パッと見だけでは!
2021-03-05
昨日は、トロッコ列車の宇奈月駅の向かいにある「セレネ美術館」の会議室で理事会に出席してきました。
山腹も駐車場周りにも沢山の雪が残っていて、天気が良いのですが吹き抜ける風が冷たかったです。
今冬は、雪の降り方や気温差が激しくて・・・平らな場所での積雪量の変化だけ見て「例年並み」って簡単に言えない様な気がします。
半月前に欅平の奥鐘橋の除雪作業直前に、まとまった降雪があったのですが除雪期間中に気温がグングンあがり下界では20℃オーバーになったことがありました。
その日は橋の上で作業していたら、あっちこっちで雪崩が発生していた様です。(動画を送ってもらいましたが、このページには載せられませんでした)
斜面の積雪は時間が来れば雪崩出すのですが、一気に積もった後に急激な気温上昇だったので、斜面に張り付いていた残雪が融ける暇がない状態で雪崩出してしまえば雪の量が多くなり雪崩ルートの樹木・施設を破壊する確率も高くなり停止した場所に溜まるデブリ量も多くなってしまうのではないかと予想しているのですが???
数日前のニュース映像で、「越後湯沢」で雪崩の研修会をしている先の山腹で本物の雪崩が発生しているのが流されていました。その時のコメントで「残雪がそれなりに残っているのに、気温が高いから樹木の周りに出来る穴が大きくなってしまい残雪が不安定」とのことでした。
どんな世界にも、パッと見だけでは解らない事があるのです。
この記事の URL : http://azohara.niikawa.com/news/2021/03/n20210305a.html