阿曽原温泉小屋

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潤滑脂!

2020-10-09

写真

野菜の下には・・・!(目に見えるモノが全てではありません)

今シーズンは、今までのところ男ばかりの阿曽原なのですが・・・スタッフが少なく、なかなか調理に割ける時間が無いので、焼肉コンロが大活躍してきましたが急に寒くなってきたので鍋にすることに。

キムチホルモン鍋を作りましたが、具材の「シマ腸」がプルプル・ギラギラだったので脂タップリ鍋になってしまい、野菜を結構入れたつもりでしたが?食べている最中は口の周りがツルツルに、少し冷めると口の中は脂がまとわり付いてしまい・・・〆はヌルヌル雑炊に。(昨日から勤務の「脂大好き」I隊員は、喜びを爆発させてました)

もう一品は、アッサリと生ハラミ肉を焼いて焼肉のたれ付けて!(歯応え最高!)

更に、豚トロ肉をタマネギ・ピーマン少々と別のフライパンで焼いて・・・これまた脂満点料理に。

ギラギラの潤滑脂?を、赤ワインで洗い流しながらの宴は話しも弾み?男達だけの阿曽原の夜は更けてゆくのでした。

それもこれも、皆さんが事故なく阿曽原まで来てくれているからなのです。

あらためまして、ありがとうございます!

「高熱隧道」掘削当時!

2020-10-09

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右下辺りが、現在のキャンプ場水場・トイレに

欅平駅構内の展示物の一部ですが、「高熱隧道」掘削当時の阿曽原になります。(雪崩被害前)

現在の小屋は、中央左寄り「阿曽原工事現場」の印字の「原」の文字上に横に三つ並んだ暗い穴みたいなのが見えるのが現在の小屋の基礎になります。

写真では分かりませんが、小屋で乾燥室として使われているトンネルは、当時の鍛冶屋だったそうです。

現在は藪で隠れていますが、藪漕ぎしてみると至る所に整地され石垣が積まれた平地が隠れているのを見つけることが出来ます。

立ち昇る白い煙(湯気)は、高熱隧道の熱気を逃がす煙突?の役割をしている斜坑になります。(現在は隧道内の温度が下がり湯気は出ていませんが、露天風呂の湯元トンネルからは今も出ているので高熱隧道だと間違える人も)

左側二つの斜坑は、登山道を欅平に向かい水平道に出る手前の最高点付近から今でも暗い穴が開いているのを見ることが出来ます。(高熱隧道内に棲み付いているコウモリの出入口になっているのでは?)

写真右側中段の煙が少しだけ見えるのは、斜坑ですが現在は藪の中でコンクリートで塞がれています。

戦前で資材も道具も現在とは比べ物にならない時代に、こんな山奥に驚くほど多くの建物が建っていた「大規模飯場」だったのかが分かります。

この後「泡雪崩」の大災害に遭いながらも強行して作られた「仙人谷ダム」ですが、黒部の凄さ・人間の凄さを解っていただけるのでは?

書き出すと限がないので・・・阿曽原に来られる方は、是非とも「小説 高熱隧道」(吉村昭著)を読んでから来られますとさらに価値ある山行になるのは間違いなしです。 (数年前に増版されたってことを耳にしましたが・・・?)

雪が降って来たと・・・。

2020-10-08

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御前小屋前は!

先程、劒御前小屋の従業員から雪が降り始めたって連絡が入りました。

言われてみれば、10月8日は1989年に発生した真砂岳での 大量遭難 の日だから、雪が積もっても不思議はないのですが・・・。

阿曽原も寒く強い風が吹いているなか、昨日から悪天候で沈殿している方や雨の中歩いてきた方もポツポツとおられます。

この冷え込みで、紅葉が進むのだろうか???

速報!(劔沢二股の吊り橋)

2020-10-08

劒沢二股 の吊り橋は11日に撤去と先日お知らせしましたが、今しがた警備隊の方から連絡が入って予定が早まり明日(9日)に業者によって撤去されることになったそうです。

取り急ぎ!

一長一短!

2020-10-07

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肉と紅ショウガの割合が・・・、食事というよりは???

昨日は、12人のキャンプ場利用者でした。

このページを見てきている人が多いみたいで、御釣りが出ないような配慮をして頂きありがとうございます。

昨日は、初めて阿曽原に来られた方が多かったのですが、なんか通じている様で嬉しくなります。

札幌から来られた御夫婦! 八方尾根を深夜に出発して、唐松岳経由で来られた男性!等々、雨上がりで青空がキレイで気持ちよかったみたいです。

御蔭さまで、警備隊員が出動するような事案もなく夜な夜な男達の宴が・・・?(最近の若い衆は、そんなに飲めない?飲まない? 仕方ないので、私と大仏が・・・)

次の週末は、台風の影響が心配なので入山者も少なくなるのでは???

玄関代わりの?ブルーシート製のターフ(宴会場?)、撤収しなければ・・・と心配しております。

写真は先日若手隊員が来た時に作った焼きそばですが、見てほしいのは「大量の紅ショウガ」ではなく大きな中華鍋です。

チタン製で軽く、シーズン中は炒め物はもちろん大量に調理して作り置きする「キンピラゴボウ」「ひじき煮」なんかを作る時にも重宝しています。

ただし熱の廻りや油の乗りは???やっぱり重いけど「鉄製」の使い古した中華鍋には敵わないのでチャーハン等には向いていないかも?

なんにでも「一長一短」状況・現場に合わせて、良い仕事するために判断するのは幹部・リーダーの仕事ですよね!

その為に怠ってはならないものって???

やっぱり!

2020-10-06

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雨上がりの青空は、気持ちがいいです。

さっき風呂掃除してきたら、やっぱり激熱で・・・!

夜の間に湯元のトンネル内の温度と湯温が上がっていまい、更に水のパイプが外されていたので、熱くて湯船に浸かるどころではありませんでした。

写真は清掃後のもので、左側の黒パイプは水が出ています。

これで奥の温泉パイプの辺りは熱めで、手前の水パイプの付近は温めになるはずです。(かき混ぜれば若干熱めのはず・・・)

まだトンネル内の温度が安定していないかも知れませんので、温度調節は入られるお客さんの好みでパイプを外すなりしていただければ!(ただし上がられる時には、元に戻しておいてください)

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