阿曽原温泉小屋

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ピンチはチャンス!!?

2021-07-10

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昨日の富山新聞。偶然?並んで立山(雄山)四ノ越で登山道が一部欠落した記事

昨日は、松本市島々の環境省事務所での会合出席に行って来ました。

途中で白馬村郵便局で山小屋協会の事務手続きするために7時前に自宅を車で出発~安曇野市有明の知り合いのガイドの家で「手打ち蕎麦」を御馳走になってから~会場に向かい14時からの会合が終了したのが16時過ぎ~自宅には20時となってしまいました。

糸魚川市を過ぎた辺りから、次々と「富山新聞読んだぞー」みたいなメールが届き出して・・・先日から省庁への陳情の件で、北日本新聞・読売新聞・KNB北日本放送・BBT富山テレビ・NHK等に立て続けに取り上げてもらっていたのもあってか反響の大きさに驚かされています。

目的は「保全と利用」!

みんなの宝である山の環境を守りながらも、その山でこれから先もズ~ッと楽しませてもらう為には、何をしてゆかなければならないのか?何が出来るのか??歴史・経緯・実情等を踏まえて、見直しや仕組み作りをしてゆかなければならない時期に来ていると考えるから行動しているつもりです?

たまたま巡って来た会長職年に偶然っていうにしては・・腹の立つコロナ禍ですが、その御蔭で問題に真剣に取り組む切っ掛けが出来た!って考える様にすれば前向きになれます。

ひとまず終了。

2021-07-09

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松本市から上京するより、黒部からの方が早いみたいなことを・・。

七日の厚生労働省「大隈政務官」への要望書を提出で、五省庁への陳情はひとまず終了です。(さすがに、もうこれ以上は小屋のオープンに向けて動かないと・・)

直後に東京に緊急事態宣言が出されるとは、運が良いというか?タイミングが良いというか?

しかし要望書を提出するのが目的ではなく、要望して来た事を少しでも実現させてゆくことが大切で、国民共有の財産である山岳環境の「保全と利用」に繋がるはず!って信念を持って??って弁論大会みたいですが・・難しいことではなくオカシイことを改善して行くためには、オカシイことをを見つけて関係する者が一緒に考えて改善してゆきましょう!ってことだと思うのですが。

今までの経緯・歴史・思惑等々があって、なかなかまとまらない話ではあるかもしれませんが・・いま動かないと大目標の「保全と利用」が出来なくなり、みんなが今まで通りに山で遊べなくなる!って危機感が有るからこその陳情と考えています。(なんで、こんなヤヤコシイ時に会長が廻って来たんだ!って思ってもいるし・・全く私らしくないのですが、体が動かなくなって来た分、口を動かすのも山の為になるかと考えて?)

そして声を出すだけで役所に頼る・任せるのではなく、現場を任されている我々が自分達でも動いて周りからの理解を得られる様にしてゆくことが大切なのだと。

今日は松本市で、環境省長野事務所と山小屋関係の会合に向かう予定ですが、省庁巡りの際に出された意見・考え方等を共有して「山」の今後に向けての話して来ねば。

それにしても行く先々の省庁で、本郷林野庁長官・三谷文科省政務官・笹川環境省副大臣・朝日国交省政務官・厚労省大隈政務官(面会順)それぞれお忙しい中で、シッカリ・ざっくばらんに・前向きに話を聞いて頂けてありがたかったです。 

これも調整に当たって頂いた、橋本岳衆議院(父上の橋本龍太郎首相はエベレストのベースキャンプまで何度か行っておられたそうです)秘書の藤村さん 陳情に声を掛けて頂いた、日本山岳ガイド協会理事長 全国山の日協議会事務局長 の御蔭で行ってくる事が出来たことを感謝申し上げます。

記事になってます。

2021-07-07

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大仏と祖母谷のトシが腰を入れて鍬を振るってます。

読売新聞の富山版に、今日から少し連載されそうです。

近所のコンビニには一部づつしか売っていなくて、写真に大きく写されていた大仏も祖母谷のトシも山に入っているので、買って来てそれぞれの奥さんに配達してきました。

登山道の維持管理がシッカリ出来てこその、保護と利用(共生)になるはずですが制度的に行き詰まって来ているのは・・・。

このままでは、近い将来には山を今まで通りに楽しめなくなるかもしれない!

との危機感をコロナ禍を切っ掛けに強く感じております。

山で楽しみたい方、一緒に考えてもらえたら幸いです。

幸せ者???

2021-07-06

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初めての国会議事堂!

今日も霞が関へ、環境省副大臣と国土交通省政務官に面会して要望書を手渡しに行って来ました。

どちらも真剣に話を聞いて頂いて、ありがたかったです。

今日の様子を、NHKの ローカルニュース で取り上げてくれていました。

明日は、午前中に富山市内まで所用がてら警察本部の山岳安全課へ表敬訪問?~午後から上京して夕方17時過ぎから厚生労働省政務官に面会して要望書を手渡しに行きます。

せっかく話を聞いて頂けるのであれば、キッチリ説明しに行くのも?持ち回りだけれども?これも組合長の務め?・・・そんな中で、小屋の仕事を大仏に任せられる私は幸せ者です。

富山では、NHK朝のローカルニュースの6時台7時台でも流すらしいです。

読売新聞の富山ローカル版にも・・・。

※実は!

国土交通省 朝日健太郎政務官(どこかで聴いた名前でしょ)の部屋で懇談中に国会議事堂が窓の外に見えて・・・車で前を通り抜けたことはあったのですが、ジックリ見たこと無いかも??って思い出して。

陳情が終わってから、今回の要望書提出の調整をしていただいた代議士秘書さんに案内されながら国会議事堂前までブラついて来ました。

小学生の遠足?みたいな団体も来ていたりして、コロナ禍とは思えない?ほのぼのとした雰囲気に浸ってきました。(街中に、若いお巡りさんが大勢いたのが印象的でしたけど・・汗)

実は国会議事堂を作る大理石の一部は、隣村の山から切り出された大理石が使われているのです。母校の中学校の玄関には、同じ大理石が飾られていたのですが??(統合されて廃校になったのですが)

一度見ておかねばと思い、拝んでまいりました。

お見舞い申し上げます。

2021-07-05

熱海市の土石流被害、お見舞い申し上げます。

毎年この時期になると各地で被害が発生してしまいますが、今回の災害は住宅を破壊しながら激しく流れ下るリアルな映像が流されて・・人間の無力さを思い知らされました。

現在大雨警報が出されている富山ですが、黒部も繰り返し洪水被害に見舞われて来た歴史があり他人事ではありません。

住民の方々・捜索救助隊・復旧作業員・取材関係者等、現場には大勢の人達が居られるはずです。 これ以上被害が拡大せず、捜索・復旧が順調に進むことをただただ願うばかりです。

営業開始時期について

2021-07-03

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阿曽原谷の鉄砲水(こんなのが来るかもしれない梅雨末期は・・・)

〇営業開始時期について。

7月下旬としかお答えできません!

雲切新道仙人谷下部の丸太橋を架けるには梅雨明け宣言が出てからになります。

今年は梅雨入りが遅れており、梅雨明けがどうなるのやら予想がつきません。この橋は、今まで大雨で二回ほど流されておりますが、一旦流されると資材の丸太の調達が追い付かず補修もままならなくなり結局通行できる期間が短縮されることになりますので、大雨のリスクが少なくなる梅雨明けを待ってからの架橋になります。

丸太橋を架けてから先の登山道の草刈りに向かわねばなりませんので、橋が架かるまでは藪漕ぎと水量が多く冷たい渡渉となりますし、夏の初めの草刈り前は雪渓から夏道に戻るポイントが解り辛いはずで見過ごして雪渓を下った事故が何件もありますので、悪路走破力・読図力等相当の技量・経験と覚悟が必要となります。

※水平歩道の整備については順次進んでいる様ですが、詳細はまだ入っておりませんが正直に言いますと、雲切の整備を終わらせるまでは私自身がイッパイイッパイですので欅平から往復される予定で来られても真面に面倒を見てあげられないのが実情です。

大仏は白馬線・唐松線の整備に遠征中で留守ですし、情けない話ですが宿泊客が見込めない今シーズンは閑散期の夏場はバイトも雇えないのです

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