阿曽原温泉小屋

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黒部は生きてます!

2024-12-16

写真

「香箱カニ」(カニ刺しも有ったのですが、すぐにかぶり付いて写真撮れませんでした)

人間は百年前から圧倒的なパワーを持つ黒部峡谷に、災害・被害に繰り返し遭いながらも汗を流し・知恵を絞って立ち向かったおかげで、電源開発~観光地&治山・砂防事業に入ってきました。

黒部川が出来上がってから何万年?もの長い時間を掛けて今が有りますが、両岸を観察すると・・・太古の昔はズ~ッと高い場所を流れていた地形・痕跡を確認することが出来ます。(宇奈月スキー場舟見地区等々の高台の緩斜地は黒部川が流れていたらしい)

「黒部川扇状地」は、上流部の膨大な崩壊土砂がV字峡を流れ下りながら渓谷を削り流れ下った土砂で形作られたのです。(北陸新幹線「黒部宇奈月温泉駅」はド真ん中です)

先日NHKで放送された

 「中部ネイチャーシリーズ」 前編:生きている大峡谷 黒部  後編:黒部 “日本一”の大峡谷を行く

の中でも紹介されていましたが、前編で「パンダ石」の大石が下流部の扇状地で転がっているのが映され、後編で白竜峡でパンダ模様の岩壁を見つけるシーンがありました。

土砂が山奥から運ばれてきた証拠になりますが、何を言いたいかというと「黒部は生きている!」ってことです。

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