が進むのか???

写真の丸太桟道を修復するには、折れてしまった丸太を担いで現場まで運ばねばならないし、千切れた手すり番線にしても相当な太さの「鉄」ですから長い距離を施工するには重量が・・。

昨日昼の時点で、24日にテントで行きたいと自宅に問い合わせていた方がおられるようですが、今の状況では水平道を安全に通行できるかと聞かれれば慎重な判断を御願いしますとしか答えられません。

整備状況は、ネット環境がうまく行けばこのページで告知出来ますが、しばらく保証できませんので「室堂山岳警備隊」「仙人池ヒュッテ」「池の平小屋」等に整備情報は伝えておりますので阿曽原まで来てから知らなかったとならない様にお願いいたします。

今日は、志合谷~欅平を見てくる予定ですが、標高の低い水平歩道は暑くて暑くて・・夏場に水平歩道を利用する計画の方は「暑い!」ってことを頭の中に叩き込んで来てください。(おかげで、欅平駅売店のアイスクリームが有難いのです)

水平歩道情報

2021-07-19

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足場が・・・ロープトラーバースはバランスが・・・。

今日、水平歩道の折尾谷~志合谷まで様子を見て来ました。

折尾谷から欅平方面に少し進んだ、草付き斜面が7mほど崩落しており仮にロープを張り込んでありますが、足場が悪くて悪路を歩き慣れていない方が通過するには非常に危険な状態になっていました。

登山道整備の業者さんが入ってくれて入るのですが、手すり番線の欠損・アンカー抜け等まだまだ手間の掛かる場所が沢山あったので安全に歩けるようになるにはもうしばらく時間が掛かるかと思います。

7月下旬に水平歩道の通過を計画されている方は、修復が遅れた場合には計画の見直しも必要になって来るかと思います。

今日から、阿曽原へ

2021-07-17

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昨日は精米作業も

今日から阿曽原に入りますが、小屋の内装・草刈り等々こなさなければならない作業が大量に残っています。

来週には荷揚げ・ワクチン接種が控えているし、月末までに県庁自然保護課へのコロナ対策補助金申請書類を仕上げなければならないし、昨日は走り回っているうちに水質検査の容器を貰いに行くのを失念!

(来週末まで小屋での予約受付体制は出来ませんので)

今年は、こんな年なのかも・・・って、毎年こんな事言っているような??

荷揚げに向けて昨日朝一の涼しいうちに、玄米専用の冷蔵庫から一昨日のうちに出して平温にしておいた玄米を精米してきました。(近所の農家が栽培したコシヒカリです)

山小屋の仕事は、「山から安全に帰宅してもらうために」腹いっぱいになってもらって~ぐっすり寝てもらって~お腹をスッキリして元気に歩いて行ってもらう事です。

御飯の美味しさは「食事の基本」って考えているので、なるべく荷揚げの直近に精米するのも安全登山に繋がると考えての事なのです。

想定外時こそ実力が!??

2021-07-16

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橋掛けは、ハラハラものなのです。

昨日は、富山県議へ省庁への陳情についての実情説明に富山市内へ向かい、合間を縫って来週の作業の段取り(登山道の草刈りと並行しての仕事なので人員の調整が・・)~作業用の資材等の調達~オリンピック開催で想定外の休日変更になっていて・・荷揚げ貨車の手配と積み込み時間の調整やら~それに合わせての燃料・ビール類等の手配やらでドタバタして。

今日の私は登山道のパトロールを勘弁してもらって、検査機関へ水質検査用の容器を受け取り~食料品の買い出し~ホームセンターでスノコ制作の材料と塗料やら細々したものを調達して・・・走り回ることになりそうです。

早い梅雨明け宣言に振り回されていますが、想定外になったらなったで切り盛りしてゆくのも甲斐性なのですが、実は下界は暑くて頭が廻らなくて・・・。

※小屋は留守ですから、予約電話は自宅(0765-65-2397)にお願いしますが・・留守の事が多いはずですので、夏場は心配しなくても小屋が満室になる事は有りませんから慌てずに。

※結構緊張しています。

写真は先日の橋架け作業ですが、白く泡立った強い流れは渡渉は無理どころか、落ちれば激流に流されて打撲だけではすみそうにありません。

丸太を「仮」に向こうの岩の上に置いて並べたものに、ソーッと跨って少しずつ前にズリ進んで渡るのですが・・丸太は固定されていし結束してないのでバラケテしまいそうで結構緊張させられます。

梅雨明けしました。

2021-07-14

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仙人谷下部の丸太橋を架けました。

今日まで阿曽原に入って小屋の内装・厨房作り等々をこなして、天気が回復した昨日と今日で仙人谷の丸太橋を架けてきました。

写真は、前日までの大雨で増水した冷たい沢水の飛沫を浴びて凍えながら、流失してしまった橋台を作る大仏の雄姿です。(左手前の巨木は、去年までは無かった流木ですが、次の洪水で流れ出して橋を壊さないか??)

6m丸太は水分を吸って重いし、腐食しているものは交換しなければならないし、なによりも橋脚になる土台の岩が水流で動かされていて橋の高さ・長さの調整に手間取ってしまいました。

ただし!丸太橋が架かったといっても、水平歩道の整備はまだ終わっておらず、小屋の上部は猛烈な藪になっていますし、雲切新道・仙人谷ルートも今週末を過ぎてからの整備になります。(今週末は、宇奈月方面民間山岳救助隊員は白馬線・唐松線の登山道パトロールの予定で全員出動です)

今年の阿曽原はネット環境が調子悪いのもありますが、作業が遅れ気味で毎日目一杯働いていて・・登山道情報にヤキモキされている人もいるかと思いましたが正直ネットの更新まで手が回らずに?申し訳ありませんでした。

参考情報ですが、仙人池ヒュッテは今日ヘリが飛んで入山したそうです。今週末には、池の平小屋にもスタッフが入り、営業休止の仙人温泉もスタッフが入るとか??梅雨が早く開けましたが、準備が済んだわけではありませんので。

熱いもの持ってますか?

2021-07-10

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パッケージも、なかなかです。

昨日の昼前に、信濃大町を過ぎてからランチをどうしよう???

そういえば二十年来の付き合いの「赤沼千史ガイド」(山番組のガイドを何度もしているから見ている方は居るはず)が蕎麦屋を出したとか?って噂を聞いていたのを思い出して。

早々電話したら「店は出していないけど自分で打った蕎麦を冷凍にして通信販売しているんで、近くにいるのなら家に来てくれたら食べてもらえるよ」ってことで御言葉に甘えて!(昔から彼と一緒に飲んで、蕎麦の話になると・・・メチャ熱い男なのです)

茹で上げたものを冷凍にしてある普通の冷凍食品とは違って、「手打ちの生蕎麦」を冷凍にしたものは全然別物! 特に喉越しの良さ・最後に頂いた三温糖?を足した蕎麦湯は濃厚な御汁粉みたいで感動モノでした。

興味のある方は、山岳ガイド赤沼千史のブログ のページから、もうすぐ取り寄せることが出来る様になるはずです。

千史の事を知らない人は買う術がないので、ブログを更新するようにけし掛けておきましたので、もうすぐ連絡先が掲載されるはずです。

ちなみに、二人分300g・ストレート汁付き! ラベルデザインは、今をときめく 後藤郁子氏 とのことです。(詳細はブログ見てください)

なかなか遠出できない昨今ですが、蕎麦を食べてホノボノとした有明の風景と蕎麦に打ち込む熱男に思いをはせて頂けたら???

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