阿曽原温泉小屋

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危険予知??(当たり前の事なんですが)

2021-09-02

写真

今は近くを通っても臭いは有りません。(効いているのか?)

試しに使ってみた「オオカミ汁」のパッケージは、レトルトカレーみたいな素材の小さなパッケージに密封されています。

ポイント・ポイントの木にぶら下げて、雨が入り込まない様に下縁の角を切り落として仕掛ける仕組み。

10個ほどぶら下げたのですが、それぞれ切り込みを入れると少し「ムハッ!」と臭うのですが耐えられる程度でしたが、1個だけパッケージがパンパンに膨らんでいるのがあって・・パッケージに刺激を与えて破裂でもしようものならば大惨事間違いなし!

(返品するにも面倒だし、捨てるのもモッタイナイ気がするし使う事にしました)

もしもの事を想像しただけで怖くて、最後の最後に恐る恐る慎重にぶら下げてから・・・両腕を伸ばして顔を背けながらハサミでソーッと切り込みを入れた途端「プッシュ」と小さな音がして!思わず仰け反って後ずさったのですが、先に設置したものとは比べ物にならない強烈な異臭に見舞われて!!!しばし悶絶させられましたが、幸いなことに臭いだけで汁が掛からなかったので直ぐに治まりはしましたが、それなりに効果が有りそうな気がしました。

山歩きでも普段の生活でも、なんでも同じことですが「オカシイ?」って思ったら、近寄らず!触れず!蹴とばさず!ですから。(どこかの駅のポスターで見た様な?)

大仏達が入りました。

2021-09-02

写真

「クズ」の花!

天候が回復するのを見越して・・祈って? 大仏達が「下の廊下」の道路整備に黒部ダム側から今日から入って入ってくれました。

この先は正確な整備情報が入って来てくれますが、今年は天候が悪いし読めなくて・・ましてや「コロナ」の感染拡大も気になるところで、「山から帰って、会社へ再出勤する前に自宅待機をさせられそう」「山岳会の取り決めで、しばらく県外の山に行けなくなった」との理由で、仙人池・池の平方面からのキャンセルも次々入って来ております。(下の廊下の予約のキャンセルは、今のところあんまり無いのですが??)

※厄介者だけど、花はそれなりにキレイかも。

写真は、キャンプ場の阿曽原谷側に密生している「クズ」です。下界(里山)にも有るから珍しくもないのですが・・。(二次植生で、人間が構った場所に良く生えると聞いたことがあります)

近年、風呂に向かう道沿い・客室の外側にも進出してきて刈り取るのですが・・なかなか強い草です。

こいつの根は「クズ湯」に使われるのは御存知かと思いますが、近年富山にも進出して来た「イノシシ」の好物でもあるらしく、トロッコ列車の沿線斜面でも穴が掘られているのはそのせいではないかと?(藪の中の落とし穴的な)

写真の様にクズの蔓がクマ笹に絡みつくと厄介で、草刈り機のチップソーを振り回して単独で時々咆えながら密生藪との格闘戦のゴングが鳴らされるのです。

対戦中は周囲に気が回らない事が有るので、草刈りしている私に安易に近づかない様に願います。(「俺に触れると、火傷するぜぃ」って誰か言ってなかったよな~?)

寒くなりました。

2021-09-01

写真

いつの間にか大きくなってました。

登山者が元々少ない時期なのですが、感染拡大と天候不順で例年とは比べ物にならない少なさです。

でも、テント泊予定で来たけれどずぶ濡れになったから素泊まりしてくれた単独男性と暇に任せて話し込んだり、昨日は仙人池から来てくれた3人組に大根の浅漬け作ってあげたら喜んでもらえて、その先は女装趣味??のダムマニア?の常連男性が来てくれて(帰りはコスプレ止めて、まんま男子で帰ってゆきましたけど)、新潟から山小屋番しておられる方をリーダーにテント泊でシコタマ飲みに来た?3人組が来てくれたり、インド人で来日13年目になる准教授が祖母谷から日帰りで来たので黒部の事をイロイロ教えてあげたり等々、なんだかんだとノンビリやってます。

数日前の朝、朝方の冷え込みで外の草が朝露でびしょ濡れになっていて、ススキの穂も開き出し、小屋の下のナラの木のドングリがいつの間にか大きくなっていたり、山ブドウも色づき始めたし、赤トンボは茜色が濃くなって来たし・・・日中は暑いこともありますが、朝晩は寒くなりましたので相応の準備をして入山して来てください。

なぜキャンプ場の予約を受けれないか!(弘法大師様?石器人?)

2021-08-30

写真

草の根元に、広く水が溜まっているのが分るでしょうか?

大雨が続いた後のキャンプ場は、雨が止んでも山からの湧き水が流れ込んで来て低い場所に溜まってしまいます。

徐々に引いてくれるのですが、テントを張っている最中に強く降られようものなら水浸しになってしまう場所も出てきます。溝を掘って即席の流水路?を作ったりしても地面自体が低い場所では効果が有りません。

露天風呂に下る道まで溝を掘って逃がすのですが、そこまで至るまでに広い範囲で水が溜まってしまうので、水の溜った地面に鉄製の「大バール」を何度も突き刺して穴を深くして小石・砂利の層まで届くと水が吸い込まれてゆきます。

大体の場所は40Cmほどの深さまで突き立てたら抜けてくれるのですが、この日は範囲が広いので5ヶ所の穴を掘るのに「道具を使う事を覚えた石器人」のごとく、がむしゃらに重い「大バール」を地面に突き立てて水抜きを頑張りました。(悲しいことに、そのうちに埋まってしまうのですが)

弘法大師様が杖を突き立てた場所で、霊水が湧いたとの言い伝えが富山にはあるのですが・・こちらは突き立てて水を抜くことに苦労しているのでした。大仏が以前に始めた方法なのですが山の中で生きてゆくことは、時には「石器人」にならないといけないという事なのです?

こんなキャンプ場なので、雨が降れば不公平になってしまうので、今のところ区画を仕切っての予約制には出来ないと考えているのです。(今年も週末は激混みになるのではないかと予想されます!)

登山道情報(「下の廊下」9月18日からは無理かも)

2021-08-29

18日からの連休は「下の廊下」の通行は無理かも!

例年通り、来週から本格的に・黒部ダム方向・仙人谷ダム方向の両方向から整備に入る予定です。

ヘリコプターからの情報では、核心部の残雪量は少ないのですが、丸太桟道・丸太ハシゴ等は軒並み雪崩で壊されており、ヘリコプターからは確認できないけれど桟道の損壊状況からすれば手摺り番線もかなりダメージを受けていると想像できます。

この先、雨が降らずに整備の休止日が無かったとしても「取り合えず歩ける」程度までの整備までは進まないだろうと予想されます。

18日以降「下の廊下」を歩く計画の方々の予約を頂いておりますが、予約を頂いた時点で伝えていたとは思うのですが「無理」という事になれば計画変更も視野に入れなければなりませんので早目に御知らせ致した次第です。

無理は絶対にしないでください。「黒部に怪我無し!」一昨年は5名の転落死亡事故が発生したことを忘れてはいけません!

なお「下の廊下」の状況は、随時このページでお伝えしますが、これ以上の事は無いと考えてください!「何時から歩けるか?」「何とかならないか?」的な、小屋への電話での問い合わせは厳に御容赦ください!

※数日間、更新が出来ず申し訳ありませんでした。

今日からなんとかネットに繋げることが出来る様になりましたが、画像を載せるまでには至っておりません。

実は大仏から早目にキャンプ場を広く刈り込んで、イタドリとかの太い強い茎を根元から切っておかないと、混雑して縁にテントを張る人が切り株?がテントに突き刺さったりするのでは?って言われて、雨上がりの猛暑の中でキャンプ場の草刈り・水抜きやらでヘロヘロになっていたのですが・・・。

大仏達も、宇奈月の僧ヶ岳~駒ヶ岳で草刈り頑張っているのだから、私だけ楽する訳にもゆかないのですが・・少ないながらも宿泊のお客様のお世話を早朝からしないといけないし、やっぱり「猫の手」バイトでもいいから来てほしいのですが、これだけ利用者が少ないと余裕がなくて。(今まで安易に「猫の手」を使って、かなりガッカリさせられたのを忘れたのか?バイト噺を書き始めると!!!)

7月に霞が関に陳情に行って、お願いした事の想定以上の状態になりつつありますが・・来月下旬からは「ドナドナ」お姉さんが来てくれるはずだし、「下の廊下」の整備が終われば大仏が帰って来るし、もう少し頑張らねば!

登山道情報(仙人谷方面)

2021-08-29

仙人温泉下の仙人谷を渡るポイントの雪渓は、雲切新道側が状態が悪くなって来ています。(8月22日の画像の場所

雪渓から登山道に直接取り付こうとすると危険ですので、しばらくの間は下流側に迂回するなりして「涸れ沢」「藪」に取り付いてから登山道に登り返すことになります。

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