阿曽原温泉小屋

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とにかく「暑い」

2020-08-28

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南風に流される雲の切れ間に、送電線越しの「五竜岳」

先日から頑張っている仕事は、黒四発電所 から伸びる送電線の各鉄塔までの巡視路の改修工事です。

下の廊下を歩いたことのある方は、S字峡下流対岸のトンネルから伸びる送電線を見たことがあるはずです。黒四発電所は、雪崩被害を避ける・景観保持のために山をくり抜いた地中に作られているのですが、電気を送るには途中に鉄塔を立てて送電線で送るしかありません。

水量が豊富で河川勾配が急等の理由で水力発電事業には有利な黒部川ですが、その急峻な地形から鉄塔を立てる場所も険しく、点検・維持管理には難儀させられるエリアで通う事だけでも大変なのです。(平地ならトラック・クレーン車を横付けして出来る作業も・・・)

その巡視路の、階段・ハシゴ等を整備するのが今回のミッション!

以前、鉄塔が「ホウ雪崩」で傾く被害を受けたことがあった時には、実際に鉄塔まで行ってみて微妙に傾く鉄塔の異変に気が付いたて、次の雪が来る前に急遽建て直しをしたことも。(その時も、お手伝いしました)

電気が無いと世の中が回らないのは皆さん解っておられるはずですが、見えない所で点検・管理されていればこそ! 世の為人の為の「熱い仕事」と思って頑張っているのですが、とにかく暑過ぎて心が折れそうな自分が・・・。

合宿二日目は。

2020-08-27

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コンパネの上に並べられて・・・。(ビール会社のCMに使ってくれないかな?)

阿曽原合宿生活二日目の夕餉は、「天気良いし風が気持ちいいから」という事で外で始まりました。

小屋の鉄骨柱が寝かされている上にコンパネを置いて、周りに椅子?みたいなものを各自用意して囲んでバーベキュー状態です。

賄いに来てくれている 「ごまちゃん」 が作ってくれた、「手羽元の甘酢煮込み」「手羽中のスパイシー焼き」「ジャガイモグラタンアンチョビのせ」「厚切りチャーシュー炙り」「冷奴のオクラ・トマトのせ」「カニカマ・キャベツ・キュウリサラダ」「極厚一夜干しスルメイカ」「シシャモ」「手作り醤油漬け」等など次から次へと!(疲れて・腹減って、でも飲みたい野郎達にピッタリのメニュー、ごまちゃん最高!)

昨日は、相変わらず日中暑くて「オロロ」の襲来に悩まされて・・・ベタベタ!ヘロヘロ!目いっぱい働いて来てから風呂上りの宴は楽しく盛り上がり、地酒「千代鶴」が空になり。(前夜は「林」が空になってました)

どちらも大仏が持参して来ましたが、暑い夏に大汗をかいた後でも美味しく飲める日本酒!っていうか、美味しく飲めてしまう我々は「日本国のオトーチャン」化しつつあるのか???

私は付き合いきれずに途中でバタンキューしましたけど、真っ暗になっても宴は続いていたみたいです。

楽しく呑んで騒いだのだから?今日も頑張らねば!

※追伸!

以前このページで「ごまちゃん」を紹介した後に、このページを見て食事に訪れてくださったお客様がおられたと聞かされ恐縮しております。

本当に、ありがとうございました! 

明日からは、新たな任務が!

2020-08-24

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雲切滝どころか、本流にも水が少なくて。

朝一の 黒部川仙人谷出合 から上流雲切滝方面を見ても、滝の水はチョロチョロ・・・本流も黒部ダムの観光放水が、まだ届いていない時間だとしても水量が少ないのは枝沢からの流れ込みが少ないからです。(こんなショボイ黒部川記憶にないかも?)

川床の石に藻が付いているのは、水流が弱いのと水温が関係しているのでは?(一度暴れると藻は洗い流されるのですが)

明日からは、もう一つの降って湧いた仕事に向かわねばなりません!

暑いの苦手なんですが、本業が出来なくなって困っている時に巡って来たチャンス!

チャンスは目の前にぶら下っていても、掴まないとなんにもならないんだから!

明日から頑張ってきまーす・・・。

雨が降りません・・・。

2020-08-24

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涸れ涸れの阿曽原谷!

水量が減って水温が上がって来た話を書きましたが、「祖母谷川も4・5日ほど前から目に見えて各沢の水量が減って来た。」と小屋の女将さんが言っていました。

今年は標高の低いエリアは積雪量が少なく、標高の高いエリアは春先にはそれなりに有ったのですが融けるのが早くて・・・。

阿曽原の小屋・キャンプ場の水場は、まだまだ冷たい水が沢山あるのですが、これだけ晴天と猛暑が続くと心配になってきます。

昨年の土石流

と比べてもらうと、渇水が分かってもらえるかと。

まな板の上の「オロロ」

2020-08-23

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山オロロ!

体長1㎝余り!頭の周りをグルグルと、うるさく飛び廻ってスキを見せると噛み付きます。

山オロロは、せいぜいで4.5匹位しか来ませんが、川オロロは大群でたかりに来ることも。

この時期、山オロロは登山者に付いて来て受付の周りで飛び回ることもあります。

写真は、昨日夕飯の準備中に叩き落して気絶している奴を写しました。光の具合で、目が緑色に見えます。

耐性???

2020-08-22

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丸太橋上部の釜は水量が少なくて(以前は、岩魚が黒く群れていたのですが・・・)

毎年、仙人谷に丸太橋を掛けています。夏場の暑さの中での作業になるのですが、川の流れの真上で冷たい急流の飛沫で身体が冷やされて午後から日陰になると寒いくらいなのですが・・・。

今年は猛暑続きで水量が少なく水温も高く、更には流れの中に去年まで沈んで小さな滝を作って水飛沫を作っていた巨木が流されて無くなっていてスムーズに水が流れていて・・・。

作業していても暑くて暑くて、前日までの草刈りで消耗している身体には答えます。水分補給して水で頭を濡らしても・・・正しく「焼け石に水」状態です。

オマケに「オロロ」の襲撃に遭いウットオシくて、黒薙では主に黒い「川オロロ」が主力だったのですが、山深い仙人谷では黄色い「山オロロ」も加わって攻撃して来ます。

それほど痒みもなく腫れもしないのですが、噛まれると「チクッ」と痛くて!どうしても反応してしまいます。(ちなみに大仏は、度重なる攻撃に耐性が出来て?刺されても腫れることが無くなったみたいです)

※参考

来週からは、小屋に人間が残ることも増えますが・・・この暑さの中でテントを担いで向かってくるのは???標高の低い阿曽原は、もう少し涼しくならなければ楽しめないかと思いますけど!

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