阿曽原温泉小屋

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チョッピリ照れ臭いのです。

2022-04-22

写真

ターミナル横からの「剱岳」

15日のオープニング以来、受付をしていると「阿曽原の??」って登山者から声を掛けて頂くことが多くて。

馴染みのアルペンルート従業員・山小屋従業員から「久し振り~」 登山者からは「昨年泊まりました」「阿曽原行ったことないけどHP読んでまーす」みたいなのが多いのですが、中には30数年前に山奥の滝を案内して頂いた80歳の方にも顔を合わせたりと、大した事していないんだけれど・・笑顔で声を掛けて頂けると照れ臭いというか嬉しいというか・・・。

写真は20日の「剱岳」ですが、スッキリと見えてカッコ良かったです。

回復!

2022-04-22

写真

室堂から富山平野方面の雲海

昨日の夕方からミゾレ交じりの小雨が降り出して、今朝も10時前まではガスが立ち込め視界200mほどで小雨が降っていました。

しかし急に陽射しが出始めたと思ったら・・見る見る青空が広がり雲がドンドン低くなって「雲海」を見ることが出来ました。

雨上がりで空気が澄んで陽射しが眩しくて・・・ ヤッパリ山は良いです!

ヤッパリ多いのですが・・・。

2022-04-21

写真

「雪の大谷」はヤッパリ壁が高いです。

昨日から室堂に入りました。「山松会」にメンバーの希望者を晴天の「雪の大谷」へ案内して来ましたが、ヤッパリ雪壁の高さは高かったです。

更に、室堂ターミナルの屋上周りの残雪量の多さに驚かさせられました。

なのですが・・立山~剣御前までの挑戦は非常に雪が少なく見えました。

一の越山荘の主人の話では、一の越から雄山の稜線では二の越付近にバンド上に残雪が残り下りは硬いと怖いそうですが・・それ以外は登山道通りに歩けるみたいです。

剣御前小屋の周りも例年に比べ少ないみたいで、室堂から見ても小屋がスッキリ見えています。

(毎年秋に阿曽原に助っ人に来てくれる剣御前小屋従業員のTちゃんが元気に入山してゆきました)

「山雪型」「風の向き」「先週の高温」等々の影響なのでしょうが、この時期40年余り通っていても分からない事ばかりです。

取り合えず、飲んで来ることになりそうです。

2022-04-19

写真

「エイのレバ刺し」美味かった~!(痛風一直線??)

今日は、「山松会」メンバーとして東京開催されていた「夏山相談会」「山小屋サミット」等に長年参加して来たのですが、主催して頂いていた企業の都合・事務局の負担増等に加えコロナ禍が重なりイベント自体開催の見通しがつかなくなったことから「山松会」は一旦解散することになりました。

年末の寄合で「このまま消滅してしまうのは悲しい」という事になり、御別れの集い的な飲み会を現会長である薬師岳「太郎平小屋」が経営するスキー場ロッジで行うことになっています。

六十年以上続いた「山松会」ですが、私は平成八年から参加させていただき毎年五月に東京へ通ってイベントに参加させていただきました。

全国の各山域から集まるメンバーとの懇親会は楽しく、ただし盃を交わすだけでなく全国的に組織が作られていない山小屋業界なので情報交換は参考になったし、更には「山松会」を通じて話しをまとめて当時の環境大臣に陳情書を提出しに霞が関に行って大臣室に入れて頂き直接手渡してきたことも「山松会」があったからこそ実現できたものと考えております。

(山小屋繋がりではあるけれどもバラバラな集まりで、見方によっては「烏合の衆」みたいな・・)

今夜は楽しく飲んで、明日はアルペンルートの「雪の大谷」へ行ったことの無いメンバーがソコソコいるみたいなので一緒に同行してプライベートガイドして、明後日からは室堂ターミナルで「入山指導」勤務で立山センターに泊まり込んで毎夜飲んで来ることになりそうです・・・。

普通なのです。

2022-04-18

写真

写真を撮ろうとすると、奴は斜面を少し登って見下してました?

都会に住んでおられる方々からすれば、驚かれるかもしれませんが・・・。

暖かくなって来たからなのか、野生動物を目にする機会が増えてきました。

写真の「ニホンカモシカ」は宇奈月温泉手前の道路脇で普通に新芽を食べていて、そのまま進んで集合場所の宇奈月ダム トチの森トンネルを抜けると「ニホンザル」が20匹余りで普通に群れていました。

先日の早朝出勤では、山沿いの道路脇から「イタチ」「テン」が普通に飛び出してくるし、車を走らせていると耕作放棄地・民家脇の空き地等には「キジ」のツガイが普通にエサを突いています。(以前NHKの撮影の手伝いをした時に、スタッフが「この前キジの映像を撮るのに苦労したのに、こんなに家の近くに普通にいるなんて」って言ってました)

奥山になりますが、黒薙温泉では最初に点検に入った時に「二ホンシカ」の雄(大きな角が)転落死しているのが発見されていたそうです。(「イノシシ」と共に、近年富山県内に進出して来ているのですが、ジビエとしての利用も手間が掛かるし・・食害等で正直あんまり歓迎されていないのですが)

明後日から室堂勤務になりますが、冬毛から夏毛に衣替えを始める「雷鳥」を今年も普通に見ることが出来るだろうか??

全国条件が違うし、普段真剣に考えていないかもしれないけれど・・・人間を含めて生き物が普通に生きてゆける場所って大切かも??

キャンプ場情報!

2022-04-17

写真

正面奥に「鍬崎山」 左端に「弥陀ヶ原ホテル」と広がる弥陀ヶ原の溶岩台地

雷鳥沢野営管理所情報(キャンプ場)

昨日の午後に、雪の中から重機で管理棟が掘り返されてトイレも水場を掘り出したそうで使用できるようになったそうです。

今年は大雪で水場を掘り返すのに苦労していたそうですが、業者さんが頑張ってくれたみたいです。

昨日は入山者が悪天候の中を、始発から大勢来ていたので心配していたのですが、水は新雪が積もったので融かして使えばよいのですが、トイレだけは・・・GW中に相当数の利用者が見込まれるキャンプ場ですので一安心です。

来週からは、室堂勤務にあがりますが・・・ちなみに立山駅勤務だと、自宅を午前4時過ぎに出なければならず毎日眠くて、でもラジオから「オールナイトニッポン」のテーマソングが流れて来て懐かしくて・・・中学生の頃に夢中で聴いていたよな~なんて。

来週から室堂勤務になれば、絹ちゃんのところ(立山センター)に泊めてもらって余裕で仕事が出来るはずなのですが、逆に夜が長くて・・・ツイツイ進んでしまい?違った意味で大変なのですが???

考えて見れば・・この時期は前の仕事の頃から数えると?ほぼ毎年40年余り室堂や剣沢に昇ってきて・・イッパイ飲んで来たよなーーーなんてことを考えてしまうのは歳のせい?(私がぺーぺーの新人だった頃から「絹ちゃん」は、ある意味「主」だったのでした)

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