阿曽原温泉小屋

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ダイエット週間?(丸太橋を架けてきました)

2022-07-15

写真

枝が広がった流木で、橋脚に引っ掛かっていては橋が架かりません。

一昨日・昨日で、大仏と二人で仙人谷下部の三連丸太橋を掛けてきました。

左岸側の橋脚岩が水流で動かされて高さが低くなっていて丸太を組んで一段高くする手間が掛かりました。

中間橋脚岩には、流木が引っ掛かっていて取り除かないと架橋の邪魔になるし大雨で増水して流木が押されると丸太橋を壊しかねないので大仏が小さなノコギリでバラバラにして撤去してからの架橋になりました。(岩に丸い金属のアンカーが見えるでしょうか?丸太の切れ端を番線で縛り付けて橋の受けを作ります)

丸太は6mの長さがあり、乾燥重量でもそこそこあるのですが大仏ならば孫悟空の如意棒のごとくクルクル廻しながら(少し盛ってます)捌くのですが・・・冬季間の保管場所が岩穴なので湿気を含んでやたらと重いし・・藻や泥に塗れていてゴム引きの作業用手袋で掴んでもヌルヌル滑って力が入らず、やっと対岸に渡したと思ったら途中で折れて使い物ならなくなったり・・・初日は夕方遅くまで頑張ってヘロヘロで阿曽原に帰りました。 (ちなみに、丸太橋の補強のために並べた丸太を何か所も番線で締め付けるのですが、跨って座る形でズ~ッと作業します。帰ってズボンを洗濯したら、洗濯機を二回洗いしても水がドロ色で・・・濯ぎも二回することになりました)

速攻缶ビールをプシュ―って空けたら、二人共動く気にならず風呂にもゆかず洗面所の水で髪の毛を洗い着替えただけで肉を焼き始めて八時には爆睡してました。

昨日は、大仏は橋の手摺りの支柱を立てて手すりロープを張ってリ滑り止めに桟木を打ち付けたりの補強作業を、私は仙人ダムサイトの道の草刈りをそれぞれ手分けして仕事しました。

二人で橋の補強に向かおうかとも思ったのですが、午後から数日間は雨予報だったので出来るうちに頑張っておこうと考えて、私は草刈りに向かったのですが・・今年は「マイマイ蛾」の幼虫の毛虫が多くて草刈りしていると飛び散る草に付いているし上から降って来るしで服や首に巻いたタオルやザックを見ると毛虫が遠慮なしにモゾモゾ動いているしで・・・もうすでに成虫になり始めていて、数は少なくなっているみたいですが苦労させられてます。

今週は雨予報が続くし水平歩道の整備が終わりそうにないとの情報なので、一旦下山して20日の荷揚げの準備やら溜まった郵便物の整理やら予約の整理やらあるのですが、二日留守にしていたら23件に着信が・・腕と腰がパンパンに張っていてしばらくFAXをプリントアウトする気になりませんのですこしお待ちください。

予約状況!(しばらく予約対応は出来ません)

2022-07-12

写真

キャンプ場には、雪崩で運ばれてきた倒木・石等が散らばっているので片付けねば。

※予約不可日

10月1日 3日 4日 7日 8日 9日 10日 13日 14日 15日 16日 17日 19日 21日 22日 23日 29日

※ソロソロダメな日

10月2日

となりました。

明日以降、丸太橋架け・雲切新道、キャンプ場、露天風呂までの草刈り・荷揚げの買い出し・食料等の貨車積み・荷下ろしして小屋までの歩荷・水平歩道の確認等々、しばらくは大変忙しくなり正直FAX予約に対応するどころではなくなるはずです。

夏場の御予約は、直近にて連絡いただければ対応出来ますし、二ヶ月以上先の秋シーズンの予約で週末は殆ど埋まってしまいましたので、慌てて予約を入れられなくてもそれほど影響はないかと思うのですが・・・。

二か月先の予約よりも、目前に迫った宿泊客の為に態勢を整えることを優先させてもらいます。 FAXには、丁寧に「忙しいところ申し訳ありません」と書き添えられているものが多いので心苦しいのですが、予約確認作業はしばらく後回しになるかと思いますので了承願います。

準備が遅い!私の予約はどうなるの?と思われる方もおられるかもしれませんが、元々忙しい時期なのに今年はFAX予約体制をとってしまいてんてこ舞いしている中で、次々と入って来る要望・依頼に対応するために毎日イッパイイッパイなのです。

※何度も書きますが、留守電対応は致しておりません!心配な方は、小屋の営業体制が整ってから小屋に直接連絡ください!

水平歩道の整備は・・・!

2022-07-12

写真

阿曽原谷支谷に向かう桟道はへし折られて。

水平歩道の整備は、もうしばらくかかりそうです!

写真は、一昨日現在の阿曽原谷支谷(キャンプ場横)の様子ですが、谷に降りる桟道は雪の重みでへし折られて・手摺り番線も千切られ・谷へのルートは不安定なスノーブロックで塞がれ・谷に架かる丸太橋は本谷支谷とも未だ架けられていません。

作業に掛かれるほどブロックが融けてくれれば数日で作業は終わるのですが、今週は明後日から天気回りが悪く作業に掛かれないと思われます。

なによりも阿曽原谷の残雪量を見る限りは、折尾谷本谷と左岸側の枯れ沢に残る残雪量を推察すると迂回するにもザイルを張って雪渓をカッティングしながらの危険な通過になるだろうし、草刈りが済んでいなければ足元も見え辛く・・・。

という事で、海の日を利用しての一般登山者の通行は無理ではないかと思われます。19日に小屋泊の御予約がありましたが、先に電話で薄々と伝えてありますが、テント場利用の登山者には伝えようがないのでこのページでお知らせいたします。

雲切新道の、仙人谷の丸太橋は明日だけ天気が良いので大仏と二人で頑張ってこようかと考えていますが、週末の雨が強い予報ならば丸太橋が流出してしまうかもしれませんので週明けにずれ込むかもしれません。

※昨日は、法事の準備で仏様をお寺にお迎えに行って法事を済ませてから御送りして、午後から依頼された作業の打ち合わせを二件こなしてからFAX予約の整理が40件余りをこなしたら夜になって一杯飲んで寝て・・・今日は他では出来ない「歩荷作業」の、下見に飛騨市まで行く予定が有るし、明日から阿曽原に入ることになるしで(貧乏暇なし?)・・・新規FAXの予約確認の電話を早朝から掛けてしまい申し訳ありませんでした。

読めません!

2022-07-11

昨日帰ったら、40件余りのFAXが届いていましたが・・・日付と人数だけが判別できるのですが、どこの誰だか分らないものが届いていました。(そもそも10月22日は既に受けれませんでしたが)

御確認願います!

※予約不可日

10月1日 3日 7日 8日 9日 10日 14日 15日 16日 19日 21日 22日 23日 29日

※そろそろ無理な日

10月4日 17日 

となっております。

※現地での受付開始は7月21日から!

7月21日以降私が小屋に常駐する予定ですので、(0765-62-1148)に御電話下さい!

自宅での留守電対応はしておりませんので、要件がある方は21日以降小屋に電話してください。(日中は留守のことがあります)

   

こいつ!

2022-07-10

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ミズナラの葉っぱが・・・。

こんな硬めな葉っぱも食べてます。

だんだん大きくなって来て、中には葉っぱに包まって羽化する準備に入っているやつも。

見上げてみると、標高1,200ⅿ余りの高さまでやられている木が見られます。

比べ物になりませんが・・・。

2022-07-10

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露天風呂横の楓の葉は、食べ尽くされて棒だけに!(赤くなる前の赤トンボ)

先のニュースとは比べ物になりませんが、悲しい事件をもう一つ。

今年は、アルペンルートの立山駅周辺で「マイマイ蛾」の幼虫(毛虫)が大発生していると先月ローカル新聞に載っていました。

黒部峡谷でも、5月に入った頃から毛虫が目立ちだして心配していたのですが・・・先月末、小屋横の楓・ミズナラの葉っぱがずいぶん食べられ始めたとみていたのですが、一週間留守にして帰ってみたら青々と濃い緑の山腹であったのに??マダラに薄く赤茶けた樹木が目立ち・・・草刈りに行った露天風呂までの楓の葉っぱが食べ尽くされて棒だけになっていました。(ミズナラ・ススキの葉っぱも食べてますが、楓が特に好きみたいです)

阿曽原谷の両岸は、雪崩が走る斜面なので楓が多く生えていて秋になればキレイな紅葉を見せてくれていましたが・・・他にも紅葉する樹種は有るので紅葉はするでしょうが、今年は楓の紅葉(赤・ダイダイ)は期待できません。

数年前にも、マイマイ蛾の幼虫が多く発生したことがありましたが、山腹の色がマダラになるほどの大発生ではありませんでした。

ちなみに、葉が食べられても樹木は枯れませんでしたが、飛騨地方の名物の「朴葉味噌」の朴葉が虫に喰われて穴開きとなってしまい打撃を受けたとニュースがあった様な???

もうすぐ、羽化して毛虫は居なくなるはずなので樹林帯を歩いても毛虫に刺される心配はなくなるので登山には影響はないと思うのですが・・・。

阿曽原は、秋の紅葉シーズンを楽しみに来られる方が多くおられるので先にお伝えしておこうかとおもい写真を載せました。

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