阿曽原温泉小屋

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慎重な行動を!

2023-11-01

本日、下の廊下を黒部ダムから阿曽原に向かって歩行中 「大ヘツリ」 付近で転落されてしまいいました。

手摺り番線を掴み損ねて、バランスを崩して登山道から転落したようです。

富山県消防防災ヘリコプター「とやま」で救助され、黒部市民病院へ搬送され「右膝骨折」の疑いとのことです。

慎重な行動を重ねてお願い致します。

ペース配分を!

2023-11-01

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今朝の阿曽原

昨日も、真っ暗になってから黒部ダムから阿曽原に届かれる登山者が二人、欅平駅の終電車に間に合わない登山者が二人それぞれおられました。

紅葉がキレイ過ぎて写真を沢山撮っていたら遅くなった方々と、一昨日遅くなって警備隊員に迎えに出てもらって昨日は早朝から出発されたグループの方々でした。

先にも書きましたが、日没が早くなって来ていますが、暗くなってから歩くには危険過ぎる道ですし長時間行動は消耗してしまい注意力も散漫になってしまうはずです。

紅葉と晴天で遊びたい気持ちは分かるのですが、少しのミスが命取りになるコースですので「体調管理」「ペース配分」等に配意しながら歩かれますようにお願いいたします。

※久し振りの方々も

毎日「下の廊下」を歩くのを楽しみにして来られた方々の笑顔を頂いておりますが、昨日も今回始めて(九州からのレディースとか)・今年二回目(地元TV局の若い衆・昔お世話になった方の知り合いだった人)・今回が四回目(初山小屋が阿曽原のペア)等々多くの方が泊まりに来られました。

懐かしかったのは、コロナ前には毎年の様に顔を出してくれていた中津川のM姉さんに続いてKさんが息子と自作の「蜂の子・イナゴの佃煮」持ってシッカリした足取りで受付に来られて懐かしい笑顔を見せてくれました。

M姐さんは「これが最後!」って言われるのですが、同行者に言わせれば「絶対また来るはず?」ってことで、Kさんは朝食後に朝風呂入ってから帰るって。

年齢を重ねている方でも、こうしてシッカリした方もおられるのですが・・・。

日暮れが早くなりました。

2023-10-31

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小屋の周りは真っ盛り!

日に日に日暮れが早くなって来ています。

昨日も夕方小屋に電話が入って、「予約してある○○ですが、さっきS字峡を過ぎましたが遅くなってしまいます」とのことでした。(携帯エリア拡大のおかげです)

真っ暗になっても届かないため、山岳警備隊員が様子を見に行ってくれて「東谷出合い吊り橋」の先で合流して小屋まで付き添って来てくれて一件落着でしたが、遅いペースで自分だけ歩いていたら・・・小屋に着いたとしても21時は過ぎていたのではないかと?

本日をもって、山岳警備隊員の常駐体制が終了いたします!

今シーズンは紅葉が遅く、今週末も好天が期待できそうでキャンプの方々が大勢歩かれるのではないかと思われますが・・・事故の無い様に慎重かつ早目の行動をお願い致します。

混雑警報!

2023-10-30

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小屋から露天風呂までは、これからが本番!

黒部峡谷鉄道からの連絡が入りました!

11月3日・4日・5日は、トロッコ列車が大混雑するそうです。

必ず11時半までに欅平駅に着いて、宇奈月行きの列車予約を取ってほしいとのことです。

※昨夜八時前

立山室堂警察から「阿曽原から歩いて来たという外国人グループが、今黒部ダムに来ているそうで、そんな外国人グループはいたのか?」との照会電話が入りました。

なんでそんなに時間が掛かったのか??? とりあえずアルペンルートのトンネル内でビバークさせたようですが・・・。

同じく欅平に向かった17人グループも、阿曽原のキャンプ場で「太極拳?」のポーズとって写真撮り合っていたりして・・出発したのが8時を過ぎていました。

早立ちは「山歩きの基本」だと思うのですが・・・遅くなれば消耗するし暗くなれば危険度が増すし・・・他の人に迷惑かけるとか思いが及ばない??

半月ほど前にも大事には至っておりませんが、外国人グループの遭難騒ぎで・・山岳警備隊に夜間に迎えに来てもらい、深夜一時に山小屋に到着した事案もあったと聞きます。

ヤレヤレが尽きません。

本年の御予約は終了いたしました。

2023-10-29

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この先、露天風呂から河原までが盛りに。

本年の宿泊予約は終了いたしました。

申し訳ありませんが空きが出ても再募集の予定はありませんので、問い合わせ電話も御容赦ください。

ありがとうございました。

一気に紅葉が進んで、キャンプ場のレベルが盛りです。

この先は、露天風呂から川床までがキレイになるでしょう!

週末は最後まで雨!

2023-10-29

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イイ感じに。

10月に入ってから全ての週末は雨降りでした。

阿曽原に入って31年目になりますが、ここまで週末だけ降られたことは記憶にありません。

特に小屋の予約が取れずに、やむなくテント場利用で計画しておられた方は残念な思いをされているだろうと・・・。

こちらも週末毎に、キャンプ場が溢れる事態に対応すべく腕まくりしていたのですが・・拍子抜けでした。(もうすぐ営業終わるのに、残った大量のビールはどうする???)

昨日も小屋泊・キャンプ場利用者は当然ながら激減でしたが、欅平駅からは「アジア系の外国人グループが向かって行った」との連絡が入っていたのでしたが、雨の中を薄暗くなってから8人のチャイナ系の名前の方が代表で受付に無事届かれて一安心したのですが・・・。

真っ暗になって少し強くなった雨の中を、黒部ダム方向からも同じくアジア系の若い人達が次々と小屋に届いて・・・総勢17名で代表の方はベトナム系?の名前の方でしたが、先に届いた7名の外国人グループと阿曽原で落ち合う予定みたいなことを話しておられました。

雨の中テントを張りに向かったのですが、30分ほどして外国人男性1人が小屋に来て

「みんなで鍋を作りたいのだけど、シートを貸してくれないか」(ターフの様に使う積り?)

って来たのですが・・・。

キャンプの人は自力で一晩頑張るのが基本だと思うし、箸を忘れた・テントポールが折れた・ガスが切れた等々の小さなトラブルには手を差し伸べて来ましたが、大人数で使うシートを貸してくれと言われても・・・そもそもシートを貸しても、暗い中で張り込むための支柱もないし固定する細引き紐も必要だろうし・・・可哀そうだけど依頼を断りました。

今年のゴールデンウイークに「立山雷鳥沢キャンプ場」で荒天でテントを放棄して野営管理所の部屋に上がり込んで布団を出して寝ていた外国人がいたことを紹介しました。

もちろん、ルールに沿って山小屋・キャンプ場を利用してくれる外国人もちゃんとおられるのですが・・・。

日本の山を楽しんでもらえるサポートはどれだけでもしますが、そもそも「山に入る」ってことについて当たり前のルールというか「日本の登山文化」みたいなものを解ってもらえる様にしてゆかないと混乱は何時までも続くのではないかと。

ちなみに、昨日のテント場利用者34人中25人が外国の人達でした。(晴れてれば五倍位は来ていたのでは?)

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