阿曽原温泉小屋

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困った時は、お互い様!(当たり前の事なんだけど)

2021-01-18

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前回寒波の一晩目で!(更に、この後ずんずんと・・・)

今回の大雪では、除雪が追い付かずに道路で立往生する車が至る所でありました。

亀の子(スタック)・雪壁に激突・道路外へ転落や脱輪等々、今日のローカル新聞の一面で車の修理依頼が殺到して部品の欠品が起きている!とのことでした。

大仏の娘さんが、学校へ登校したけれども電車が動かなくなって休校となってしまい、電車が動かなければ家に帰ることも出来なくなっていたのですが、たまたま用事で黒部にいた私が学校へ迎えに行って帰宅することに。

県道から脇のローカル道路へ入って大仏の家の直前で、除雪車が積み上げていった雪の壁に突っ込んだ軽四が一台!片側車線を塞いで脇で高齢女性が佇んでいるのに出くわしました。

私達の前を走っていた車の女性運転手さんと共に、車載してある除雪用スコップを持って出て雪壁を崩したり・車を押し戻したりしましたが・・・雪壁を歩道側から掘り下げてみると左前輪が歩道縁石を乗り越える辺りで止まっており、車体の下の雪を取り除いたらそのまま縁石を乗り越しそうな・・・乗り越してしまえばレッカーで持ち上げて車道に戻すしかなく車台にダメージも???(現場にいた男性は私だけで、もう一人二人いれば車を持ち上げながら車道に戻せたかも?)

大仏の娘には、車の中に残るか?目の前に有る自宅に帰る様に言ったのですが「一緒に車を押す!」って、吹雪の中傘もささず!もちろん合羽など有ろうはずもなく・・・!吹雪に曝されながらベチャベチャになって対応してくれました。

結局、レッカー業者に連絡しても何時になるか分からず・・・車を買った自動車屋さんに連絡して来てもらうことに手配して、運転していた高齢女性を自宅に送ることにしたのですが「近所だから自力で帰る」と言われたので私達は帰宅したのでした。

昨夜、その高齢女性が「ありがとうございました」ってわざわざ尋ねて来られて・・・この大雪災害の間に、県内でこんな助け合いが沢山あったとYouTubeとラジオで言ってました。(YouTubeで「富山 大雪」でイロイロ出てきます)

「出来る者が出来る事」 山の中でも下界でも一緒ですよね!

それにしても大仏の娘は、良い子に育ってくれて「オジサン」はタダタダ嬉しくて嬉しくて・・・?な出来事でした。

雪は、落ち着きました。

2021-01-17

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飛び立つ「雉」

大雪による路面の凸凹圧雪・路肩に盛り上げられた雪の山等も処理されて、この週末には交通障害もかなり解消されそうです。

今回の降り方は「里雪型」だったのでは?富山市・朝日町等の積雪量に比べてみると、山沿いの積雪量は案外少なかった印象です。(雪の降らない地方の人は、1m以上積もっているのに案外少ないって???と思われるかもしれませんが・・・)

それでも降り方が短時間に集中していたので、黒部奥山では「ホウ雪崩」が発生しているであろうと想像しています。

そんな先の事は、なる様にしかならないので放っているのですが・・・今現在、気になって気になってしょうがないのが家の周りの「雉」!

昨日も、除雪で剥き出しになった草付き路肩に寄って来て草の根?草の種?をツイバンデいました。

雉たちは、冬を乗り切れるのだろうか??? 天敵(イタチ・ネコ)なんかにヤラレないか?? 安易にエサやりして良いのだろうか??? 

見えないものが見えてきます。

2021-01-15

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模様は「水分の通り道」踏み込むと柔らかくて潜ります。

昨日は「雉」がウロウロしているのを見つけた話をしました。

同じことですが二ホンカモシカの生息調査員をしていた時は、積雪期に山に入って「定点観測」(見晴らしのいいポイントから6時間位倍率の高い単眼鏡・双眼鏡で見つけては、行動・個体の特徴などを調べます)をしに行っていました。

積雪期に入るのは、雪が積もってカモシカや足跡が見つけやすくなるからなのですが、夏場で藪が邪魔して見付けることは困難だから。

一面真っ白に成ったおかげで「普段見えないものが見える様に!」

雪が落ち着くと!

2021-01-14

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自宅前の田んぼの模様です。

吹雪いている間は平らな雪面だったのですが、気温が上がって来ると暖かい所が縮んで模様が出来てきます。

先に「雉」の話をしましたが、今日は雄雉2羽+1ツガイの4羽が家の周りの道路をウロウロしていました。(近くに行っても飛んで逃げる体力が無いのか???車道をトコトコと)

どんだけ日本国の国鳥「雉」が棲んでいたのだろうと!(ただの田舎???)

人間でよかった!

2021-01-12

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アーチ?風が作ってくれました。

家の裏の空き地と田んぼは、落差は1ⅿ半位は有るのですが???ほとんど差が無くなって緩やかな雪原になってしまいました。

風雪が強いと、雪面は凹凸を無くすように平らに慣らされて積もってゆきます。

立山の雪の大谷に20mの積雪があるのに、すぐ先の室堂平では大体6m余りの積雪なのは、吹き溜まりの「大谷」と吹きっさらしの「室堂平」だから。

今回の暴風雪で、規模は小さいながら同様なことが家の周りで起きてしまったのです。

右側の雪の倒したアーチ模様は、家の角に吹き付けた風雪が流れた痕跡です。昔からの民家・集落には、防風林として杉・欅・竹等が家の周りに植えられているのが見られるのは生活の知恵?

吹きっさらしの雪原ですが、昨日除雪中に「雄雉」が滑空しているのを目撃しました。

春先になると家の周りでよく姿を見るのですが、厳冬期も家の近くで棲んでいたのだと初めて知りましたが、あの暴風雪を何処で凌いでいたのか?全て雪に埋まってしまったのに何喰っているんだろう?? 雪かきは大変だけど「人間でよかった!」などと改めて思ってしまったのでした。

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