阿曽原温泉小屋

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遅くなれば、危険度が格段に・・・!

2020-10-31

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阿曽原谷が、この程度の増水になるとヤバくなっているはず!

昨晩22時前に到着された3人組がおられて、最終的に58名のキャンプ場利用となりました。

「下の廊下」はコースが長く時間も掛かりますし、この時期は日暮れが早くなって来ており暗くなると歩く速度が落ちてしまい結果として到着が遅くなります。

長い距離を歩き慣れていない方で、黒部ダムを出発してしばらくして足に異常・支障を感じられてもそのまま突っ込んで来られて遅くなる方もおられます。

無理せずに引き返す!ことも頭の片隅におかれますように。

天気予報が・・・!(無理しないで)

11月2日が大雨予報になり、翌日3日は雷雨予報に!

予想天気図を見ると、絵に描いた様な「寒冷前線」が2日に通過して抜けた3日に「冬型気圧配置」になるのは明白です。

1日に阿曽原に入って、翌2日に早くから大雨が降り出せば「沢の増水」「滝くぐり」「丸太桟道が滑りやすくなる」等々危険が増します。

紅葉シーズンは、樹木が冬ごもりの準備で水を吸い上げなくなっておりますので、岩盤が多く急峻な黒部に降った雨はダイレクトに増水するのです。

2日に沈殿したとしても、3日も雷雨予報と大荒れが予想されるのであれば、1日以降の山行計画の中止!も視野に入れていただければと考えます。(小屋が無いので、何ともしてあげられないのです)

そこに、愛はあるんかい???

2020-10-30

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満月が明るくて!

30日午後5時現在、日が暮れて気温は+6℃を切りそうで吐く息が白くなっています。(53人到着)

風が無い分助かっていますが、見上げた稜線は朝から白いままということは・・・。

さすがに金曜日は人の動きがありますが、未だ到着しておられない方もいるみたいで少し心配になってきました。

明日はもっと大勢の方が歩くと予想されますが、日が暮れる前に阿曽原に届かれませんと混雑するキャンプ場でテントを張る場所を探すのも一苦労ですから。

愛と情熱!

今日も大勢の方から、このページへの激励の言葉を頂きましてありがとうございます。

欅平から来られた大人女子から「愛と情熱溢れるブログ・・・」みたいな言葉を頂いたりして、ドギマギするやら 照れ臭いやら 耳が熱くなるやら・・・。

皆様方からの言葉は、以前はプレッシャーにもなっていたのですが元々が肩ひじ張って書いている訳でもないので「喜んでもらえているなら、それでよし」という事で気楽に構えていますので、そんなに大袈裟に捉えられずとも軽く流して頂ければ・・・。(今年は特に暇なので数も増えてます)

これも、黒部を楽しんでいってもらう「お手伝い」ってことで?

早目の行動を!

2020-10-30

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24日(土)には、青々していた小屋前の「イタヤカエデ」がオレンジ色に。

昨日の、キャンプ場利用者は11人。

日暮れが早くなって来て、早目に到着しないと暗くなってからの温泉になってしまします。

先程から雨が降り始めまたので、明日のキャンプ場は少し水が残るかもしれません。

行動は早目に願います!

片手の指で・・・!(実質的には明日の泊まで???)

2020-10-30

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阿曽原谷出合まで降りて来ました。

キャンプ場を管理するのも、今日を含めて片手の指の数で余るまで来ました。

最終予定日の11月2日から天気が崩れ、3日は北アルプスでは吹雪(黒部ダムの標高でも雪?)との予報も出されています。

なので11月1日に入山しても2日は降水確率100%だし、雨の中を2日に阿曽原に来れば3日は荒天の中を行動することになるので入山される方もほとんどおられないのでは???(撤収が心配になってきました)

3日以降は黒部市でも最低気温が一桁まで下がる予報だし、明日の31日(土)が実質的に最終日になるのではないかと思うと・・・なおさら混雑が心配になってきます。

昨日も書きましたが、混雑した場合には譲り合いの配慮をお願いいたします。

※落ち葉が!

ルート全体で、紅葉がかなり散り始めています。

「下の廊下」「水平歩道」共に、落ち葉が道を隠しているので歩行する際に気を遣うはずです。

適当な足の運びは「つまずき」「捻挫」等、トラブルの元になりますので慎重に!(でも、ユックリ歩いていると日暮れが早いので遊び過ぎないように)

冷たい様ですが!

2020-10-29

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昨夜も、コンロが大活躍です。

もう一つ、問い合わせ話しを!

昨日、阿曽原から私達が下山した後のことについての問い合わせがありました。

私達が下山日を決めているのは、日没時間・紅葉の具合・一般登山者の実力・落ち葉での道の隠れ具合・降雪や凍結の具合等々が、遅くなればなるだけ条件が悪くなると4半世紀余りの阿曽原生活の経験で知っているからです。

我々が下山した後に、入山される方は「バリエーションルート」に入ると考えてください!

それなりの「実力を持った人間が入るエリア」だという事を理解していただき、仮に困難に行き当たっても自力で切り抜ける心構えと甲斐性を持って入って来ていただければと考えます。

その時期への質問には答えることは、その時期についても責任を持つことになると考えますので、冷たい様ですが責任を持てないことに答えることはないと考えてください。

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