ありがとうございました。
2018-03-26
24日の、映画「黒部峡谷探検」の上映会は無事終了することが出来ました。
多数の御来場、ありがとうございました。(300人ほどの来場が有ったそうです)
取り急ぎ報告まで。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180326a.html
2018-03-26
24日の、映画「黒部峡谷探検」の上映会は無事終了することが出来ました。
多数の御来場、ありがとうございました。(300人ほどの来場が有ったそうです)
取り急ぎ報告まで。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180326a.html
2018-03-20
飛龍峡
今朝の「朝日新聞富山版」にて、24日の「黒部峡谷探検」上映会の紹介記事が載りました。
当日は、上手に解説が出来るか甚だ心配なのですが、沢山の方に是非とも見て頂きたい映像です。
解説を頑張ってみますので???来場をお待ちしております。
当日は、ホール入口ロビーにて「撮影行程概念図」のコピー(A4用紙一枚)を配布する予定です。(かなり分かり易くなるはずですので是非)
更に、同所で冠松次郎著「山渓記」(自筆サイン入り)の展示を行う予定です。
※なお、当日上映会来場者の方は「セレネ美術館」入場料がは100円割引になるそうです。
21日から、
も開催されます。
ユネスコ本部で展示されていた「黒部川」そのスケールと迫力に圧倒されます!映画と共に観賞していって下さい。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180320a.html
2018-03-15
黒部峡谷鉄道駅前駐車場(セレネ前交差点より撮影)
「黒部峡谷探検」上映会の際の駐車場は、会場の「宇奈月国際会館セレネ」前にある、黒部峡谷鉄道の駐車場が無料開放されます。(正面左奥が駅舎)
写真の駅前エリアだけではなく、上流側にも駐車スペースが有ります。 写真では、そこそこ車が駐車されていますが、当日は会社が休みなので余裕が有るはずです。
車で会場に来られるのであれば、宇奈月温泉街手前のコンビニ奥の三叉路を山側に右折して来られた方がスムーズに「セレネ」の前に出れます。
※参考
「セレネ」には、黒部峡谷を描いた日本画を常設展示してある美術館が併設されております。
せっかく、宇奈月に黒部峡谷の映画を観に来られるのですから、併せて観てゆかれればいかがでしょうか?
故平山郁夫先生が、東京芸術大学の学長をしておられた平成8年9年と二年続けて、黒部峡谷に再度来て頂いて「絵を描いて頂けないか」と、セレネ美術館館長らと芸大学長室へお願いしに伺ったことが有ります。 お忙しいであろうに、予定の面会時間の倍も時間を割いていただき、黒部の近況等をお話ししてきた思い出があります。
田淵俊夫先生には、十字峡のスケッチで黒部に来られた時に阿曽原小屋に泊まって頂き、翌日我々が十字峡までご案内させて頂いたことがあります。 小屋では、近くで採れたキノコをツマミに晩酌の御相手をさせていただいたことがあります。 その時の画も展示されているはずです。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180315a.html
2018-03-09
ゼミナール会場!
新たに、自然保護団体から富山県に意見書が提出されました。
詳細は以下をクリック!(立山黒部ブランド化で検索してもらえれば、他にも見れるはず)
※昨日のテレビニュース1 ※昨日のテレビニュース2 ※以前のテレビニュース
写真は、先月27日に「立山黒部ブランド化」についての私的な討論会?を行った会場(飲み屋)です。
我儘な飲み屋さんで、お客さんが予約を入れた日にのみ営業する店の玄関口です。
せいぜいで十数人の集まりで、(それ以上集まると座敷の床が持ちこたえられるか?)ビールは冷蔵庫の缶ビールを勝手に持ち出して来て飲む気楽な店です。
私が二十歳からですから、人生の2/3近く世話になっている店には、各界から集まるメンバーが年に何回か「ゼミナール」形式で、それぞれの得意分野(地質・気象・古美術鑑定・仏教・演奏等々)で講演・討論を行ってます。(軽く飲みながら?)
十年ほど前ですが、この店での話題が切っ掛けとなって、霞が関の環境大臣室まで陳情書を作成・持参して、大臣に面会に上がるという大それた結果に成った事も!
今回は、私に「立山黒部ブランド化」について話をせよとの事でした。 みなさんに、いろんな意見を出して頂き勉強になりつつ応援も頂き勇気をもらえた会でした。
推進会議で、「立山黒部は、みんなのモノ」と言って利用促進を検討するのであれば、安全対策・環境保全等の「現場の、みんなの声」をもっと聴いてから進めて行ってもらいたいものです。
現場勤務・管理者等関係者は、「無理が有り過ぎる」 と内心考えている人がほとんどですが、意見も聞かれず知らない所で議論が進んで行く事に危機感と無力感が広がっています。(現場で働いている人・知っている人が、表立って声を出し辛い雰囲気が・・・なので、私がイロイロ書いていますが、大勢の方の意見をまとめている訳でもありますので)
先の県予算の中に、立山周辺でロープウエイ設置等の調査費が1080万円付いたようですが、この調査が結果有りき!で終わる事が無い様に切に願うものです。(問題点の洗い出しになってくれれば良いのですが)
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180309a.html
2018-03-02
「黒部の太陽」の台本.。
栄治さんは、映画「黒部の太陽」の制作にも関っておられたそうです。
本編には出演してはいませんが、今で言うプロモーションビデオで立山でスキー滑降をしているシーンで参加しておられるとのこと。
写真は、その当時渡された台本だそうです。これも珍しい物なので、当日「山渓記」と一緒に展示しようかと考えております。
栄治さんに「黒部ダムが出来る以前に、何しに黒部川まで行っていたの」と尋ねたら。一ノ越から御山谷を下りて、黒部川まで岩魚を釣りに行っていたとの事でした。
今回上映する映画の中でも、探検隊一行が野営の際に大岩魚を釣って調理している場面が出てきます。
※小噺
私が現役で馬場島勤務の時、同じく登山指導員として馬場島に詰めておられた栄治さんと自炊して、栄治さんが釣った岩魚をよく食べさせてもらいました。
或る時、熊猟師から仕留め経ての熊肉と熊レバーを差し入れてもらったので、栄治さんと二人で食べた事が有りました。
肉は背肉(ヒレ)で、柔らかいのでストーブの上にアルミホイルをひいて塩コショウを振って素焼きで。 獣臭も無く、熊肉とは思えない柔らかさに箸が進みました。
レバーの方は、レバ刺で食べる事に。
「イズミ、いっぱい食べれよ」 と進られるまま舌鼓を打っていたのですが、栄治さんは何時までも箸を付けずに???
「食べんがけ?」 と尋ねると、 「お前大丈夫か?子熊やから虫はおらんと思うけど・・・虫がおればレバーが動くはずやから・・・大丈夫そうやな、でも俺は食べんわ」って!!!
もし虫がいたら、後の祭りではないか! オチャメな方でもあります。 ちなみに、「熊レバ刺し」は、濃厚だけど食べ易くて! 結局、虫が居ないか一枚ずつ確かめながら一人で全部頂きました。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180302c.html
2018-03-02
冠松次郎の署名と押印付の「山渓記」
1927年制作の記録映画の解説! 8年前に初めて依頼された時に、「いくら、阿曽原で仕事をしているからって・・・自分の親が生まれる前の事なんて・・・」どうしょうと困ってしまいました。
そこで、頼ったのが立山町芦峅寺在住の「佐伯栄治」さんでした。 映画の作られた昭和2年生まれで、間違いなく「立山のレジェンド」の一人です。
1956年の第一次南極観測隊に参加した「立山ガイド五人衆」で、唯一御存命の方です。(NHK「プロジェクトX」にも出演された事も)
ちなみに第一次観測隊には、黒部市からも地形観測員として「鍛冶晃三」さんも参加しておられました。(御親族の話しでは、黒部駅まで大勢で見送りに行ったとの事)
栄治さんは、若い頃から立山黒部の山案内人としてだけではなく、山岳遭難が発生すると当時は貧弱な体制・装備に加え経験不足だった「県警山岳警備隊員」を引っ張って現場を仕切っておられた方です。
私が、警備隊の新人隊員だった時には「剣沢野営管理所長」をしておられて、警備派出所と同じ建屋だったので、朝のラジオ体操・三度の食事・救助のサポート等々、生活を共にしながら随分お世話になりました。
(我々が、剱岳源次郎尾根側壁で救助活動中に遺体収納袋が足りなくなって、栄治さんが歩荷を買って出てくれた事が)
(早月尾根での雪崩遭難で、行方不明者の雪渓埋没地点・見つかる時期を言い当てられて・・・、経験に裏打ちされた「山の勘」に関心させられました)
栄治さんの長男「栄祥」は、若い頃に山岳警備隊員をしていて一緒に苦労した仲です。 歳も近く、今でも一緒に富山に飲みに出れば家に泊めてもらっています。(三日前にも泊めてもらって、栄治さんと朝食して来ました)
更に、大仏は学生時代に栄治さんの元で管理所のバイト(当時の大仏にも伝説が!)をしていて、阿曽原には大恩の有る方なのです。
話しは逸れましたが、栄治さんに映像を見てもらって説明を受けた時に
「これ、冠さんから貰った本やけど、お前にやるわ」
と、頂いたのが 冠松次郎著 「山渓記」 全五巻です。(「なんでも鑑○団」に出せば、それなりの値が付きそうです)
冠さんの署名・押印付の貴重な本で、本の内容と栄治さんの説明で、何とか映画の解説が出来る程度になったのでした。
興味が有る方もおられるかと思いますので、上映会当日に会場で展示してみようかと考えております。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2018/03/n20180302b.html